東北本線

出典: Wikipedio


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|} 東北本線(とうほくほんせん)は、東京都千代田区東京駅から岩手県盛岡市盛岡駅と、青森県八戸市八戸駅から青森県青森市青森駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線幹線)である。このほか、日暮里駅 - 尾久駅 - 赤羽駅間(中・長距離列車線)、赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅間(埼京線の一部)、長町駅 - 東仙台駅間(通称宮城野貨物線)、岩切駅 - 利府駅間(通称利府線)、田端駅 - 北王子駅(通称北王子線)の各支線を持つ。なお北王子線は日本貨物鉄道(JR貨物)の路線である。

東北本線の線路名称上の起点は東京駅であり、同駅は1991年以来東北新幹線の起点ともなっているが、旅客案内上や時刻表などで「東北本線」と呼ばれている中・長距離旅客列車は長年にわたり、東京都台東区上野駅を起点として運行されており(東北本線の起点を参照)、東京駅 - 上野駅間の列車は電車線を走行する東京近郊の近距離電車(運転系統としての中央線山手線京浜東北線)のみとなっている。

目次

概要

かつては、東京から青森まで、すなわち、関東地方東京都埼玉県栃木県および東北地方太平洋側を貫く旧奥州街道沿いの主要都市(宇都宮郡山福島仙台盛岡八戸など)を繋ぐ一本の路線であり、1891年(明治24年)の全線開通以来、日本最長の営業キロ(739.2km 支線含まず)を持つ鉄道路線であった。長距離の特急急行列車が多数運転されていたが、1982年(昭和57年)に東北新幹線大宮駅 - 盛岡駅間が開業すると、長距離旅客輸送の役割は新幹線へと移り、並行する区間の東北本線は地域輸送が中心となった。2002年(平成14年)12月1日には同新幹線の盛岡駅 - 八戸駅間が開業し、その区間で並行する東北本線はJR東日本から第三セクター会社(盛岡駅 - 目時駅間はIGRいわて銀河鉄道、目時駅 - 八戸駅間青い森鉄道)に経営が移管され、東北本線は路線が分断された形になった。この結果、東北本線の営業キロは西日本旅客鉄道(JR西日本)の山陰本線よりも短くなり、日本で2番目に長い路線となった。さらに、2010年(平成22年)12月4日に東北新幹線の八戸駅 - 新青森駅間が開業した際には東北本線の八戸駅 - 青森駅間も青い森鉄道に経営移管されることになっている。東北本線は東京駅 - 盛岡駅間の全長535.3km(支線含まず)の路線となり、その営業キロは東海道本線も下回り在来線第3位となる。

路線名称は、当路線を建設した日本鉄道の時代は国有化直前時において仙台駅を境に本線南区・本線北区であった(現・東北地方にあたる奥羽の称は、1890年代に官設で開業した旧奥羽両国を通過する奥羽本線で使われた)。国有化後の1909年(明治42年)10月12日からは、当線の主要経由地(福島県宮城県岩手県青森県)の所属地方名の「東北」を冠して「東北本線」となった。前記4県は明治以前の令制国では陸奥国奥州)にあたるが、戊辰戦争の戦後処理の一環で明治政府出羽国と共に1868年(明治元年)に分割している(陸奥国 (1869-)参照)。そのため、民権派が(「西南」に対して)旧奥羽両国を指す新名称として明治10年代から使用し、当線の改称時には一般化していた「東北」が採用された。

東北本線には旅客列車のほか、首都圏と沿線各地や北海道を結ぶJR貨物の貨物列車も多数運行されている。

電化方式は栃木県黒磯駅を境に、以南では直流電化、同駅以北では交流電化 (50Hz) となっており、普通列車はそれぞれ直流専用、交流専用の電車が使用されている。寝台列車と臨時列車を除き、黒磯駅を越えて運転される旅客列車は存在しない。

東京駅 - 黒磯駅間(尾久駅経由の列車線・京浜東北線・埼京線をすべて含む)は、旅客営業規則が定める「東京近郊区間」に指定されている。このうち大宮駅以南は電車特定区間、東京駅 - 田端駅間は東京山手線内区間となっており、区間外よりも割安な旅客運賃が適用される。また、東京近郊区間はIC乗車カードSuica」の首都圏エリア、福島県の矢吹駅から宮城県の小牛田駅までと支線の岩切駅 - 利府駅間は同カードの仙台エリアに含まれている(首都圏エリアと仙台エリアとをまたがっての利用は不可となっている)。

東京近郊区間

[[ファイル:Tōhoku Main Line.JPG|200px|thumb|right|赤羽駅 - 大宮駅間の三複線(蕨駅)]] 東京近郊の東京駅 - 大宮駅間では当線を経て他線各地に向かう多数の運行系統が存在する(地域輸送を参照)。これらは旅客案内上では「東北本線」や「東北線」とは呼ばれず、高崎線常磐線山手線などの直通先の路線名称や、系統名称(京浜東北線埼京線)で呼ばれている。この区間では複々線以上の線路が敷かれており、宇都宮線列車と高崎線列車が線路を共用するほかは、系統ごとに走行する線路が異なっている。なお貨物列車は田端駅 - 大宮駅間では貨物線東北貨物線)を走行し、湘南新宿ライン(後述)と線路を共用している。

主に上野駅を発着する黒磯駅までの中距離列車の運行区間には、国鉄分割民営化後の1990年(平成2年)3月10日から「宇都宮線」という愛称路線名が付けられた(命名経緯については同線の項目を参照)。また、山手線池袋駅新宿駅を発着する中距離列車も運行されるようになり、これらは2001年(平成13年)に東海道本線横須賀線への直通運転へと発展し「湘南新宿ライン」という愛称が与えられた。

