能勢電鉄妙見線

出典: Wikipedio


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|} 妙見線(みょうけんせん)は、兵庫県川西市川西能勢口駅から大阪府豊能郡豊能町妙見口駅までを結ぶ能勢電鉄鉄道路線

能勢妙見への参詣・行楽路線であるとともに沿線のニュータウン群の通勤・通学の足となっている。

目次

路線データ

  • 路線距離(営業キロ):12.2km
  • 軌間:1435mm
  • 駅数:14駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:川西能勢口 - 山下間
  • 電化区間:全線電化(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式

運行形態

川西能勢口 - 妙見口間の列車と川西能勢口 - 日生中央間の列車(日生線との直通列車)が交互に運行されている。各列車に接続して山下 - 妙見口間、山下 - 日生中央間の区間列車が運行されている。 平日朝夕に阪急宝塚線直通の特急日生エクスプレスが日生中央 - 川西能勢口 - 阪急梅田間に運転されているほか、朝ラッシュ時には川西能勢口行の急行列車(妙見急行・日生急行)も運転される。 日生エクスプレス以外は、すべてワンマン運転である。

列車種別

Template:Color特急日生エクスプレス
平日の朝夕のみ→朝は大阪梅田行き、夕は日生中央行きを7本ずつ運転。
停車駅…日生中央(日生線)、山下、畦野、平野、川西能勢口、池田(阪急宝塚本線)、石橋(同左)、十三(同左)、梅田(同左)。能勢電鉄線内の停車駅は日生急行と、阪急電鉄線内では2003年8月30日のダイヤ改正で廃止された通勤特急と同じ。
Template:Color妙見急行
平日朝6 - 8時台、土曜朝7時台に妙見口発川西能勢口行きのみを平日6本、土曜は3本運転。
停車駅…妙見口、ときわ台、光風台、笹部、山下、畦野、一の鳥居、平野、川西能勢口
Template:Color日生急行
土曜朝7時台に日生中央発川西能勢口行きのみを3本運転。2000年の特急日生エクスプレス15分間隔化までは、平日の朝にも上りのみ運転されていたほか、1996年から1997年までは平日のみ夕方に下り日生中央行きも運転されていた(下記詳細)。妙見急行と異なり一の鳥居駅は通過する。
停車駅…日生中央(日生線)、山下、畦野、平野、川西能勢口
Template:Color普通
終日運転(休日はすべて普通)

※妙見口行き、日生線直通日生中央行き、川西能勢口行きのほかに、山下行き、平野行きの運行もある。 また、日生中央発着の列車と接続する山下 - 妙見口間のシャトル運行も行われている。


過去の種別など

直行
1967年(昭和42年)、川西能勢口 - 鶯の森間の複線化を機に運転を開始した、能勢電鉄最初の優等列車。絹延橋と滝山のみ通過。現在の妙見急行のルーツに相当。
下りの急行
1970年代後半頃には、下り(川西能勢口発)の急行が、平日の朝に存在した。運転区間は川西能勢口 - 平野間で、途中無停車であった。その後下りの急行は廃止され、1996年のダイヤ改正時に阪急宝塚線の特急と接続する日生急行日生中央行が平日夕方に設定された。しかし、翌年特急日生エクスプレスの運転と引換えに廃止された。

歴史

能勢電気軌道により1913年に能勢口(現在の川西能勢口) - 一の鳥居間が開業したのが始まり。一の鳥居 - 妙見(現在の妙見口)間がようやく開業して全通したのは1923年のことである。

また、平野駅近くの帝国鉱泉の工場から出荷される三ツ矢サイダーの輸送のため、1917年に池田駅前(のちの川西国鉄前) - 能勢口間が開業している。この区間は国鉄前線と呼ばれ親しまれていたが、1981年12月20日に廃止された。

1960年頃から増加する旅客に対応するために複線化と曲線改良が進められ、1977年に川西能勢口 - 山下間の複線化が完成し近代化が図られた。そのため、鶯の森 - 鼓滝間の猪名川を渡る鉄橋近くには旧線区間の橋脚撤去跡がある。

