芸備線

出典: Wikipedio


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芸備線(げいびせん)は、岡山県新見市備中神代駅から広島県三次市三次駅を経て広島県広島市広島駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線地方交通線)である。

目次

概要

中国山地西部の山間を走るローカル線の一つ。中国自動車道の開通などで、広島市から広島県北部を経て松江市米子市などとを結んでいた陰陽連絡路線のメインルートからは外れ、現在は、広島市 - 三次市間の都市間輸送や広島市 - 三次市 - 庄原市および新見市 - 庄原市東城町といった沿線の通勤・通学輸送が主体の路線となっている。

全区間で都市高速バス備北交通広島電鉄バスなど)と競合している。Template:要出典範囲、庄原・東城付近では度重なる列車の減便で圧倒的にシェアを奪われている。

三次 - 広島間では急行列車「みよし」が運行されていたが、2007年7月1日のJR広島支社管内のダイヤ改正に伴い、6月30日限りで廃止され、快速「みよしライナー」へ置き換えられた。

狩留家 - 広島間は「広島シティネットワーク」として広島市の近郊区間に位置づけられており、IC乗車カードICOCA」の岡山・広島エリアに含まれている。

路線データ

  • 管轄(事業種別):西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者
  • 路線距離(営業キロ):159.1km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:44(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:なし(全線非電化
  • 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
  • 最高速度:85km/h
  • 運転指令所
    • 備中神代駅 - 塩町駅間:備後庄原CTCセンター
    • 塩町駅 - 広島駅間:広島総合指令所

備中神代駅 - 備後落合駅間はJR西日本岡山支社直轄(2008年5月31日までは備中鉄道部の管轄)、備後落合駅 - 三次駅間は同広島支社三次鉄道部、三次駅 - 広島駅間は同広島支社(直轄)の管轄である(支社境界駅である備後落合駅は岡山支社の管轄であり、上り場内信号機が支社境となっている)。国鉄時代は塩町駅が岡山鉄道管理局と広島鉄道管理局の境界で、同駅は岡山局の管内だった。

岡山支社管内で独自に設定されているラインカラーはターコイズブルー(Template:Color)<ref>ただし駅掲示時刻表の駅一覧ではライムグリーンが使われている</ref>、広島支社管内で独自に設定されているラインカラーは赤(Template:Color)<ref>九州旅客鉄道のコーポレートカラーよりはやや色が暗め。かつてはバーミリオンオレンジに近い色であったが、和木駅開業時の運賃表更新時にこの色に統一された</ref>。

運行形態

普通列車・快速列車のみの運転で、全線を通して運転される列車はなく備後落合駅・三次駅で運転系統が分かれている。なお、広島駅に向かう方が「下り」となっている。

三次 - 広島間の一部列車を除いて、全線でワンマン運転を行っている。車両は、新見 - 備後落合 - 三次間の全列車と三次 - 広島間の2往復の列車がキハ120形気動車による運転となる。以前はこの車両にはトイレが設置されていなかったが、現在はすべて設置工事を受けている。

線内で車両の夜間滞泊がある駅は東城・備後落合・三次・志和口の4駅である。

新見 - 備後落合間

thumb|250px|坂根 - 市岡間を走行するキハ120形(2010年4月14日) この区間を走る列車はすべて伯備線の新見駅発着で、備中神代駅から芸備線に入る。新見からの列車の半分は東城止まりで、備後落合 - 東城間は1日わずか3往復の超過疎路線となっている。2005年3月1日のダイヤ改正までは新見 - 東城間が7往復、東城 - 備後落合間が5往復であった。

2000年3月11日改正ダイヤでは、土曜日に追加運行が設定されていた。

この区間は快速列車が、新見発備後落合行として早朝に1本のみ運転されている。快速であるが、矢神駅での行違い待ち時間によって速達効果が相殺されるため、新見 - 備後落合間の所要時間は普通列車とあまり変わらない。

快速は、キハ120形の方向幕に「快速 備後落合」という表示がないため、方向幕には「備後落合」とのみ掲出、前面窓に「快速」(白地に赤文字)と記載された行先票を挿入したうえで運転される(これは姫新線佐用以西、因美線智頭以南でも同様)。2004年夏には臨時快速としてキハ120形を使用した「奥出雲」号が新見 - 木次線出雲坂根間で運転された。

備後落合 - 三次間

この区間は1日7往復、3時間ほど運行がない時間帯があり、ほかに備後庄原折り返し列車が2往復ある(うち1往復は登校日は備後西城発着)。また、日中の2往復は第1日曜日に運休する。