東北本線の起点

東北本線の線区上の起点は東京駅であるが、長年にわたり東北本線の長距離・中距離列車は上野駅が始発駅となっている。上野駅は北のターミナルとして、東北本線を始め高崎線・常磐線などを経由して東北・上越地方へ向かう列車の始発・終着駅として、北へ行くには欠かせない駅となった。現在も夕方になると東北本線の寝台特急「北斗星」・「カシオペア」や高崎・上越線経由の寝台特急「あけぼの」、常磐線に至っては全日にわたって特急「スーパーひたち」などを上野駅ホームで見ることができる。

太平洋戦争終結後にGHQが東北本線方面に向かう占領軍専用列車を東京駅発着で走らせて以来、東北新幹線東京駅乗り入れ工事に着手されるまでは、上野駅発着の優等列車および朝夕の中距離列車の一部が東京駅や新橋駅を始発・終着駅として運行されていたが、東北新幹線建設の際に東京駅 - 秋葉原駅間の列車線のスペースを新幹線に明け渡したため、以来電車線(山手線・京浜東北線の線路)のみが東京駅に繋がり、東北本線(宇都宮線)・高崎線・常磐線の中・長距離定期列車はすべて上野駅(あるいは池袋駅新宿駅)が始発・終着駅となっている。また、新幹線に流用されなかった秋葉原駅 - 上野駅間の線路は留置線回送線として使われるようになった。

現在、東北本線中距離列車の運行区間を東京駅へと延伸し、東海道本線との相互直通運転が計画され、そのための工事が行われている。詳細は「東北縦貫線計画」を参照。

路線データ

  • 管轄・路線距離(営業キロ): 全長671.7km(支線含む)
    • 東日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者):
      • 東京駅 - 盛岡駅 535.3km
      • 八戸駅 - 青森駅 96.0km
      • 日暮里駅 - 尾久駅 - 赤羽駅 7.6km
      • 赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅 18.0km(埼京線
      • 長町駅 - 宮城野駅 - 東仙台駅 6.6km(通称:宮城野貨物線)
      • 岩切駅 - 利府駅 4.2km(通称:利府支線
    • 日本貨物鉄道
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:
    • 旅客駅:164駅(支線含む。起終点駅除く)
    • 貨物駅:7駅(旅客併設駅除く)
  • 複線区間:
    • 複々線以上:
      • 東京駅 - 大宮駅間
      • 日暮里駅 - 尾久駅間
    • 複線
      • 大宮駅 - 盛岡駅間
      • 尾久駅 - 赤羽駅間
      • 赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅間
      • 長町駅 - 宮城野駅 - 東仙台駅間
      • 八戸駅 - 青森駅間
    • 単線
      • 田端駅 - 北王子駅間
      • 岩切駅 - 利府駅間
  • 電化区間:北王子線を除く全線
    • 直流1,500V:
      • 東京駅 - 黒磯駅間
      • 日暮里駅 - 尾久駅 - 赤羽駅間
      • 赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅間
    • 交流20,000V 50Hz:
      • 黒磯駅 - 盛岡駅間
      • 長町駅 - 宮城野駅 - 東仙台駅間
      • 岩切駅 - 利府駅間
      • 八戸駅 - 青森駅間
    • デッドセクション:黒磯駅構内、地上切替式(2009年現在、日本で地上切替式は黒磯駅のみ)
  • 閉塞方式
    • (複線)自動閉塞式:下記以外
    • 車内信号式(ATC方式):
      • 東京駅 - 田端駅 - 大宮駅間の電車線(山手線・京浜東北線)
      • 赤羽駅 - 武蔵浦和駅 - 大宮駅間(埼京線)
    • 特殊自動閉塞式(軌道回路検知式):利府支線
  • 運転指令所
    • 東京駅 - 黒磯駅:東京総合指令室
    • 黒磯駅 - 石越駅:仙台総合指令室
    • 石越駅 - 盛岡駅・八戸駅 - 青森駅:盛岡総合指令室
  • 最高速度:
    • 130km/h(八戸駅 - 青森駅間)
    • 120km/h(上野駅 - 盛岡駅間)

各支社の管轄区間は以下のようになっている。

沿線概況

東京 - 上野

現在、東京駅から上野駅の間には東北本線列車は運行されていない。東京駅から北に向かう列車には京浜東北線山手線東北新幹線があり、この他に地下路線として東京メトロ銀座線新橋駅から上野駅間を並走する。京浜東北線の電車は東京駅を出ると神田駅まで中央線とも並走する。秋葉原駅付近で並走する東北新幹線が地下に入り、現在留置線として使用されている東北本線列車線を東側に見ながら御徒町駅、上野駅と進む。御徒町と上野の間にはアメ横があり、周辺には小売業の個人商店が立ち並ぶ。

上野 - 黒磯

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黒磯 - 郡山

黒磯駅を出ると列車は直ぐに那珂川の作る深い渓谷を渡る鉄橋を通過し那須高原に入って行く。黒田原駅 - 豊原駅 - 白河駅にかけて、列車は関東地方の北の尾根で栃木県福島県の県境となる那須八溝の山間を抜けて行く。この東北本線で最も標高の高い地域(標高約400m)は高久丘陵(白河丘陵)である。余笹川の鉄橋を渡ると那須町役場のある黒田原駅となる。この駅は同じ町内の全国的観光地「那須高原」の喧騒さとは異なる、静かなたたずまいの小さな駅である。

