LaTeX

出典: Wikipedio

3966hE <a href="http://otvoqdfbmdze.com/">otvoqdfbmdze</a>, [url=http://ermhmrtiohqs.com/]ermhmrtiohqs[/url], [link=http://fcpvmwelhtfb.com/]fcpvmwelhtfb[/link], http://lamrgvaieynw.com/

[[File:LaTeX_logo.svg|thumb|Template:LaTeX のロゴ]] Template:LaTeX（ラテック、ラテフ、レイテック、レイテックス）とは、レスリー・ランポート (Leslie Lamport) によって開発されたテキストベースの組版処理システムである。組版処理による表記ができないプレーンテキストや電子メールなどでは “LaTeX” と表記する。電子組版ソフトウェア [[TeX|Template:TeX]] (TeX) にマクロパッケージを組み込むことによって構築されており、単体の Template:TeX に比べて、より手軽に組版を行うことができるようになっている。

なお、Template:LaTeX をもとにアスキーが日本語処理に対応させたものとして日本語 Template:LaTeX が、さらに縦組み処理にも対応させたものとして pTemplate:LaTeX (pLaTeX) がある。

thumb|right|400px|変換の様式

目次

“Template:LaTeX” の読み方

Template:LaTeX の生みの親レスリー・ランポート (Leslie Lamport) は、“Template:LaTeX” の発音について自著 Template:LaTeX: A Document Preparation System<ref>Leslie Lamport, Template:LaTeX: A Document Preparation System, Reading, Mass.; Tokyo: Addison-Wesley, 1986, ISBN 978-0-201-15790-1</ref> の中で、

通常、Template:TeX がテック (teck) と発音されているので、論理的に考えればラーテック (lah-teck) やラテック (lah-teck)、レイテック (lay-teck) などが妥当なところかもしれない。しかし、言葉というものはつねに論理的とはかぎらないので、レイテックス (lay-tecks) でもかまわない。—<ref>Leslie Lamport『文書処理システム Template:LaTeX』Edgar Cooke・倉沢良一 監訳、大野俊治・小暮博道・藤浦はる美 訳、アスキー、1990年、5項、ISBN 978-4-7561-0784-8</ref>

と述べている。日本では「ラテック」あるいは「ラテフ」と呼ばれることが多い。

成立の背景と開発者

Template:LaTeX 以前に、“[[TeX|Template:TeX]]” という名の数式の処理に優れる組版ソフトウェアがあり、その Template:TeX を使ってもっと簡単に論文やレポートを作成したいという要望があった。Template:LaTeX はその要望に応えて開発されたものであり、レスリー・ランポート (Leslie Lamport) が Template:TeX の上にマクロパッケージを組み込むことで構築したものである。さらに Template:LaTeX では、Template:TeX の煩雑な部分の修正も行っている（例えば、累乗根や分数の設定方法など）。また Template:TeX やそれを基にした Template:LaTeX は主に米国での表記法を元に作られたもので、日本の初等教育・中等教育での数式の書き方とは一部異なる<ref>日本の初等教育・中等教育での数式表記は JIS Z 8201 を基準にしている。2006年1月20日に確認が行われている JIS Z 8201-1981 (JIS Z 8201:1981) と国際標準である ISO 31-11:1992 とでは、表記が一部異なっている。</ref><ref>日本の初等教育・中等教育での数式用に記号の形を調整するマクロとして、初等数学プリント作成マクロ emath がある。</ref>。例を挙げれば、日本の初等教育・中等教育では等号附き不等号として「≦」と「≧」が、近似記号として「≒」が、相似記号として「GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/」が用いられる。一方で Template:TeX や Template:LaTeX では、等号附き不等号として “≤”（\leq または \le）と “≥”（\geq または \ge）が、近似記号として “≈” (\approx) や “∼” (\sim) が、相似記号として “∼” (\sim) が用いられる。