塩町 - 三次間は福塩線の列車が乗り入れる関係で、1 - 2時間に1本程度が運行されている。

広島 - 三次間

Template:See also この区間は芸備線の中でも運行本数が多く、広島駅から三次駅まで毎時1本、ほかに志和口駅・狩留家駅・下深川駅折り返しの区間列車もあり、昼間時の広島発は約20分間隔になっている。

また、快速「みよしライナー」も5往復運転されている。所要時間は約1時間20分である。2007年7月1日のダイヤ改正以前は「通勤ライナー」も設定されていた。

上り始発列車の1830Dは、キハ120形気動車で広島→備後庄原・福塩線府中(三次で分割)に運転される。最終列車は三次までが22時台、志和口までが23時台で、0時台まで列車が運行されている。

過去の列車

かつては優等列車として急行「ちどり」「たいしゃく」「みよし」などの列車が運行されていた。2007年7月1日に廃止された当線最後の急行「みよし」は、廃止直前時点で4往復が運転され、当時のJRの急行としては唯一2往復以上運行される列車となっていた。また他の急行が客車や電車、一般形のキハ47形気動車を使用していたことから、急行形気動車キハ58系気動車で運用される日本で唯一の急行列車となっていた。

国鉄時代は前述の急行列車を含めて1日10数本の運行だったが、新見 - 広島間を走破する列車も設定されていた。また、最終列車も早く、広島から三次までが21時台、志和口までが22時台だった。

一時期、可部線に直通する列車があったが、現在では客扱い列車の他線直通列車はない。

使用車両

非電化であるため、以下に示す車両はすべて気動車である。

  • キハ120形
    • 新見 - 備後落合間の全列車。
    • 備後落合 - 三次間の全列車(備後西城駅発着の登校日運転列車も含む)。
    • 塩町-三次間で、福塩線から乗り入れる全列車。
    • 広島-三次間で、下り;5831D「みよしライナー」、1833D、上り;1830D、1832Dの計2往復、および一部の区間運行列車
  • キハ40・47・48形(キハ48は少数)
    • 広島 - 三次間で、上記のキハ120形使用列車以外の全列車

歴史

広島 - 備後庄原間は芸備鉄道により開業した。備後庄原 - 備後落合間は国有鉄道(鉄道省)により庄原線として、小奴可 - 備中神代間は三神線として建設された。広島 - 備中神代間が全通したのは1936年で、翌年には芸備鉄道全線が買収され芸備線となった。

戦前戦後の一時期には、姫新線と一体のダイヤが組まれ、姫路 - 津山 - 新見 - 備後落合 - 三次 - 広島間直通という列車が1日に数往復も設定されていたことがあった。