豊原駅と白坂駅の間の県境を流れる川である黒川をまたぐ鉄橋は鉄道ファンの絶好の撮影地となっている。白坂からは東北地方福島県に入る。白河地域は福島県中通り地方の最南端であるが、この標高のため中通り地方で一番の訪れの遅い場所でもある。中通り地方の桜前線は県北の福島市より始まり白河市に向かって南下して行く。列車は新白河駅を経て白河駅へと到着する。新白河駅はもともと磐城西郷駅と称していたが、東北新幹線の停車駅となるのに伴い名称も新白河駅へと改称した。所在地は白河市ではなく西白河郡西郷村である。白河は古くは令制国時代に念珠ヶ関(ねずがせき)・勿来の関(なこそのせき)と共に、蝦夷(えみし)の侵入に備えた北方防衛の砦奥州三関のひとつに数えられた白河の関が設けられた土地として知られ、古代街道の東山道にあって江戸時代には奥州街道の最後の宿場町城下町であり仙台道の起点となり、現在も東北地方の玄関口に立地している。

列車はこの先、福島市の先まで丘陵地を縫うように進み標高を下げていく。沿線の平地には長閑な水田が広がり、国内第4位の米産出高を有する福島県(平成18年度農業センサス)の特徴的な風景が見られる。須賀川駅水郡線が右手より合流する安積永盛駅を通過すると左手に大きなイベントホールビッグパレットふくしまが現われ、東北新幹線と接続し磐越西線磐越東線水郡線の基点駅となる郡山駅に到着する。郡山市明治以前は小さな宿場がある寒村に過ぎなかったが、明治初期の安積疏水の開削により現在では日本有数のの生産地となり、相次ぐ鉄路道路、高速交通網の整備により交通拠点都市として発展した。

郡山 - 福島

[[ファイル:AdataraSan&Tohokusen.jpg|thumb|right|150px|安積原野を進む東北線
奥は安達太良山]] [[ファイル:AdzumaKofuji&YamagataShinkansen.jpg|thumb|right|150px|山形新幹線
奥は吾妻小富士]] [[ファイル:Zao&ShiroishiGawa.jpg|thumb|right|150px|蔵王連峰白石川。]] 郡山駅を出ると列車は安積原野の起伏の有る丘陵の中を進み五百川の橋梁を渡る直前左手には郡山北部工業団地、右手に福島県農業試験場の広大な敷地が、橋梁から五百川駅の手前では左側にビール醸造の巨大な銀色のタンク群が目に飛び込んでくると間も無く本宮駅となる。東北本線の車窓からよく目にした「酒は大七」の巨大文字看板<ref>酒は大七看板外部リンク写真</ref>の醸造元や「奥の松」で知られる二本松駅まで来ると高村光太郎の「智恵子抄」に詠われた安達太良山活火山)が左手に迫る。列車はこの後鬼婆(おにばば)伝説で有名な安達ヶ原、松川駅などを通過し福島盆地を眼下に見下ろしながら盆地底まで急勾配を下って福島駅に到着する。当駅から左手に見える山は同じく活火山の吾妻山。吾妻連峰の雪うさぎは春の田植えシーズンの到来を知らせてくれる。その麓の扇状地など果物の産地として知られる。また、これらの活火山のため郡山から福島にかけては磐梯熱海温泉岳温泉高湯温泉飯坂温泉、他有名な温泉が多い地域でもある。

福島 - 仙台

福島駅を出ると、山形新幹線福島交通飯坂線が左に折れ、東北新幹線は信夫山トンネルを通過する。東福島駅手前の矢野目信号場で阿武隈川沿いの経路を進む阿武隈急行線が東折する。列車はこの後霊山(りょうぜん)の岩山を右手に見ながら盆地底の標高約50m付近から県境の標高約200mの貝田駅付近のまで上り勾配を進む。この地域はかつて生糸に代表される繊維産業が盛んな地域であり、眼下に信達平野を望みながら時折のどかな田園風景の中に畑を目にすることができる。峠を越えると蔵王連峰を西に見ながら白石駅に到着する。この先大河原駅 - 船岡駅間では白石川と併走するが、このあたりの桜並木は「一目千本桜」と呼ばれ、観光名所であると共に有数の撮影スポットでもある(花見時期には列車の徐行も行われる)。槻木駅で再び阿武隈急行線と合流し、阿武隈川と共に高館丘陵亘理地塁山地の間を抜けて仙台平野に出る。岩沼駅では右手より常磐線が合流。愛島丘陵東端を迂回して名取駅に入ると仙台空港アクセス線が合流する。仙台市に入り、名取川を渡ると長町副都心広瀬川を渡ると仙台市都心部に入ってビルが立ち並ぶ風景が見えてくる。両河川を渡る際には、左手の大年寺山にある複数のテレビ塔ライトアップされているのが視野に入り、日没後であっても仙台駅がもう近いことが分かる。

仙台 - 一ノ関

[[ファイル:BuidingsInSenda.jpg|thumb|right|150px|車窓から見る仙台のビル街]] 高いビル群を臨んだ後仙台駅を過ぎ、岩切駅利府支線が左手に分岐。この先塩釜駅 - 松島駅間で仙石線とからまるように並走し、一瞬だけ海(松島湾)が見える。左手に陸羽東線・右手に石巻線が分岐する小牛田駅を過ぎ、新田駅付近ではラムサール条約の沼地である伊豆沼が見えてくる。この界隈からは、栗駒山は良く見えない。更に進むと石越駅へ。朝夕には仙台方面からの列車が当駅まで運行されている拠点駅であると共に、2007年3月までくりはら田園鉄道線の起点駅でもあった。栗原電鉄時代には、直流電化の電鉄線と東北本線との貨物交換用に、特注のディーゼル機関車が留置されており、連絡線も敷設されていた。

