鈴鹿山脈
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鈴鹿山脈(すずかさんみゃく)は、三重県及び岐阜県と滋賀県との県境沿いに位置する山脈。 一般的には関ヶ原の南に位置する霊仙山から鈴鹿峠までの範囲を差す。
北部と南部は石灰岩質のなだらかな山であり、御池岳や藤原岳山頂付近にはカルスト地形もみられる。藤原岳では大規模な石灰岩の採掘が行なわれている。一方、中央部の竜ヶ岳南面から入道ヶ岳にかけての範囲は花崗岩質で鋭い山容を見せる。三重県側は比較的険しく、滋賀県側はなだらかな山が広がっている。
最高峰は御池岳(1247m)である。山脈で最も有名な山は御在所岳であり入山者数が最も多い。山の中腹に温泉街があり、山頂付近までロープウェイが結んでいる。御在所岳山頂にはスキー場がある。また、御在所岳の藤内壁はロッククライミングの名所として知られている。かつては北部の藤原岳にもスキー場が存在した。リフト等の設備は一切ない自然のスキー場であった。
一帯は、鈴鹿国定公園として国定公園に指定されている。菰野町側には、湯の山温泉と言われる温泉街がある。
鈴鹿山脈の主な山岳
※以上の7峰が通称「鈴鹿セブンマウンテン」とよばれ、近畿日本鉄道(近鉄)が地元山岳団体の指導の下で登山教室を実施したことを機に登山者が増えた。