芸備鉄道

  • 1913年大正2年):下深川停車場で起工式。
  • 1915年(大正4年)4月28日芸備鉄道 東広島(初代) - 志和地間(36.7M≒59.06km)が開業。東広島駅、矢口駅(現在の安芸矢口駅)、下深川駅、狩留家駅、中三田駅、志和口駅、井原市駅、向原(むかいばら)駅、吉田口駅、甲立駅、川立駅(現在の上川立駅)、志和地駅開業。
    • 6月1日 : 志和地 - 三次間(4.8M≒7.72km)が延伸開業。三次駅(現在の西三次駅)開業。
  • 1916年(大正5年)4月15日 : 戸坂停留場、玖村停留場、粟屋停留場開業。
  • 1920年(大正9年)7月15日 : 広島 - 東広島間(0.4M≒0.64km)が貨物線として開業。国鉄広島駅に乗り入れ。
  • 1921年(大正10年)11月1日 : 全線で0.1M(≒0.16km)短縮。
  • 1922年(大正11年)6月7日 : 三次 - 塩町間(4.4M≒7.08km)が延伸開業。八次駅、塩町駅(初代・現在の神杉駅)開業。粟屋停留場廃止。
  • 1923年(大正12年)12月8日 : 塩町 - 備後庄原間(10.0M≒16.09km)が開業。中深川仮停留場、和田村駅(現在の下和知駅)、七塚駅、備後庄原駅開業。
  • 1924年(大正13年)9月20日 : 山ノ内駅開業。中深川仮停留場を中深川駅に格上げ。
  • 1925年(大正14年)2月1日 : 和田村駅を下和知駅に改称。
  • 1926年(大正15年)1月21日 : 東広島 - 広島間の旅客営業を開始。東広島駅の旅客営業を廃止。
  • 1929年昭和4年)3月20日 : 矢賀停留場、中山停留場(後の安芸中山駅)、上深川停留場開業。
    • 停留場の新設は、並行道路を走るバスとの競合対策で、同年にガソリン動力併用認可を受けて気動車(ガソリン動車)を導入したことに伴うものである。芸備鉄道は、以後1936年に至るまでほぼ毎年のように気動車を大量増備し、停留場の新設や宇品線借り入れ運転などの旅客誘致策にその機動性を活用した(買収気動車の項も参照)。
  • 1930年(昭和5年)1月1日 : 白木山口停留場(現在の白木山駅)、弥谷停留場、三田吉永駅(現在の上三田駅)、十日市駅(後の三次駅)開業。
    • 4月1日 : 営業距離の単位をマイルからメートルに変更(56.2M→90.7km)。
    • 4月21日 : 木戸停留場(後の備後木戸駅)開業。
    • 4月22日 : 田幸停留場(現在の塩町駅)開業。
    • 4月25日 : 石ヶ原停留場、小田停留場(後の安芸小田駅)、長田停留場(後の下長田駅)、戸島停留場(後の安芸戸島駅)、下原停留場、三日市駅(現在の備後三日市駅)開業。
    • 12月20日 : 芸備鉄道が宇品線を借り受け同線の旅客営業を開始。
  • 1931年(昭和6年)7月15日 : 青河停留場開業。
  • 1933年(昭和8年)6月1日 : 備後十日市 - 備後庄原間 (21.8km) 国有化、庄原線となる。十日市駅を備後十日市駅に改称。

庄原線

  • 1933年(昭和8年)6月1日 : 芸備鉄道の備後十日市 - 備後庄原間 (21.8km) を国有化し庄原線とする。停留場を駅に格上げ。十日市駅を備後十日市駅に、木戸停留場を備後木戸駅に、三日市駅を備後三日市駅に改称。
  • 1934年(昭和9年)1月1日 : 塩町駅(初代)を神杉駅に、田幸駅を塩町駅(2代目)に改称。
    • 3月15日 : 備後庄原 - 備後西城間 (15.3km) が延伸開業。備後木戸駅、下原駅廃止。高駅、備後西城駅開業。
  • 1935年(昭和10年)12月20日 : 備後西城 - 備後落合間 (8.6km) が延伸開業。備後熊野駅(現在の比婆山駅)、備後落合駅開業。

三神線

  • 1930年(昭和5年)2月10日 : 国有鉄道三神線 備中神代 - 矢神間(6.2M≒9.98km)が開業。坂根駅、矢神駅開業。
    • 4月1日 : 営業距離の単位をマイルからメートルに変更(6.2M→10.0km)。
    • 11月25日 : 矢神 - 東城間 (8.8km) が延伸開業。野馳駅、東城駅開業。
  • 1935年(昭和10年)6月15日 : 東城 - 小奴可間 (14.8km) が延伸開業。備後八幡駅、小奴可駅開業。
  • 1936年(昭和11年)10月10日 : 小奴可 - 備後落合間 (11.0km) が延伸開業。庄原線(備後落合 - 備後十日市間)を編入。