石越駅を過ぎるとまもなく岩手県へ。花泉駅清水原駅を過ぎると再び宮城県に戻る。宮城県栗原市に位置する有壁駅を出て再び岩手県に戻ると、間もなく岩手県南部の中心都市である一ノ関駅(自治体名は一関市)に到着。大船渡線への乗り換えや、厳美渓須川高原温泉等の名所へ向かう利用客で賑わう。

一ノ関 - 盛岡

一ノ関から北上し、中尊寺をはじめとする名刹が並ぶ平泉駅を過ぎ、しばらくすると地図上では北上盆地のほぼ中央に位置する北上へ。ここで北上線を利用して沿線名所へ訪れる観光客等が乗り換える。数々の名湯や宮沢賢治を彷彿させるイーハトーブの郷・花巻第三種空港花巻空港最寄り駅の1つ、花巻空港駅を通過。やがて盛岡が近くなると、岩手山の秀麗な姿が目を引く。北上川を挟んでビル、マンション群が見えてくると盛岡駅に到着。田沢湖線(角館・秋田方面)や山田線(三陸方面)を分岐する。

盛岡駅 - 八戸駅間はいわて銀河鉄道線青い森鉄道線となる。

八戸 - 青森

八戸からは再び東北本線の区間となる。八戸から三沢駅を過ぎ、小川原湖を東に見て、野辺地駅付近にある日本初の鉄道防風林を眺めたあと、初めて海が見えた付近は長閑な木々の緑と海の深い青のコントラストが美しい観光地、夏泊半島浅虫温泉であり、その美景を見ながら青森市内へと進んで行く。盛岡から先初めて都会らしい風景が見えてくるとまもなく東北本線の終点青森駅である。

なお、東北本線は全線複線化されているが、青森信号場 - 青森駅の青森市内の中心部を走行する区間については、ほとんどの旅客列車は単線高架線を走行する。この高架線は「開かずの踏切」として悪名高かった旭町踏切(昭和50年代に地下道化)において、旅客列車を踏切事故から回避させるために設置されたものである。国鉄時代には青森操車場や青森機関区が現在の青森信号場に存在し、青函連絡船に積載される貨物列車や、奥羽本線沿いにある青森運転所 - 青森駅間の客車列車を牽引回送する機関車が、同区間の地上線を頻繁に往来していた。

八戸 - 青森間は、2010年12月の東北新幹線八戸 - 新青森間開業と同時にJR東日本の路線としては廃止されることが決まっており<ref name="jreast20091127">Template:PDFlink - JR東日本プレスリリース、2009年11月27日。</ref>、青い森鉄道に経営移管され、同鉄道線が青森まで延伸される予定である<ref>青い森鉄道路線図</ref>。これにより、青森県内の東北本線は全て廃止となる。

運行形態

現在、長距離都市間輸送およびビジネス輸送はほぼ完全に東北新幹線が担っている。宇都宮線と呼ばれる区間は東京への通勤路線および大宮宇都宮各都市圏の生活路線として、その他の区間も郡山・福島・仙台・盛岡・青森などの地域の中心都市の生活路線として運行体系が組まれており、遠隔都市間を結ぶ東北本線列車は臨時列車と寝台特急列車、貨物列車のみとなっている。

黒磯駅を境に南北で電化方式が異なっており、現在は同駅を跨いで直通運転される普通列車は無い。電化前は最盛期で毎日15往復設定されていた両方面の直通普通列車(優等客車を連結した普通列車・夜行普通列車含む)が電化後は毎日8往復へと減便され、代わって1965年1968年には当時最新鋭の特急・急行用電車(483系455系485系583系)が次々と投入され、長距離特急・急行列車が増便された。それでも客車による普通列車の運用が残されていた時代には朝昼中心に毎日数本は直通普通列車(いずれも客車普通列車)が設定されていたが、1978年10月2日のダイヤ改正で特急・急行列車が大幅増便されたのに伴って、上野 - 黒磯間の客車普通列車の運行が消滅し、黒磯を跨いだ普通列車の直通運転は完全に消滅した。その後、1982年6月23日には東北新幹線が開業し、東北本線を走る特急・急行列車は徐々に新幹線経由での運行に切り替えられ、空いた東北本線には普通列車が増発された。

現在、旅客が黒磯駅をまたいで普通列車を利用する場合は、同駅で直流電車と交流電車との相互乗り換えが必要となっているが、普通列車の本数および所要時間に関しては、客車時代に比べて便利になっている。非電化時、普通列車での上野 - 仙台間の所要時間は9時間30分から10時間30分程度かかっていたが、電化後の現在は、乗り換えを必要とするものの概ね6時間15分から40分程度、遅くても7時間30分以内に短縮されている。一方、運行合理化の結果、現行車両はロングシート車が中心となっている。

地域輸送

東北本線の普通・快速列車は概ね、上野駅 - 黒磯駅間、黒磯駅 - 一ノ関駅間、一ノ関駅 - 盛岡駅間、八戸駅 - 青森駅間に運転系統が分かれており、各区間内の需要に応じた区間列車が運転されている。

東京地区の電車特定区間

thumb|150px|right|東京口における路線図 前述のように、東京近郊では多数の運転系統が東北本線を走行しており、次のものがある。運行形態の詳細については各路線・運転系統の記事を参照のこと。

