神の愛の宣教者会

出典: Wikipedio


神の愛の宣教者会(かみのあいのせんきょうしゃかい)は、1950年10月7日聖座の認可を受けて設立されたカトリックの女子修道会。「もっとも貧しい人々のために働くこと」を使命とする。現在、133の国と地域で活動し、4500人以上の修道女がいる。

設立の経緯と活動

1946年9月10日、ロレト修道会のコルカタの聖マリア学院で裕福な子女たちを教えていたシスター・テレサ(後のマザー・テレサ)はコルカタからダージリンに向かう列車の中で、「もっとも貧しい人のために働くように」という神の招きを受ける体験をした。

1948年ローマ教皇から修道院を離れて暮らす許可を得ると、インド国内で医療訓練を終え、マザー・テレサは一人でコルカタの街に入った。そこで彼女は死に行く人々、誰からも見捨てられた人々の世話を始めたのである。そんな彼女のもとへやってきて、その活動を助けたのはかつての教え子たちであった。1950年10月7日に神の愛の宣教者修道女会は聖座の正式な認可を受けた。最初の死を待つ人々の家は彼女を含めた12人のシスターたちによって始まった。

1965年ベネズエラを皮切りに、インド国外での活動を開始。日本アメリカ合衆国を含め、全世界の国に活動が広がっている。1963年には男子修道会である神の愛の宣教者兄弟会も創立されている。

1990年にマザー・テレサは総長職の辞任を願っていたが、再任された。1997年3月13日、マザー・テレサの死の半年前に、シスター・ニルマラ・ジョシーが神の愛の宣教者会の新総長に選ばれた。創立者のマザー・テレサは1997年9月に87歳で亡くなった。ca:Missioneres de la Caritat de:Missionarinnen der Nächstenliebe en:Missionaries of Charity es:Misioneras de la Caridad fi:Rakkauden lähettiläät fr:Missionnaires de la Charité id:Missionaries of Charity it:Missionari della Carità no:Missionaries of Charity pl:Misjonarki Miłości pt:Missionárias da Caridade ru:Сестры Миссионерки Любви sv:Missionaries of Charity

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