阪急箕面線
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|} 箕面線(みのおせん)とは、大阪府池田市の石橋駅から大阪府箕面市の箕面駅までを結ぶ阪急電鉄の鉄道路線。
紅葉と滝の名所箕面公園や箕面温泉への行楽路線であるとともに、大阪への通勤・通学路線でもある。
なお戦前は、宝塚(本)線に対する支線ということで、箕面支線という表記も見られた。
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路線データ
- 路線距離(営業キロ):4.0km
- 軌間:1435mm
- 駅数:4駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線電化(直流1500V)
- 閉塞方式:自動閉塞式
- 最高速度:80km/h
- 車両基地:平井車庫
運行形態
平日および土曜・休日共に、ラッシュ時・早朝・夜間を除き10分間隔の線内折り返し運転が基本である。平日朝夕ラッシュ時は梅田駅直通の通勤準急(朝のみ)や普通列車がある。通勤準急も箕面線内では各駅に停車する。
正月三が日は宝塚本線が特別ダイヤ(正月ダイヤ)となるため、箕面線も宝塚本線との接続を考慮して同様に特別ダイヤとなる。
かつて秋の紅葉シーズン等における休日昼間には、1980年頃まで梅田駅直通の臨時準急電車が毎時4本ほど運行されていたが、現在は行われていない。近年の臨時列車(団体列車を除く)の運転状況は以下の通りである。
- 2007年:秋の行楽シーズンに線内折り返しの臨時普通列車が10往復程度運転された。ただし、ウェブサイトや広報紙での告知はなかった。4連1編成が投入され、通常の10分間隔で運転される普通列車の合間を縫うように20分間隔で運転された。
- 2009年:4月18日・19日・25日・26日の4日間に限り、梅田発箕面行き臨時列車(十三駅と石橋駅のみ停車)が午前中に2本運転された。
- 2010年:4月29日(祝)1日限り、阪急電鉄創業100周年を記念した梅田発箕面行き臨時列車(十三駅と石橋駅のみ停車)が1本運転された。
車両
thumb|right|250px|箕面線内で運用される5100系車両 箕面線用となっている3100系の4両編成による折返し運用が基本となっているが、同編成の車両検査時期には代走として5100系4両編成が使用されることがある。6000系4両編成も代走として使用されることもあったが、現在は使用されていない。
なお平日ラッシュ時の梅田駅直通列車は宝塚線所属の8両編成が運用されており、宝塚線に所属する全ての形式が入線する。このため箕面線の駅ホームは全て8両対応となっている。
歴史
阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道が、1910年に宝塚本線と併せて開業させた。当初、分岐駅の石橋はデルタ線、終点の箕面はループ線となっており、梅田→石橋→箕面→石橋→宝塚(あるいはその逆)の系統で運転される電車も設定されていたといわれている。
- 1910年(明治43年)3月10日:石橋駅 - 箕面駅間が開業。
- 1910年(明治43年)4月12日;桜井駅開業。
- 1921年(大正10年)12月30日:牧落駅開業。
- 1969年(昭和44年)8月24日:架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。
- 1978年(昭和53年)3月10日:全線を軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更。
なお1961年12月に箕面線桜井駅 - 千里線千里山駅間の事業免許を取得し、桜井駅から西国街道沿いに東へ直進する新線計画が立てられていたが1972年12月に免許を取り下げている。詳細は阪急千里線の項目を参照。
駅一覧
駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 接続路線 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
石橋駅 | - | 0.0 | 阪急電鉄:宝塚本線(一部梅田駅まで直通運転) | 池田市 |
桜井駅 | 1.6 | 1.6 | 箕面市 | |
牧落駅 | 1.1 | 2.7 | ||
箕面駅 | 1.3 | 4.0 |
- 石橋駅 - 桜井駅間で豊中市(飛地の石橋麻田町)を通るが、駅はない。