上野駅 - 黒磯駅間(宇都宮線)

Template:Main 「宇都宮線」の愛称を持つ上野 - 黒磯間の中距離列車は、概ね宇都宮駅を境に系統が分割されている。上野 - 宇都宮間の列車は東京への通勤路線そして宇都宮の近郊路線であり、他線からの乗り入れ列車を除いてグリーン車2両を連結した長大編成列車となっている。朝ラッシュ時の上り方面は概ね4分間隔、日中は上野発着の普通列車が毎時4本、湘南新宿ラインの普通1本、快速1本の運転となっており、一部は小金井駅以南のみの運転である。朝の下り方面と夕方以降は上野発着の快速「ラビット」や通勤快速、平日夜の下りではホームライナーも運転されている。宇都宮 - 黒磯間は宇都宮の近郊路線であり、日中は毎時3本の運転となっており、ほとんどの列車がこの区間内の折り返し運転だが、朝夕を中心に宇都宮以南区間と直通運転する列車も設定されている。

黒磯駅 - 郡山駅間

栃木と福島の県境地域から黒磯へ、あるいは白河須賀川・郡山への通勤通学輸送が主で、黒磯 - 郡山間を走る列車が毎時1本設定されており、多客時間帯には郡山・福島方面から矢吹、白河、新白河を始発・終着とする区間列車が運行されている。平日の日中の一部列車がワンマンで運行されている(休日と平日の学生の定期試験等で多客が発生する場合は、ワンマンを解除し、車掌が乗務する)。この他、安積永盛 - 郡山間には水郡線から普通列車が乗り入れる。朝夕の一部列車は福島・仙台まで直通運転される列車がある。

郡山駅 - 福島駅間

主に二本松や本宮等と郡山、福島を結ぶ通勤通学客輸送が主体となっている。福島駅 - 松川駅間は勾配が急なため、上り線と下り線で別の経路をたどる区間がある。本数は毎時1 - 2本。平日の日中の一部列車がワンマンで運行されている(休日と平日の学生の定期試験等で多客が発生する場合は、ワンマンを解除し、車掌が乗務する)。この区間には福島交通が運行する福島 - 郡山線や、福交・宮城交通JRバス東北共同運行の仙台 - 郡山・須賀川線高速バスとの競争が激しい区間でもある。

福島駅 - 仙台駅間

仙台や福島への通勤通学、仙台商圏への旅客が主体となっている。運行本数は福島 - 白石間が毎時1 - 2本、白石 - 仙台間は毎時2 - 3本の運行である。この他、岩沼 - 仙台間では常磐線から乗り入れる普通列車(毎時1 - 2本)、名取 - 仙台間では仙台空港線直通の普通・快速列車(毎時1 - 3本)があり、名取 - 仙台間ではこれらの直通列車と併せて昼間毎時6 - 7本の列車が運行されている。朝夕などの多客時間帯には、仙台 - 岩沼間の区間列車が設定され、最大で1時間あたり11本程度の運行体制となる。福島駅 - 白石駅間(一部藤田駅までの区間列車)では、一部の列車がワンマンで運行され、白石では列車編成の分割併合が行われる列車もある。また、3往復(土曜・休日は5往復)の快速列車「仙台シティラビット」が運行されている。

福島 - 仙台間は高速バス路線(仙台 - 福島線)との競争が非常に激しい区間である。高速バス対策で快速「仙台シティラビット」が運行され、福島 - 仙台間往復で半額近く割引する企画切符を発行して対抗はしているが、強風等の自然災害によって列車の運休が多く発生する区間でもあるため、利用者数が減少傾向にある。

仙台駅 - 一ノ関駅間

250px|thumb|right|一ノ関駅の駅舎 この区間は宮城県北部から仙台への通勤通学客輸送を主体とするが、石越・花泉から一ノ関への通勤通学客、買い物、所用々務者の利用客も多数存在する。列車の運行本数は仙台 - 松島間が毎時3本、松島駅 - 小牛田間が毎時1 - 2本、小牛田 - 一ノ関間が1時間に1本程度である。朝夕は仙台 - 石越間の列車と併せて、1時間に2本程度の運行間隔となる。ラッシュ時間帯は利府と仙台方面を直通運転する列車が設定され、岩切 - 仙台間では1時間あたり最大で6本の運行体制となる。仙台と一ノ関を結ぶ列車のうち一部は、小牛田で列車編成の分割併合が行われ、小牛田から一ノ関の間においては日中、ワンマンで運行される。また、小牛田から石巻線気仙沼線に直通運転する快速列車「南三陸」が1日2往復運転されている。この区間近郊では仙台市と宮城県北部の各都市間に高速バスが運行されており、鉄道とバスの競合が起きている。

岩切から分岐する支線である通称利府線(りふせん)の区間についての詳細は、利府線および塩釜線の項目を参照。

一ノ関駅 - 盛岡駅間

一関・北上・盛岡への通勤通学客輸送を主体としている。全日を通し一ノ関 - 北上間は毎時1本、北上 - 盛岡間は毎時2本の運行で、一部列車はワンマン運行を行っている。なお、通勤通学時間帯のみ日詰 - 盛岡間の区間便が運行されるほか、いわて銀河鉄道線直通列車、快速「アテルイ」(平日朝の下り便1本のみ)などが設定されている。また、花巻 - 盛岡間には、釜石線直通列車(普通列車および快速「はまゆり」)が乗り入れている。

