短波
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短波(たんぱ、HF(High Frequency)あるいはSW(Shortwave, Short Wave))とは電磁波のうち短波帯(3~30MHz)の周波数の電波をいう。波長は10~100m。
電波の特徴として電離層での反射により上空波が遠方まで到達するため、適切な設備を使い適切な周波数を選べば世界中との通信が可能である。デリンジャー現象の影響により受信信号の周期的な強弱の変化(フェージング)があり混信にも弱いため安定度は劣る。また、太陽黒点の活動の影響を受けやすい。昼夜・季節による電離層の変化のため、周波数や電波の放射角度などを変更し安定した通信を確保する。短波無線機は、航空洋上管制や漁業無線に用いられる。
衛星通信の台頭により重要度は低下しているがインフラが不要であることから、その特長を生かした使われ方がされている。
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用途
他
ラジオにおける短波の周波数範囲
ラジオにおいては、1.6~30MHzがSW(短波)と表示される。またSWを分割して低い周波数範囲からSW1、SW2……と表示する場合がある(分割の幅は製品によってまちまち)。
高速電力線搬送通信反対運動
現在市販されている「高速電力線搬送通信」(PLC)だが、短波の利用に影響をきたす可能性が考えられるとの理由から許可取り消しなどを求める反対運動が起こっている。詳しくは、電力線搬送通信を参照のこと。
関連項目
Template:電波の周波数による分類da:Højfrekvens de:Kurzwelle en:High_frequency fr:Haute fréquence ko:단파 nl:HF zh:短波