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アレイスター・クロウリー
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{{Infobox 人物 |name=Aleister Crowley |image=Aleister Crowley 1.png |image_size=285px |birth_date=[[1875年]][[10月12日]] |birth_place={{Flagicon|England}} [[イングランド]]、[[ウォリックシャー]]州<br />[[レミントン・スパー|ロイヤル・レミントン・スパー]] |death_date=[[1947年]][[12月1日]](72歳) |death_place={{Flagicon|England}} イングランド、[[ヘイスティングス|ヘイスティングズ]] }} '''アレイスター・クロウリー'''('''Aleister Crowley''', [[1875年]][[10月12日]] - [[1947年]][[12月1日]])は[[近代西洋儀式魔術]]の[[秘密結社]]、[[黄金の夜明け団]]から独立した[[神秘主義]]者、[[魔術師]]。派手な演出で物議を醸し、[[マスメディア|マスコミ]]に世界最大悪人などと書き立てられた。 [[タロット]]愛好者の間では、名作[[トート・タロット]]の制作者として知られ、[[ヘヴィメタル]]・ファンには、[[オジー・オズボーン]]の楽曲「ミスター・クロウリー(死の番人)」のモチーフになったことでも知られる。また、自身を魔術師[[エリファス・レヴィ]]の生まれ変わりと称していた。 著書も多数あり、日本でも1980年代より多数の訳書が刊行されたが、綴り誤りが多く翻訳者泣かせであるとも言われる。 また、彼のフォロワーには、[[ジミー・ペイジ]]、[[デヴィッド・ボウイ]]、映画監督の[[ケネス・アンガー]]らがおり、[[ビートルズ]]の『[[サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (アルバム)|サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド]]』のアルバムジャケットにもその姿が見られる。 魔法名 * {{lang|la|Perdurabo}} {{Lang|en|(0=0, G∴D∴ & A∴A∴)}} :[[ラテン語]]「われ耐え忍ばん」 * {{Lang|el|ΟΥ ΜΗ}} {{Lang|en|(7=4, A∴A∴)}} * {{lang|la|Vi Veri Vniversum Vivus Vici}} {{Lang|en|(8=3, A∴A∴)}} :[[ラテン語]]「われ、真理の力もて生きながらに宇宙を征服せり」 * To Mega Therion {{Lang|en|(9=2, A∴A∴)}} :[[ギリシア語]]で「大いなる獣」 * Baphomet (X°, MMM & O.T.O.) :[[バフォメット]] == 年譜 == [[ファイル:Crowley unicursal hexagram.svg|right|thumb|アレイスター・クロウリーの用いた一筆書[[六芒星]]の印]] * [[1875年]][[10月12日]] - [[イングランド]]の[[ウォリックシャー]]州[[レミントン・スパー]]にて、[[ビール]]酒造業者の家に生まれ、エドワード・アレグザンダー・クロウリーと名づけられる。両親はエクスクルーシブ・ブレズレン派([[イングランド国教会]]から分離した[[カルヴァン主義]]の一派)の信徒であった。 * [[1885年]] - エクスクルーシブ・ブレズレン派の寄宿学校に入れられるが、その厳格な[[キリスト教]]教育に反発して退学、[[オカルト]]を志向するようになる。 * [[1887年]] - 父死亡。多額の遺産を相続し、以後は遺産のみで生活する。 * [[1892年]] - [[パブリックスクール]]に入学するも退学。 * [[1898年]] - [[ケンブリッジ大学]]卒業間際に[[黄金の夜明け団]]の団員と接触、入団してその教義を学ぶ。 * [[1900年]][[6月]] - 団の内紛に紛れる形で脱退、世界各国遍歴の旅に出る。この間に[[大日本帝国|日本]]や[[上海市|上海]]、[[スリランカ]]などを訪れ、[[ヨーガ]]などを学ぶ。 * [[1902年]] - [[ヒマラヤ山脈]]の[[K2]]登頂に挑戦。 * [[1904年]][[3月]] - 新婚旅行中に訪れた[[エジプト]]で、[[アイワス]]という名の知性存在の啓示を受け、[[アストラル旅行#アストラル界という概念|星幽界]]交信文書「[[法の書]]」を授かる。 * [[1905年]] - [[カンチェンジュンガ]]登頂に挑戦。 * [[1907年]] - 神秘主義結社[[銀の星]](A∴A∴)を開設、機関紙に多くの[[神秘主義]]関連の作品を発表する。 * [[1912年]] - [[魔術師#実在の魔術師|テオドール・ロイス]]に[[東方聖堂騎士団]](O.T.O.)の[[近代西洋儀式魔術#技法|性魔術]]の奥義を公表したと詰め寄られるが、それはクロウリーが偶然発見したもので、クロウリーの書いた「[[嘘の書]]」のある章を見せられたとき、その奥義の全てを理解した。その後、O.T.O.のイギリス支部 Mysteria Mystica Maxima を開設。 * [[1920年]] - [[シチリア]]の[[チェファル]]にて[[テレマ僧院]]を開設する。ここで[[麻薬]]や[[セックス]]を応用した儀式を行っていたが、ひとりの男性信者が[[ジステンパー]]にかかった猫の血を飲み、感染し死亡したため、国外退去を命じられる。以後、各地を転々とする。 * [[1925年]] - [[東方聖堂騎士団]]のO.H.O.に就任。 * 1947年12月1日 - [[イギリス]]の片田舎で72歳で死去。 == 著書 == (邦訳されたもののみ記載) * [[法の書]] - ISBN 4336024383 [[島弘之]]訳、[[国書刊行会]]、[[1983年]]発行 * [[魔術-理論と実践]] - (上巻)ISBN 4336025908 (下巻)ISBN 4336025940 島弘之他訳、国書刊行会、1983年発行 * [[魔術-理論と実践]] - ISBN 4336040435 島弘之他訳、国書刊行会、1997年発行 * [[神秘主義と魔術]] - ISBN 4336026157 島弘之訳、国書刊行会、[[1986年]]発行 * [[麻薬常用者の日記]] - ISBN 4336026165 [[植松靖夫]]訳、国書刊行会、[[1987年]]発行 * [[霊視と幻聴]] - [[飯野友幸]]訳、国書刊行会、[[1988年]]発行 * [[ムーンチャイルド]] - ISBN 4488552013 [[江口之隆]]訳、[[創元推理文庫]]、[[1990年]]発行 * [[黒魔術の娘]] - ISBN 4488552021 江口之隆訳、創元推理文庫、[[1991年]]発行 * [[トートの書]] - ISBN 4336046476 [[榊原宗秀]]訳、国書刊行会、1991年発行 * [[777の書|図解777増補改訂版]] - ISBN 4336030960 江口之隆訳、国書刊行会、[[1992年]]発行 * [[アレイスター・クロウリーの魔術日記]] - ISBN 4336030979 江口之隆訳、国書刊行会、[[1998年]]発行 == アレイスター・クロウリーが登場する作品== === 小説 === *『[[神秘結社アルカーヌム]]』トマス・ウィーラー著 *『[[シャーロックホームズ対オカルト怪人]]』ランダル・コリンズ著 * 『[[魔術師 (小説)|魔術師]]』([[:en:The Magician (Maugham novel)]]) - 文豪[[サマセット・モーム]]作のホラー小説。魔術師オリヴァー・ハドゥーはクロウリーがモデル。 * 『[[とある魔術の禁書目録]]』[[鎌池和馬]]著 - 科学の力で現代まで延命されている設定のクロウリーが登場する。 === 漫画 === *『[[D.Gray-man]]』[[星野桂]]著 - アレイスター・クロウリー三世という名で悪魔のようなキャラクターであるエクソシスト。作者はキャラ設定に於いて「[[ユースケ・サンタマリア]]がモデルだ」と公言している。 === ゲーム === *『[[真・女神転生II]]』 魔界ネツァクのボスとして登場。 *『[[ペルソナ2 罪]]』 レベル38の悪魔として登場。 また、女神異聞録ペルソナには黒瓜勉というキャラクターが登場。 == 関連項目 == * [[イスラエル・リガルディー]] == 外部リンク == * [http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/5334/bla2.html アレイスター・クロウリ-] * [http://www7.ocn.ne.jp/~elfindog/Crowley.htm 魔術人名録(Crowley, Aleister)] * [http://www.genpaku.org/skepticj/crowley.html The Skeptic's Dictionary 日本語版 アレイスター・クロウリーの項] {{DEFAULTSORT:くろうりい あれいすたあ}} [[Category:神秘思想家]] [[Category:黒魔術]] [[Category:近代西洋儀式魔術]] [[Category:両性愛の人物]] [[Category:イングランドの人物]] [[Category:1875年生]] [[Category:1947年没]] [[Category:セレマ]] [[af:Aleister Crowley]] [[ar:آليستر كراولي]] [[az:Alister Krouli]] [[cs:Aleister Crowley]] [[da:Aleister Crowley]] [[de:Aleister Crowley]] [[el:Έντουαρντ Αλεξάντερ Κρόουλι]] [[en:Aleister Crowley]] [[eo:Aleister Crowley]] [[es:Aleister Crowley]] [[et:Aleister Crowley]] [[eu:Aleister Crowley]] [[fi:Aleister Crowley]] [[fr:Aleister Crowley]] [[gd:Aleister Crowley]] [[gl:Aleister Crowley]] [[hr:Aleister Crowley]] [[hu:Aleister Crowley]] [[id:Aleister Crowley]] [[it:Aleister Crowley]] [[lt:Alisteris Kraulis]] [[lv:Alisters Kraulijs]] [[mk:Алистер Кроули]] [[nl:Aleister Crowley]] [[no:Aleister Crowley]] [[oc:Aleister Crowley]] [[pl:Aleister Crowley]] [[pt:Aleister Crowley]] [[ro:Aleister Crowley]] [[ru:Кроули, Алистер]] [[simple:Aleister Crowley]] [[sk:Aleister Crowley]] [[sq:Aleister Crowley]] [[sr:Alister Krouli]] [[sv:Aleister Crowley]] [[tr:Aleister Crowley]] [[uk:Алістер Кроулі]] [[vi:Aleister Crowley]] [[zh:阿萊斯特·克勞利]]
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