芸備線

  • 1937年(昭和12年)7月1日 : 芸備鉄道の広島 - 備後十日市間を国有化、改キロ (-0.1km)。三神線が旧・芸備鉄道線を編入し芸備線に改称。停留場を駅に格上げ。川立駅を上川立駅に、戸島停留場を安芸戸島駅に、長田停留場を下長田駅に、三田吉永駅を上三田駅に、白木山口停留場を白木山駅に、矢口駅を安芸矢口駅に、小田停留場を安芸小田駅に、中山停留場を安芸中山駅に、向原駅を「むかいばら」から「むかいはら」に改称。福永臨時停留場、(貨)東広島駅廃止。
  • 1941年(昭和16年)8月10日 : 青河駅、安芸戸島駅、下長田駅、上三田駅、弥谷駅、白木山駅、上深川駅、安芸小田駅、石ヶ原駅、安芸中山駅、矢賀駅営業休止。ガソリン動車使用停止によるもの。
  • 1942年(昭和17年)10月28日 : 休止中の矢賀駅を格下げし矢賀信号場開設。
  • 1943年(昭和18年)4月2日 : 矢賀信号場を駅に格上げし矢賀駅開業。
  • 1948年(昭和23年)8月10日 : 上三田駅、上深川駅営業再開。
  • 1952年(昭和27年)2月1日 : 平子駅開業。
  • 1953年(昭和28年)10月1日 : 市岡駅開業。
  • 1954年(昭和29年)11月10日 : 三次駅(初代)を西三次駅に改称。
    • 12月10日 : 備後十日市駅を三次駅(2代)に改称。
  • 1955年(昭和30年)11月11日 : 快速「ちどり」運転開始。
  • 1956年(昭和31年)12月20日 : 備後熊野駅を比婆山駅に改称。
  • 1959年(昭和34年)4月13日 : 快速「ちどり」を準急に格上げ。
  • 1962年(昭和37年)3月15日 : 準急「たいしゃく」運転開始。
  • 1963年(昭和38年)12月5日 : 白木山駅営業再開。
  • 1966年(昭和41年)3月5日 : 準急「ちどり」「たいしゃく」を急行に格上げ。
  • 1969年(昭和44年)3月1日 : 東広島駅(2代目・現在の広島貨物ターミナル駅)開業。東広島 - 広島間の貨物営業廃止。
  • 1983年(昭和58年)3月1日 : 三次 - 広島間CTC化。
    • 10月31日 : 備中神代 - 三次間CTC化。
  • 1985年(昭和60年)3月15日 : 急行「みよし」運転開始。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 : 備中神代 - 東広島の貨物営業廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が承継。
  • 1991年平成3年)4月1日 : 新見 - 三次間でワンマン運転開始。
    • 11月1日 : 三次 - 広島間でワンマン運転開始。
    • 11月10日 : 広島 - 東城間をJR四国2000系気動車が走行。
  • 1995年(平成7年)12月22日 : 東広島駅を広島貨物ターミナル駅に改称。
  • 2001年平成13年)3月3日 : 新見 - 備後落合間で休日・第1日曜運休導入、土曜運転列車廃止。
  • 2002年(平成14年)3月22日 : 急行「ちどり」が急行「たいしゃく」と共に、急行「みよし」に吸収され列車名消滅。
    • 3月23日 : 備後落合 - 三次間の減便・第1日曜の運休導入。
    • 10月5日 : 1往復を各駅停車から快速に変更。
  • 2003年(平成15年)10月1日 : 快速「みよしライナー」運転開始、既存の快速を「通勤ライナー」と命名。広島 - 三次間で運行本数を増発。
  • 2006年(平成18年)4月23日県道広島三次線を拡幅するため上川立 - 甲立間経路変更。これに伴う営業キロの変更はなし。
    • 7月19日 : 大雨の影響による災害で備後落合 - 備後西城間が運休。翌日から列車の時刻に合わせてバスによる代行輸送を実施。
  • 2007年(平成19年)4月1日 : 備後落合 - 備後西城間運行再開。
    • 7月1日 : 急行「みよし」・快速「通勤ライナー」廃止、快速「みよしライナー」に統合、併せて停車駅が変更される。

