富士見書房

出典: Wikipedio


Template:独自研究 Template:出典の明記 富士見書房(ふじみしょぼう)は、ライトノベル小説をはじめ、漫画などを出版する角川グループホールディングス系列の出版社である。

目次

概要

元々は角川書店の子会社として設立された。東京都千代田区にある角川書店の用地にオフィスを構えてスタートしたが、そこの住居表示が富士見である事が社名の由来。

1991年に角川書店に合併され角川書店富士見事業部となったが、2005年10月1日より合併以前と同じ独立会社となっている。ただし販売機能は変わらず角川書店にあり、後述の漫画雑誌から出される単行本は富士見書房発行、発売は2006年までは角川書店、2007年以降は角川グループパブリッシング(KGP)名義となっており、営業部門も独自には持たずKGPに委託しているが、広告上では富士見のみでKGPの名前は表記していない。しかし、2008年から『角川コミックスドラゴンJr.(ジュニア)(月刊ドラゴンエイジ等に連載されている作品の単行本)』のカバー裏では、「発行 富士見書房(実質的の発行元は角川書店) 販売元 角川グループパブリッシング」と表記される様になり、今後は『富士見ファンタジア文庫』等も同様な表記に変更されていくと思われる。

かつては官能小説時代小説 など時勢に応じて売れるといわれた本の出版を得意とし、国文学系に強くどちらかと言えばお硬いイメージの出版社であった角川書店系列の中にあって際物を中心に取り扱う出版社として知られていた<ref name="kyokasho" />。平成期に入って以降はファンタジア文庫を中心とするライトノベル関係の書籍などとそのメディアミックス展開、関連商品が売り上げの中心となっている。また、1986年俳句雑誌『俳句研究』を買収し2007年まで刊行していた経緯から(一度休刊後、現在は角川・エス・エス・コミュニケーションズより刊行)、俳句関係の書籍も発行している。2007年には映画『口裂け女』のノベライズや『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』などの一般向け単行本の発売など、一般層にアピールした書籍の発売の強化を始めた。

また、平成期以降に発展したジュブナイルポルノという分野については、昭和末期に富士見書房が刊行していた『富士見美少女文庫』がジャンル自体の端著を開いたと言われている<ref name=kyokasho>『教科書が教えない富士見書房の歴史』</ref>が、現在、富士見書房としてはこのジャンルには展開していない。

なお、富士美出版とは何の関係もない<ref>庄司卓完全攻略本 リーダーズルーム Q&A 0006</ref>。

文庫レーベル

以下のレーベルは2006年現在、ほとんどの出版物が絶版となっている。

一般書籍

ライトノベル雑誌

漫画雑誌

俳句雑誌

脚注

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外部リンク

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