快速「アテルイ」

平日ダイヤで1日1本、朝の通勤時間に運行。休日ダイヤでは運行されない。水沢 - 盛岡間を54分で結ぶ。

八戸駅 - 青森駅間

普通列車の本数は1 - 2時間に1本で、この区間を通して運行する列車のほか、八戸 - 三沢間、野辺地・浅虫温泉 - 青森間の区間列車がある。八戸 - 三沢間の区間列車は「三沢シャトル」の愛称がある。野辺地駅からは大湊線の列車が一部乗り入れている。普通列車は地元客で、特急列車は旅行客や観光客で混み合う。休日等にはジョイフルトレインきらきらみちのく」が運行される。なお、2009年3月14日のダイヤ改正により、一部列車においてワンマン運転が開始された<ref>Template:PDFlink</ref>。

運行車両

東京近郊の近距離電車については山手線京浜東北線埼京線など各系統の記事を、特急列車については優等列車で挙げられている各項目を参照。

仙台地区へのE721系電車導入に伴い、417系2007年7月1日に、717系電車455系電車は同年11月10日に運用を離脱した。また水郡線へのキハE130系気動車導入に伴って余剰となるキハ110系気動車が地方路線に転配され、老朽化したキハ58系気動車が置換・廃車された。

優等列車

東北新幹線が開業した1982年以前には東京対東北・北海道へのメインルートであったことや、沿線諸都市連絡のために多くの優等列車が運行されたが、新幹線開業後は長距離輸送は東北新幹線に移行し、首都圏の中距離電車輸送力を強化したため、新幹線末端以北ないしは夜行列車の運行のみとなっている。

なお、首都圏区間を運行する優等列車については「宇都宮線」を、上野 - 大宮間に乗り入れる高崎線直通列車については「高崎線」を、過去の列車については「東北本線優等列車沿革」のページを参照。

昼行列車

八戸以北では東北新幹線に接続する形で、青森駅や奥羽本線弘前駅津軽海峡線経由で函館駅まで向かう特急列車が運行されている。

岩沼駅 - 仙台駅間には常磐線の特急「スーパーひたち」が乗り入れている。

夜行列車

thumb|right|東北本線経由時代の「あけぼの」(1991年8月16日) 首都圏から北海道へ向かう夜行列車が運行されている。

このほか、「ムーンライト仙台・東京」などの東京方面と仙台を結ぶ臨時快速列車が多客時期に設定されている。なお、夢空間の車両は2008年をもって営業運転を終了している。

また、現行列車のうち特急「あけぼの」が奥羽本線の福島駅 - 秋田駅を経由していた1990年まで上野駅 - 福島駅間、陸羽東線を経由していた1997年まで上野駅 - 小牛田駅間を東北本線経由で運転していたが、以後は大宮駅 - 秋田駅間が上越線・羽越本線経由となっている。

盛岡 - 八戸間はいわて銀河鉄道線青い森鉄道線を走行するため、この区間を経由する場合の運賃・特急料金には両社の運賃と両社線内の特急料金が加算される。

歴史

概略

東北本線は、1881年(明治14年)に創業した日本初の私鉄である「日本鉄道」が、養蚕業の中心地から横浜港へと製品を輸送するためと、当時東西両京を結ぶ交通路として位置づけられた中山道鉄道の一部を形成するために建設された上野駅 - 高崎駅 - 前橋駅間の路線(現、東北本線・高崎線上越線両毛線)に次いで、同社の重要な中核となる路線として建設が開始された。その背景には、明治政府により東北地方北海道の開発が推し進められており、それに必要な資材を輸送するために鉄道が必要不可欠なものと位置づけられたことがあると言われる。

そして、上野 - 前橋間鉄道から分岐する形で建設される事になったが、当初その起点とする場所にはさまざまな案が出されたが代表的なものとして大宮熊谷浦和の3案が挙げられる。このうち特に熊谷案は、殖産興業の一環と位置づけられた製糸業の盛んな桐生足利佐野を通過するため、有力な候補とされた。一方、アメリカ人技師のクロフォードは宇都宮以遠への最短ルートとするため大宮を起点にすべきという意見を出した。こうした経緯から最終的に大宮・熊谷の2案が残り、鉄道局長の井上勝の決断によって現行ルートである大宮分岐案に決定した。なおそれまで、上野 - 前橋間鉄道において大宮には駅が設けられていなかったが、分岐点となったことで大宮駅の開設が決定した。

建設は急ピッチで進められ、まず、1885年(明治18年)7月に大宮駅から宇都宮駅間の営業が開始された。仙台区(現仙台市)付近では松島湾塩釜港に資材を陸揚げして建設されたため、1887年(明治20年)12月には仙台を越えて塩竈駅(のちの塩釜線塩釜埠頭駅。現在の塩釜駅とは異なる)までが開通し、1891年(明治24年)9月には全線が開通した。これは、現東海道本線が開通した1889年(明治22年)7月からしても2年余りしか経っておらず、この路線の重要性が伺えるものであった。また、当線の営業距離は、新橋から東海道本線を経て山陽鉄道(現JR山陽本線)・岡山駅を過ぎた辺りまでとほぼ等しいが、山陽鉄道が倉敷まで開業したのが当線と同年の4月であったことを踏まえると、東京から北と西にほぼ等しい速度で鉄道が施設されていったことが分かる。なお、全通当時総理大臣を務めていた松方正義は、これによって東北が凶作でも餓死者は出ないと考え安堵したといわれる。

