秩父鉄道

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Template:基礎情報 会社 thumb|250px|C58 363牽引「パレオエクスプレス」 秩父鉄道株式会社(ちちぶてつどう)は、埼玉県北部に2路線を有する鉄道事業、不動産業、観光事業を行う日本の会社である。過去には索道事業(三峰ロープウェイ)、乗合バス貸切バス事業も行っていた。本社は埼玉県熊谷市曙町1丁目1番地。JASDAQ上場企業(証券コード : 9012)。略称は「秩鉄(ちちてつ)」。

太平洋セメント筆頭株主であり、同社の前身である秩父セメント時代から行っている武甲山から産出される石灰石を運ぶ貨物輸送が盛んである(「諸井恒平」を参照)。

目次

歴史

鉄道事業

鉄道2路線を有し、旅客・貨物輸送を行っている。PASMOは非加盟。現在の秩父本線終点・三峰口駅から秩父市大滝地区(旧大滝村)へ路線を延長する計画であったが中止となっている。三峰口駅の引き上げ線はその名残であり、かつては鉱山ホッパーまでつながっていた。また、大滝村方面にケーブルカーを建設する計画もあったという。

営業中の路線

廃止路線

未成路線

以下の路線の免許を得ていたが失効している<ref>森口正之著『鉄道未成線を歩く』 2001年 JTB p.187 の「大正・昭和期」における未成鉄道の失効路線一覧4</ref>。

  • 普通鉄道 白川村三峰口(荒川村) - 大滝村 2.4km 1927年12月5日取得、1936年2月19日失効(秩父本線の延長)
  • 鋼索鉄道(ケーブルカー) 秩父郡大滝村地内 1.8km 1927年12月5日取得、1930年12月26日失効

車両

塗装

電車は1970年代は茶色のツートンカラーで、1980年代に入ると黄色を基調に窓下に茶(急行用車は紺)のラインを配したオリジナルデザインをタクシー・バス車両など、グループ全般にわたり導入したが、1990年代に入ると電車は白地に青を基調とした塗装が主流となっている。ただし、2007年の鉄道博物館開館記念イベントから2009年の設立110周年にかけ、1000系のうち4編成を国鉄101系を模したカラーリング(オレンジバーミリオン [1011F,2010年廃車]、スカイブルー [1001F]、カナリアイエロー [1012F]、ウグイス関西線バージョン [1009F])に、2編成を旧塗装(茶色ツートン[1002F]、黄色に茶帯[1007F])にそれぞれ変更している。

電気機関車はデキ201以外は青を基調に正面と車体裾に白帯を配する。この塗装はデキ107・108が松尾鉱業鉄道から持ち込んだもので、それ以前は茶色に車体裾に白帯を配するものであった。

現有形式

電車 - 他鉄道事業者から譲り受けた車両を使用している。1000系と5000系は前所有事業者では全車廃車になっている。

客車

蒸気機関車

電気機関車

貨車

消滅形式

電車

電気機関車

貨車

なお、かつて「パレオエクスプレス」で使用されていた旧型客車はJR東日本から借り入れたものであり、秩父鉄道の車両ではない。

保存車両

三峰口駅構内にある秩父鉄道車両公園で保存されているほか、同公園外でも以下の車両が保存されている。

他にも貨車が多数売却されており、その数は把握できない。 各形式の項目も参照。

ロケ撮影など

鉄道線は、映画テレビドラマCM撮影などで使用されることが多い。広瀬川原車両基地構内や熊谷駅構内、三峰口駅のプラットホームなどが撮影に使用されている。

索道事業(廃止)

関連会社

関連項目

脚注

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外部リンク

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