落ち物パズル
出典: Wikipedio
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落ち物パズル(おちものパズル)は、コンピュータゲームの一種で、アクションパズルに分類される。落ち物ゲーム、落ちゲーとも。
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基本的なルール
- 格子状ブロックを敷き詰めることのできるフィールドがある
- フィールド上方からブロックピースが落下してくる(多くの場合ブロックピースは数種類のパターンからランダムに選定される)
- プレーヤーはブロックピースを回転、左右に移動することができる
- ブロックピースは、フィールドの最下段か他のブロックの上に落下するとそこでブロックとして固定される
- 一行が全てブロックで埋められたときや、同じ色のブロックが特定の数集まったときなど、ある条件を満たすと当該部分のブロックが消滅し、得点となる
- ブロックがフィールドの最上段(あるいはボーダーライン)まで積みあがるとゲームオーバーになる
というもの。
落ちてくるブロックピースの形や個数、ブロック消滅の条件などは各ゲームによって大きく異なる。
さらには「落下してくるブロック」ではなくフィールド内の矢印やカーソル、キャラクターなどを操作し、これらを利用することでブロックを間接的に操作、消していくタイプのゲームも一般的には落ち物パズルとして認識されている。これらの落下ブロックに限定されないタイプのブロック増加方法についても、さまざまな物がある。
初期の作品は単独プレイを基本としており、二人同時の場合も一画面内で二人が別々のフィールドを操作するだけで、対戦要素は含まれていなかった。任天堂のゲームボーイ版テトリスにおいて、自分のフィールドで消したブロックに応じて相手フィールドの妨害を行える対戦パズルという概念が確立し、以降の作品ではほぼ標準の形態となっている。なおこのテトリスでの対戦要素は横井軍平の発案である。
主なゲーム
ブロックを直接操作する典型的な落ち物パズル
- テトリス (1984年~) - 4個一組。横一列ぶんが埋まると消える。浮いたブロックはそのまま。
- エヌリス (1987年~) - N個一組(Nは1~7の整数)。横一列分が埋まると消える。浮いたブロックはそのまま。積んだブロック上には蛇が這っていて、蛇をつぶすと「邪悪」がたまる。「邪悪」の数に応じて、キー操作が阻害される。
- コラムス (1990年~) - 3個一組。縦・横・斜めの一列に同色が3個揃うと消える。「連鎖」という概念を生む。浮いたブロックは下に落ちる。
- Dr.マリオ (1990年~) - 2個一組。縦・横の一列に同色が4個揃うと消える。浮いたブロックの処理が独特。
- ぷよぷよ (1991年~) - 2個一組。縦・横に同色が4個揃うと消える。浮いたブロックは下に落ちる。
- ヘクシオン (1992年~) - 4個一組。六角形(ヘクス)を使ったテトリスのようなルール。
- 対戦ぱずるだま (1994年~) - 2個一組。縦・横に同色が3個揃うと消える。浮いたブロックは下に落ちる。
- スーパーパズルファイターIIX (1996年~) - 2個一組。同色の通常ブロックを何個繋げても消えないが、縦・横に破壊用のブロックを繋げるとまとめて消える。浮いたブロックは下に落ちる。
- ルミネス (2004年~) - 4個一組。同色のブロックで正方形を作ると消える。タイムラインが通過する前に追加(同時消し)可能。浮いたブロックは下に落ちる。
- クラックス
- ハットリス
- コズモギャング・ザ・パズル
- エメラルディア
- 戦球 - 球体を使ったぷよぷよ型のゲーム
- テトリスプラス - テトリスのルールを応用したゲームで、博士や助手を一番下へ導く
- クレオパトラフォーチュン
- 落雀 - 麻雀牌が落ちてくる。縦または横に面子(刻子または順子)を作ると積んだ牌が消え、4組揃ったらリーチとなる。
- ばくばくアニマル - 動物のブロックが好物のブロックを食べることでブロックが消えていく。ライオン→肉、ウサギ→人参と食べられるブロックは決まっている
- もうぢや - お金の両替をゲームに採用。
- だるま道場
- パズル番長
- ボンブリス - テトリスの派生系。ブロックの個数はレベルにより不定。横一列に揃った中に爆弾があると、それを起点に縦横の一定範囲のブロックが消える。爆破範囲に他の爆弾があると誘爆し、さらに多くのブロックを消すことができる。
- でろ~んでろでろ
- へべれけのぽぷーん
- ポポイっとへべれけ
- ZOO KEEPER