1900年(明治33年)に大和田建樹が作詞した『鉄道唱歌』第3集奥州・磐城編では、東北本線と常磐線の開通を以下のように祝って歌っている。

40番「勇む笛の音いそぐ人 汽車は着きけり青森に むかしは陸路廿日(はつか)道 今は鉄道一昼夜
63番「むかしは鬼の住家とて 人のおそれし陸奥(みちのく)の はてまでゆきて時の間に かえる事こそめでたけれ
64番「いわえ人々鉄道の ひらけし時に逢える身を 上野の山もひびくまで 鉄道唱歌の声立てて

戦後になると電化複線化が推し進められるようになり、1968年(昭和43年)10月に完成した。この時国鉄では、「ヨンサントオ」と通称される白紙ダイヤ改正を実施している。

年表

日本鉄道

  • 1883年(明治16年)7月28日 - 現・高崎線の一部に当たる日本鉄道の上野 - 熊谷間開業。このうち上野 - 大宮駅(この時点では未開業)間が現・東北本線に相当する。
    • 同年内に王子 - 浦和間に(貨)川口駅開業。
  • 1884年(明治17年)
  • 1885年(明治18年)3月1日 - 赤羽駅開業。(貨)川口駅廃止。
  • 1886年(明治19年)6月17日 - 栗橋 - 中田仮間の利根川橋梁が開通し、上野 - 宇都宮間全通。中田仮駅廃止。
    • 10月1日 - 宇都宮 - 那須(現・西那須野)間開業。このときの宇都宮 - 矢板間は、現・東北新幹線に近い経路であった。
    • 11月1日 - 宇都宮 - 那須間に長久保駅開業。
    • 12月1日 - 那須 - 黒磯間開業。
  • 1887年(明治20年)7月16日 - 黒磯 - 郡山間開業。
  • 1888年(明治21年)10月11日 - 増田駅(現・名取駅)、岩切駅開業。
  • 1890年(明治23年)4月16日 - 岩切 - 一ノ関間開業(山線経由)。
    • 11月1日 - 一ノ関 - 盛岡間、貨物線秋葉原 - 上野間開業。
  • 1891年(明治24年)1月12日 - 越河駅、槻木駅開業。
    • 9月1日 - 盛岡 - 青森間開業し、上野 - 青森間全通。
    • 5月1日 - 那須駅を西那須野駅に改称。
    • 9月1日 - 宇都宮 - 長久保間に古田駅、黒磯 - 豊原間に黒田原駅開業。
    • 12月20日 - 福岡駅(現・二戸駅)、下田駅開業。
  • 1892年(明治25年)3月1日 - 鹿島台駅開業。
    • 10月20日 - 上野 - 赤羽間、川口 - 大宮間複線化。王子 - 浦和間に(貨)川口駅開業。
  • 1893年(明治26年)2月15日 - 石鳥谷駅、一ノ戸駅(現・一戸駅)開業。
    • 3月25日 - 小金井駅開業。
    • 5月 - 野辺地駅付近に日本初の防雪林を植林。
    • 7月16日 - 蕨駅、野内駅、浦町駅開業。
  • 1894年(明治27年)1月4日 - 利府駅、新田駅、乙供駅、狩場沢駅開業。
    • 4月1日 - 間々田駅、古間木駅(現・三沢駅)開業。
  • 1895年(明治28年)4月1日 - 長岡駅(現・伊達駅)開業。
  • 1896年(明治29年)2月21日 - 長町駅開業。
    • 2月25日 - 泉崎駅開業。
    • 4月1日 - 荒川橋梁が複線化され、上野 - 大宮間の複線化完成。田端駅開業。
    • 4月9日 - 王子 - 蕨間の(貨)川口駅廃止。
  • 1897年(明治30年)2月25日 - 宇都宮 - 矢板間経路変更(当時、同区間では西鬼怒川東鬼怒川(現在の鬼怒川本水路)の2本の鬼怒川を渡っており、夏季の鬼怒川の大水に対する橋脚や護岸の補修費および時間が嵩み問題化したため、その下流部の東西鬼怒川が合流し流路帯が狭くなる地点を渡る現在の経路に切り替えることとなったもの)。新線上に岡本駅、氏家駅開業。旧線上の古田駅、長久保駅廃止。矢板 - 西那須野間に野崎駅開業。
  • 1898年(明治31年)1月11日 - 川口駅(現・岩手川口駅)開業。
    • 5月28日 - 平泉駅開業。
    • 9月1日 - 矢幅駅開業。
    • 11月24日 - 東那須野駅(現・那須塩原駅)開業。
  • 1899年(明治32年)10月7日 - 矢板 - 野崎間で箒川鉄橋列車転落事故が発生。
  • 1900年(明治33年)9月5日 - 藤田駅開業。
  • 1904年(明治37年)12月31日 - 中山(現・奥中山高原) - 小鳥谷間に小繋給水所開設。
  • 1906年(明治39年)1月21日 - 滝沢駅開業。
    • 4月1日 - 上野 - 日暮里間複々線化。
    • 4月16日 - 田端 - 赤羽間に田端北部信号所、赤羽 - 蕨間に金山信号所、浦和 - 大宮間に大原信号所開設。田端北部信号所は廃止日不明。
    • 10月 - 日暮里 - 田端間3線化。