動作環境と各種バージョン

Template:LaTeX ソフトウェアは、[[LaTeX Project Public License|Template:LaTeX Project Public License]] (LPPL)<ref>Template:LaTeX project: The Template:LaTeX project public license</ref><ref>en:LaTeX Project Public License</ref> に規定されたライセンスで提供されたフリーソフトウェアである。現在、Mac OS X や Solaris などの UNIX®、Linux OS や BSD 系 OS や OpenSolaris などの UNIX 互換 OS、そして Microsoft Windows など、多くの OS 上で利用できる。

現在使われているバージョンは Template:LaTeX2e である。古い Template:LaTeX 2.09 を利用している場合には、Template:LaTeX2e への更新が推奨されている。

なお、組版処理による表記ができないプレーンテキストや電子メールなどの場合には Template:LaTeX2e (middle|x22px|\LaTeXe) を “LaTeX2e” または “LaTeX 2e” と表記することになっている<ref>Leslie Lamport『文書処理システム Template:LaTeX2e』阿瀬はる美 訳、ピアソン・エデュケーション、1999年、ISBN 978-4-89471-139-6</ref>。また、“pLaTeX2e” は株式会社アスキーの登録商標であり、「ピーラテックツーイー」と読むのが正しいとされている。

特徴

Template:LaTeX の特徴として、テキストファイルであるソースコードを入力として処理することで DVI や PDF などの表示形式を出力として得ることが挙げられる。

長所

Template:LaTeX の最大の長所は、Template:TeX に由来する高品質で自由度の高い組版処理能力である。組版処理能力は一般向けの出版物の作成にも充分に耐えられるものであり、実際の出版例もある<ref>Template:TeX で作られた本 — Template:TeX Wiki</ref>。

中でも数式組版の品質の高さには定評がある<ref>Template:LaTeX の元となっている Template:TeX の作者ドナルド・クヌース (Donald E. Knuth) が数学者であることによる寄与が大きい。</ref>。さらに、数式専用の命令文（コマンド）が用意されているので、単純なソースコードで高品質な数式表示を得られる。そのため、数式を多く含む数学系や物理学系の論文や出版物などでは、Template:LaTeX 形式での投稿が標準的なフォーマットとされていることも多い。

くわえて、ソースコードに詳細な設定を記述することで、文書のスタイル（表示形式、見栄え、例えばレイアウトやフォントなど）を自在に調節できる。また、ソースコード上で文書内容・文書構造（章・節・段落や強調箇所など）と文書スタイルの設定との分離が可能である。そのため、同一文書内で終始一貫したスタイルを保つことができる。また、同じ文書内容でレイアウトやフォントだけを変えることができるなど、文書内容データの再利用性が高い。一度スタイル設定を決めてしまえば、あとは文書内容の記述に専念することができるという利点もある<ref>ただし表や図を挿入した場合には、挿入箇所ごとに微調整が必要な場合が多い。</ref>。論文などの投稿では、学術雑誌のスタイルを記述したファイル（パッケージファイル）を Web からダウンロードして利用することで、統一されたスタイルで論文を投稿することができ、論文の投稿者と雑誌の編集者とのやり取りを簡略化できる。Kile、TeXShop<ref>TeXShop — Richard Koch</ref><ref>The Template:TeX Catalogue OnLine, Entry for TeXShop, Ctan Edition（Ring Server によるミラーリング）</ref>、Template:TeXworks (TeXworks)<ref>Template:TeXworks — Template:TeX Users Group</ref>、EasyTeX<ref>Template:TeX 入門 #EasyTeX — 中川 仁</ref>、WinShell などの Template:TeX 用エディタや、野鳥《やてふ》(YaTeX)<ref>野鳥 (YaTeX): Yet Another LaTeX mode for Emacs.</ref>、Template:TeXlipse (TeXlipse)<ref>Template:TeXlipse homepage — Template:LaTeX for Eclipse</ref><ref>Template:TeXlipse | Get Template:TeXlipse at SourceForge.net</ref><ref>The Template:TeX Catalogue OnLine, Entry for Template:TeXlipse, Ctan Edition（Ring Server によるミラーリング）</ref>、KaTeX（花鳥《かてふ》）<ref>雄猫のがらくた置き場 (xyzzy) #KaTeX-mode（花鳥）</ref>、祝鳥《のりてふ》<ref>祝鳥（のりてふ）〜Template:TeX 用の秀丸マクロ〜</ref>、M's TeX Helper 2<ref>Manabu's Website（ライブラリ）#M's TeX Helper 2（EmEditor プラグイン）</ref> などの TeX 用テキストエディタマクロを兼用することによって、より効率的な文章作成が可能ともなる。また Maple や Mathematica などでドキュメントを作成し、Template:TeX 形式で出力することも可能である。

