菅浩江
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Template:文学 菅 浩江(すが ひろえ、1963年4月21日 - )は日本のSF作家。京都府京都市生まれ。女性。菅原道真の血を引いていると自称している(平安時代の人物である菅公の子孫ないし宗族自体は非常に多いはずであるから、子孫であることは事実かも知れないが、嫡流か傍流かすら不明である)。 追手門学院大学中退。
電子オルガン講師の資格を持ち、ガイナックスのPC用ゲーム『電脳学園』『サイレントメビウス』の作曲を担当するなど、多芸な面も見せている。
日本SF作家クラブ会員。日本推理作家協会会員。本格ミステリ作家クラブ会員。宇宙作家クラブ会員。
略歴
- 1980年 - 京都府立桂高等学校在学中に第4回日本SFショー開催に参画。当時の事務局長が岡田斗司夫で、この時に岡田及びゼネラルプロダクツとの繋がりが生まれる。
- 1981年 - 当時所属し、日本SFショーにも協力していた(上述第4回限りで手を引いた)同人誌「星群」に発表した短編『ブルー・フライト』が、矢野徹の推薦によって「SF宝石」(光文社刊)1981年4月号に転載されデビュー。『ブルー・フライト』はその後、短編集『雨の檻』に収録された。
- 1989年 -第1長編『ゆらぎの森のシエラ』(ソノラマ文庫)を発表。
- 1992年 -『メルサスの少年』で第23回星雲賞日本長編部門受賞。
- 1993年 - 短編『そばかすのフィギュア』で第24回星雲賞日本短編部門受賞。
- 2001年 -『永遠の森 博物館惑星』で第54回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞。
作品リスト
- ゆらぎの森のシエラ
- 〈柊の僧兵〉記
- 歌の降る星(センチメンタル・センシティブ・シリーズ)
- うたかたの楽園(センチメンタル・センシティブ・シリーズ)
- 鷺娘-京の闇舞-
- メルサスの少年
- オルディコスの三使徒 (3部作)
- 妖魔の爪
- 紅蓮の絆
- 巨神の春
- 雨の檻
- 暁のビザンティラ(上・下)
- 氷結の魂(上・下)
- 不屈の女神 ゲッツェンディーナー
- アンパン的革命
- 鬼女の都
- 末枯れの花守り
- 永遠の森 博物館惑星
- 夜陰譚
- アイ・アム
- 五人姉妹
- 歌の翼に ピアノ教室は謎だらけ
- プレシャス・ライアー
- おまかせハウスの人々
- プリズムの瞳
外部リンク
- 電脳版PLEIADES (公式サイト)en:Hiroe Suga