準特急
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準特急(じゅんとっきゅう)とは、列車種別の一つである。
2008年現在、日本の鉄道事業者では京王電鉄でのみ運転されている。かつては近畿日本鉄道や小田急電鉄でも準特急という列車が運転されていた。また、台湾の国鉄でも運転されているTemplate:要出典。
停車駅は特急より多く、急行より少なく設定されている事が多い。同等の列車として「快速急行」という表記をする鉄道会社が大半であるため、「準特急」という種別が使用される例は少ない。
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現在運行会社
京王電鉄
京王電鉄ではおもに、新宿駅~高尾山口駅間を運行していた急行(平日夕方は通勤快速)を速達化する目的で、2001年3月に登場した。略称は準特。英語表記は正式にはSemi Special Expressであるが、スペースの関係上駅電光掲示板ではSemi S.Exp. 、LED式の車両行き先表示器ではS.S.Exp.である。方向幕に関しては、Semi S.Expressとされている。また7000系、8000系の正面フルカラーLED改造を受けた車と9000系の正面に関しては、方向幕と同じである。但し、側面においてはS.S.Exp.のまま変わりない。
その後、平日夕方・土休日には京王八王子駅行き電車が設定され、2006年9月以降は深夜帯を除く終日に設定されている。
上位種別である特急との違いは、特急は分倍河原駅・北野駅を通過するが、準特急はこの2駅に停車するという点であり、その他の停車駅は特急と同じである。また、新宿駅 - 府中駅間は特急と、府中駅 - 高尾山口駅・京王八王子駅間は急行と停車駅が同じである。
過去の運行会社
小田急電鉄
小田急電鉄には1958年から1963年まで、週末に特急を救済する列車として運転されており、新宿駅~小田原駅間無停車だった。これは、ロマンスカー NSE 3100形電車が特急に導入されロマンスカー SE 3000形電車と合わせ増発可能になり、廃止された。 Template:Main
近畿日本鉄道
近畿日本鉄道においては、1960年に停車駅が多い特急列車を設定し、こう呼んでいたが、種別統合により種別名称としては廃止され、現在ではこの列車を「乙特急」と内部ではいう。また、「名阪ノンストップ特急」に代表される始発駅と終着駅との間をほとんど止まらない列車を「甲特急」といい、準特急が運行されていた時代にはこれが特急であった。 Template:Main