駅一覧

便宜上、備中神代から全列車が直通する伯備線新見駅からの区間を記載する。

  • 14px|[広]特定都区市内制度における「広島市内」エリアの駅
  • 停車駅
    • 普通…すべての駅に停車
    • 快速…●印の駅は停車、|・↓印の駅は通過(↓は矢印の方向のみ運転)
      • 新見駅発の快速は早朝下り1本のみ運転
      • 三次駅 - 広島駅間の快速は「みよしライナー」
  • 線路(全線単線) … ◇・∧:列車交換可能、*:交換列車の両方が客扱いする場合は交換不可、|:列車交換不可
路線名 駅名 駅間営業キロ 備中神代からの営業キロ 快速 接続路線・備考 線路 所在地
伯備線 新見駅 - 6.4 西日本旅客鉄道伯備線倉敷方面)・姫新線 岡山県
新見市
布原駅 3.9 2.5 (芸備線の列車のみ旅客扱い)
備中神代駅 2.5 0.0 西日本旅客鉄道:伯備線(伯耆大山方面)
芸備線
坂根駅 3.9 3.9  
市岡駅 2.5 6.4  
矢神駅 3.6 10.0  
野馳駅 3.6 13.6  
東城駅 5.2 18.8   広島県 庄原市
備後八幡駅 6.5 25.3  
内名駅 3.7 29.0  
小奴可駅 4.6 33.6  
道後山駅 4.2 37.8  
備後落合駅 6.8 44.6 西日本旅客鉄道:木次線
比婆山駅 5.6 50.2    
備後西城駅 3.0 53.2    
平子駅 4.2 57.4    
高駅 4.9 62.3    
備後庄原駅 6.2 68.5    
備後三日市駅 2.0 70.5    
七塚駅 1.7 72.2    
山ノ内駅 3.0 75.2    
下和知駅 4.9 80.1     三次市
塩町駅 3.1 83.2   西日本旅客鉄道:福塩線<ref group="*" name="fukuen">福塩線の路線の終点は塩町駅だが、列車は三次駅まで乗り入れる</ref>
神杉駅 1.5 84.7    
八次駅 3.3 88.0    
三次駅 2.3 90.3 西日本旅客鉄道:三江線
西三次駅 1.6 91.9  
志和地駅 7.7 99.6  
上川立駅 2.6 102.2  
甲立駅 4.3 106.5   安芸高田市
吉田口駅 3.4 109.9  
向原駅 6.2 116.1  
14px|[広] 井原市駅 5.9 122.0   広島市
安佐北区
14px|[広] 志和口駅 4.0 126.0  
14px|[広] 上三田駅 3.5 129.5  
14px|[広] 中三田駅 4.5 134.0  
14px|[広] 白木山駅 2.3 136.3  
14px|[広] 狩留家駅 2.2 138.5  
14px|[広] 上深川駅 2.2 140.7  
14px|[広] 中深川駅 2.8 143.5  
14px|[広] 下深川駅 1.4 144.9  
14px|[広] 玖村駅 1.9 146.8  
14px|[広] 安芸矢口駅 2.5 149.3  
14px|[広] 戸坂駅 2.8 152.1   広島市
東区
14px|[広] 矢賀駅 4.8 156.9  
(貨)広島貨物ターミナル駅 0.6 157.5   広島市
南区
14px|[広] 広島駅 1.6 159.1 西日本旅客鉄道:山陽新幹線山陽本線呉線<ref group="*" name="kurekabe">呉線の正式な終点は山陽本線海田市駅、可部線の正式な起点は山陽本線横川駅だが、運転系統上は両線とも広島駅に乗り入れる</ref>・可部線<ref group="*" name="kurekabe" />
広島電鉄本線

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JR西日本直営駅は三次駅と広島駅(新見駅も加えると3駅)のみ。向原駅・志和口駅・下深川駅・安芸矢口駅・矢賀駅の5駅はジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅、残りの駅は簡易委託駅または無人駅である。

廃駅

括弧内は備中神代駅起点の営業キロ。

  • 下原駅 : 1934年廃止、七塚 - 山ノ内間 (73.7km)
  • 備後木戸駅 : 1934年廃止、山ノ内 - 下和知間 (78.1km)
  • 粟屋停留場 : 1922年廃止、西三次 - 志和地間
  • 青河駅 : 1941年休止、西三次 - 志和地間 (96.4km)
  • 安芸戸島駅 : 1941年休止、吉田口 - 向原間 (113.5km)
  • 下長田駅 : 1941年休止、向原 - 井原市間 (119.5km)
  • 弥谷駅 : 1941年休止、上三田 - 中三田間 (132.0km)
  • 福永臨時停留場 : 1937年廃止、中三田 - 白木山間 (136.1km)
  • 安芸小田駅 : 1941年休止、安芸矢口 - 戸坂間 (150.5km)
  • 石ヶ原駅 : 1941年休止、戸坂 - 矢賀間 (153.1km)
  • 安芸中山駅 : 1941年休止、戸坂 - 矢賀間 (155.6km)
  • (貨)東広島駅 : 1937年廃止、矢賀 - 広島間 (158.5km)

高速化提案

2006年に、地元経済界による芸備線と木次線の大幅な高速化が提言されている。そのほか、支社から本社に対して、広島周辺の一部区間の電化などの要望が挙がっていた。これらはすべて費用の全額を地元が負担することがJR西日本本社の方針と見られるため(同社は公式には方針として表明していないが、過去の整備事業はほとんどが原則として地元負担となっている)、地元がどう資金を負担するかが鍵となっている。このほかにも芸備線を高速化した上で特急列車を走らせてはという意見も存在するTemplate:要出典。1991年に行われた四国旅客鉄道(JR四国)の特急用気動車2000系の走行も、このテストのためである。

脚注

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関連項目

外部リンク

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