神戸高速鉄道南北線
出典: Wikipedio
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南北線（なんぼくせん）は、兵庫県神戸市兵庫区の新開地駅から湊川駅に至る神戸高速鉄道の鉄道路線である。
実質的には神戸電鉄有馬線の延伸。神戸電鉄のターミナルとなった新開地駅で阪神・阪急・山陽電鉄の列車と連絡している。全線が地下線となっている。
神戸高速鉄道が計画された当初は、南北線は現在のルートとまったく異なるものであった。地図を見ると、湊川公園の東側から神戸駅まで「し」の字型に伸びる道路があるが、この道路ルートが、当初計画されていた南北線のルートとほぼ一致する。そして、この計画では、新開地駅は一切設置されず、神戸電鉄が神戸駅に、それも（地形の関係上）高架で乗り入れるというものであった。また、同じ軌間の国鉄東海道本線（現・JR神戸線）経由で三ノ宮駅方面へ乗り入れる構想もあったとされる。
thumb|right|240px|路線図 thumb|right|240px|新開地駅の南北線ホームに停車する神戸電鉄車両
目次 |
路線データ
- 管轄（事業種別）：神戸高速鉄道（第三種鉄道事業者）・神戸電鉄（第二種鉄道事業者）
- 路線距離（営業キロ）：0.4km
- 軌間：1067mm
- 駅数：2駅（起終点駅含む）
- 複線区間：全線
- 電化区間：全線電化（直流1500V）
神戸高速鉄道は第三種鉄道事業者として南北線を保有し、神戸電鉄が第二種鉄道事業者として列車を運行している。
神戸電鉄における第二種鉄道事業者としての路線名称は、南北線ではなく神戸高速線である。
運行形態
神戸高速鉄道は自社の車両を所有しておらず、南北線ではすべての列車が神戸電鉄の車両により有馬線と一体的に運行されている。東西線とは軌間が異なるため直通運転はできない。
歴史
- 1968年4月7日：新開地 - 湊川間が開業。神戸電鉄が乗り入れ開始。
- 1988年（昭和63年）4月1日：神戸高速鉄道が第三種鉄道事業営業開始。神戸電鉄が南北線全線で神戸高速線として第二種鉄道事業営業開始。
- 1995年1月17日：阪神・淡路大震災で被災。同年6月22日復旧。
駅一覧
| 駅名 | 営業キロ | 接続路線 |
|---|---|---|
| 新開地駅 | 0.0 | 神戸高速鉄道：東西線 |
| 湊川駅 | 0.4 | 神戸電鉄：有馬線（直通） 神戸市営地下鉄：13px 西神・山手線（湊川公園駅） |