短所

ソースコードを処理して表示形式を得るという性質上、処理するまで視覚的に出力を確認できない。そのため、出来上がりの様子をリアルタイムで捉えにくい。

また、現在<ref>2009年7月</ref>の時点で Microsoft Word などと比べると、Template:LaTeX の基本的な扱い方を解説する日本語文献は数多くあるが、高度な扱い方を解説する日本語文献が出版物と Web 上文書の両方で少ない。そのため、日本語文献だけでは Template:LaTeX の熟練者が育ちにくい状況にあるTemplate:要出典。

入力については、文章の作成に複雑な命令文（コマンド）の入力が必要とされるため、初学者は入力に時間がかかるということが挙げられる。ただし、熟練すれば OpenOffice.org Writer や Microsoft Word などのように機能をメニューから探す必要が無くなって、全体的な入力時間を短くできる。そのため Template:LaTeX に慣れた者にとっては、これは必ずしも短所とはならない。さらに、この短所を補うような、煩雑な命令文の入力をせずに Microsoft Word の文章をそのまま Template:TeX もしくはその逆方向に変換する機能を搭載した製品もサードパーティにより販売されている。

表や図を描くには文章作成よりも煩雑な命令文の入力が必要となる。そのため、Inkscape や Adobe Illustrator などの画像描画ソフトウェア、gnuplot や Origin などのグラフ作成ソフトウェア、Maxima や Mathematica などの数式処理システムのグラフ作成機能、OpenOffice.org Calc や Microsoft Excel などの表計算ソフトウェアなどを利用して、得られた出力結果を Template:LaTeX に取り込んだ方が時間的には効率が良い。

このような、Template:LaTeX 初学者や PC 初学者にとっては扱いづらいTemplate:要出典短所の影響もあって、現在のところ Template:LaTeX の一般的な使用範囲は、主に数学系、自然科学系（特に物理学系）、および応用科学系（特に工学系）の論文作成や研究誌への投稿フォーマットなどに留まっているTemplate:要出典。

入力と出力の具体例

以下は Template:LaTeX 用の入力の例。

<syntaxhighlight lang="latex"> \documentclass[12pt]{article} \title{\LaTeX} \date{} \begin{document} \maketitle \LaTeX{} is a document preparation system for the \TeX{} typesetting program. It offers programmable desktop publishing features and extensive facilities for automating most aspects of typesetting and desktop publishing, including numbering and cross-referencing, tables and figures, page layout, bibliographies, and much more. \LaTeX{} was originally written in 1984 by Leslie Lamport and has become the dominant method for using \TeX; few people write in plain \TeX{} anymore. The current version is \LaTeXe. \newline % This is a comment, it is not shown in the final output. % The following shows a little of the typesetting power of LaTeX \begin{eqnarray} E &=& mc^2 \\ m &=& \frac{m_0}{\sqrt{1-\frac{v^2}{c^2}}} \end{eqnarray} \end{document} </syntaxhighlight>

上記のソースコードを Template:LaTeX で処理することで、以下のような出力が得られる。

500px|LaTeX 出力例

以上、“ScienceSoft — LaTeX” に掲載されている例である。

脚注

Template:脚注ヘルプ

<references/>

関連項目

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外部リンク

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