年表

  • 1913年(大正2年)4月13日 能勢口(現在の川西能勢口) - 一ノ鳥居間(現在の一の鳥居)が開業。
    • 開業当時の停留所は能勢口、絹延橋、滝山、皷ヶ滝(現:鼓滝)、多田、平野、一ノ鳥居であり、皷ヶ滝に離合線路を設置。多田駅付近には併用軌道があった。
  • 1916年(大正5年)9月5日 滝山 - 皷ヶ滝間に矢問停留場を新設(旧猪名川橋梁の南詰)。
  • 1917年(大正6年)8月8日 池田駅前(のちの川西国鉄前) - 能勢口間が開業。
  • 1923年(大正12年)11月3日 一ノ鳥居 - 妙見(現在の妙見口)間が開業し全通。
    • 開業当時の停留所は畦野、山下、笹部、隧道東口、妙見であり、畦野、山下、隧道東口に離合線路を設置。
  • 1952年(昭和27年)6月8日 多田駅の前後にあった併用軌道を廃止し、新設の専用軌道に切り替え。
  • 1952年-1965年頃 隧道東口停留所を信号所に変更。
  • 1953年(昭和28年)8月21日 鶯の森停留所を新設。矢問停留所を廃止。
  • 1955年(昭和30年)5月1日 平野 - 一ノ鳥居間に塩川停留所を新設。
  • 1965年(昭和40年)1月25日 塩川停留所を廃止。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 池田駅前を川西国鉄前に、能勢口を川西に、皷ヶ滝駅を皷滝駅に、妙見を能勢妙見口に改称。
  • 1965年(昭和40年)7月1日 川西を川西能勢口に、能勢妙見口を妙見口に改称。
  • 1966年(昭和41年)1月25日 平野車庫完成。絹延橋車庫を廃止。
  • 1966年(昭和41年)4月20日 川西能勢口駅改良完成で0.1km短縮。
  • 1967年(昭和42年)11月30日 川西能勢口 - 鶯の森間が複線化。
  • 1968年(昭和43年)7月7日 隧道東口 - 妙見口間にときわ台停留所を新設。
  • 1969年(昭和44年)5月25日 鶯の森 - 皷滝間を新線に切替え、0.1km短縮。
  • 1969年(昭和44年)10月5日 鶯の森 - 平野間が複線化。
  • 1973年(昭和48年)4月1日 平野 - 一ノ鳥居間を新線に切替え、0.1km短縮。一ノ鳥居駅を一の鳥居駅に改称。
  • 1974年(昭和49年)5月19日 一の鳥居 - 畦野間を新線に切替え。
  • 1976年(昭和51年)4月11日 山下駅付近高架化。0.1km短縮。
  • 1977年(昭和52年)4月24日 平野 - 山下間が複線化。
  • 1977年(昭和52年)10月16日 笹部 - ときわ台間を新線に切替え、0.1km短縮。隧道東口信号所を廃止。
  • 1977年(昭和52年)12月27日 川西国鉄前 - 妙見口間を軌道法による軌道から地方鉄道法による鉄道に変更。
  • 1978年(昭和53年)10月16日 笹部 - ときわ台間に光風台駅を新設。
  • 1981年(昭和56年)12月20日 川西国鉄前 - 川西能勢口間が廃止。
  • 1983年(昭和58年)3月20日 大型車両導入に対応するため、笹部第一トンネル(旧笹部トンネルに隣接)を使用開始。
  • 1990年代 皷滝駅を鼓滝駅に改称。
  • 1995年(平成7年)3月26日 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。
  • 1996年(平成8年)11月16日 朝夕ラッシュ時を除きワンマン運転開始。
  • 1997年(平成9年)11月17日 特急「日生エクスプレス」の運行を開始。
  • 2000年(平成12年)6月4日 平日夕方にもワンマン運転実施。
  • 2003年(平成15年)5月6日 日生エクスプレスを除き終日ワンマン運転実施。

延伸計画

伊丹延長計画

池田駅前駅(後の川西国鉄前駅)から阪急伊丹駅まで路線を建設し、阪急伊丹線に乗り入れる計画が1920年代・1950年代の二度にわたり持ち上がったが、いずれも実現しなかった。

戦前の計画

  • 1922年(大正11年)12月 伊丹延長線特許申請。
  • 1923年(大正12年)6月27日 特許認可、測量・設計開始。
  • 1924年(大正13年)4月26日 伊丹線軌道工事施行認可申請。
  • 1924年(大正13年)9月12日 鉄道省線上超承認書下付願提出。
  • 1936年(昭和11年)4月27日 計画中止。

戦後の計画

  • 1956年(昭和31年)伊丹延長線の計画が検討されるが、用地買収費に莫大な金額が必要と分かり買収困難と分かる。
  • 1958年(昭和33年)伊丹延長線計画断念。以後この計画が持ち上がることがない。

この節の参考資料 : 能勢電鉄100年史 p.26

他延長計画

  • 1913年(大正2年)1月10日 摂丹鉄道(吉川-亀岡間)の免許取得。
  • 1925年(大正14年)7月17日 吉川-黒川間延長線施行認可申請。
  • 1949年(昭和24年)4月30日 吉川-亀岡間敷設特許申請。
  • 1951年(昭和26年)6月14日 吉川-亀岡間敷設計画中止。

この節の参考資料 : 能勢電鉄100年史 年表(p.151-p.173)

駅一覧

凡例
●:停車、|↑:通過、↑:片方向のみ運転
特急日生 …特急日生エクスプレス:平日朝に日生中央発阪急梅田行き、平日夕方に阪急梅田発日生中央行きを運転
日生急行:土曜朝に川西能勢口行きのみ運転
妙見急行:平日・土曜朝に川西能勢口行きのみ運転
普通列車は各駅に停車するため省略
駅名 駅間キロ 営業キロ 妙見急行 日生急行 特急日生 接続路線 所在地
直通運転区間 川西能勢口駅から
○特急日生エクスプレス…阪急宝塚本線梅田駅まで
川西能勢口駅 - 0.0 阪急電鉄宝塚本線
西日本旅客鉄道福知山線(JR宝塚線)川西池田駅
兵庫県
川西市
絹延橋駅 1.2 1.2  
滝山駅 0.9 2.1  
鶯の森駅 0.6 2.7  
鼓滝駅 0.8 3.5  
多田駅 0.7 4.2  
平野駅 1.0 5.2  
一の鳥居駅 1.2 6.4  
畦野駅 0.7 7.1  
山下駅 1.1 8.2 能勢電鉄日生線
笹部駅 0.4 8.6      
光風台駅 1.7 10.3       大阪府
豊能郡
豊能町
ときわ台駅 0.9 11.2      
妙見口駅 1.0 12.2     能勢電鉄:妙見ケーブル黒川駅
直通運転区間 山下駅から
○日生急行・特急日生エクスプレス…日生線日生中央駅まで
  • 鶯の森駅 - 鼓滝駅の一部で大阪府池田市を通過する。

関連項目

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