鉄道院 - 運輸通信省

  • 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道が国有化。
  • 1907年(明治40年)11月1日 - 一ノ戸駅を一戸駅に、三ノ戸駅を三戸駅に改称。
  • 1908年(明治41年)5月1日 - 大宮 - 蓮田間に砂信号所、蓮田 - 久喜間に白岡信号所開設。
    • 9月30日 - 大宮 - 蓮田間複線化。
    • 11月6日 - 蓮田 - 久喜間、古河 - 間々田間複線化。
    • 11月10日 - 久喜 - 栗橋間複線化。
    • 11月20日 - 中田信号所 - 古河間複線化。
    • 12月25日 - 松山町駅、田尻駅開業。
  • 1909年(明治42年)8月1日 - 間々田 - 小山間複線化。
    • 9月21日 - 小繋給水所を駅に変更し小繋駅開業。
    • 10月12日 - 線路名称制定。秋葉原 - 上野 - 青森間を東北本線、岩切 - 塩竈間を塩竈線とする。
    • 10月18日 - 笹川駅(現・安積永盛駅)、金谷川駅開業。
    • 11月25日 - 金田一駅(現・金田一温泉駅)開業。
    • 12月16日 - 上野 - 田端間が直流電化。上野 - 日暮里間電車線1線増設し5線化、日暮里 - 田端間電車線1線増設し複々線化。
  • 1910年(明治43年)2月11日 - 白岡信号所を駅に変更し白岡駅開業。
    • 9月10日 - 川口町駅(現・川口駅)開業。赤羽 - 川口町間の金山信号所廃止。
    • 11月15日 - 千曳駅開業。
  • 1911年(明治44年)6月25日 - 鏡石駅開業。
  • 1912年(大正元年)7月11日 - 鶯谷駅開業。鶯谷 - 日暮里間電車線複線化し6線化。
    • 11月1日 - 大原信号所を駅に変更し与野駅開業。
  • 1913年(大正2年)3月20日 - 利府 - 松島(旧)間に赤沼信号所開設。
    • 4月 - 小山 - 宇都宮間複線化。
  • 1914年(大正3年)3月20日 - 上野 - 鶯谷間電車線複線化し6線化。
    • 6月25日 - 黒磯 - 黒田原間に高久信号所開設。
    • 12月1日 - 長岡駅を伊達駅に改称。
  • 1915年(大正4年)1月5日 - 仙北町駅開業。
    • 9月11日 - 中山駅を奥中山駅に改称。
  • 1916年(大正5年)10月1日 - 金谷川 - 福島間に永井川信号所開設。
  • 1917年(大正6年)2月20日 - 白坂駅開業。
    • 7月11日 - 安達駅開業。
    • 9月11日 - 本宮 - 二本松間に杉田信号所開設。
  • 1918年(大正7年)5月15日 - 蕨 - 浦和間に小谷場信号所開設。
  • 8月16日 - 松島(旧) - 鹿島台間に幡谷信号所開設。
    • 11月1日 - 厨川駅開業。越河 - 白石間に中目信号所、沼宮内 - 奥中山間に御堂信号所開設。
  • 1919年(大正8年)3月1日 - 中央本線の一部として東京 - 神田間開業。直流電化。
    • 4月5日 - 黒沢尻(現・北上) - 花巻間に村崎野信号所開設。
    • 10月12日 - 久田野駅開業。
  • 1920年(大正9年)2月15日 - 仙台 - 苦竹信号所間複線化。
    • 3月10日 - 黒磯 - 黒田原間経路変更。黒田原駅移転。
    • 4月23日 - 苦竹信号所 - 岩切間複線化。
    • 10月10日 - 白坂 - 白河間経路変更。白河駅移転。
    • 11月1日 - 黒田原 - 白坂間経路変更。豊原駅移転。
    • 12月2日 - 氏家 - 片岡間に蒲須坂信号所開設。
  • 1921年(大正10年)4月5日 - 日和田 - 本宮間に五百川信号所開設。
    • 6月1日 - 福岡駅を北福岡駅に改称。
    • 10月1日 - 蕨 - 浦和間の小谷場信号所廃止。
  • 1922年(大正11年)3月5日 - 栗橋 - 中田信号所間複線化。
    • 4月1日 - 信号所を信号場に改称。
    • 5月20日 - 金ヶ崎 - 黒沢尻間に三ヶ尻信号場開設。
    • 6月5日 - 藤田 - 越河間に貝田信号場開設。
    • 7月15日 - 花巻 - 石鳥谷間に二枚橋信号場開設。
    • 8月15日 - 下田 - 古間木間に木ノ下信号場開設。
    • 11月10日 - 狩場沢 - 小湊間に清水川信号場開設。
    • 12月5日 - 長町 - 仙台間複線化。
  • 1923年(大正12年)2月11日 - 蒲須坂信号場を駅に変更し蒲須坂駅開業。
    • 8月10日 - 北高岩駅開業。
    • 9月1日 - 岩沼 - 増田間複線化。
    • 10月15日 - 瀬上駅(現・東福島駅)開業。
    • 12月1日 - 増田 - 長町間複線化。
  • 1924年(大正13年)1月15日 - 浪打駅開業。前沢 - 水沢間に折居信号場開設。
    • 9月10日 - 陸前中田駅(現・南仙台駅)開業。
    • 10月16日 - 花泉 - 一ノ関間経路変更。有壁駅開業。
    • 12月20日 - 金田一 - 三戸間に目時信号場開設。
  • 1925年(大正14年)4月1日 - 豊原駅を下野豊原駅に改称。
    • 11月1日 - 神田 - 秋葉原間開業、秋葉原 - 上野間3線化、神田 - 上野間直流電化・旅客営業開始。御徒町駅開業。東北本線の起点を東京駅に変更。
  • 1926年(大正15年)10月25日 - 浦町 - 青森間複線化。浦町 - 青森間に青森操車場開設。
    • 11月5日 - 尻内 - 下田間に轟信号場開設。
  • 1927年(昭和2年)6月10日 - 久喜 - 栗橋間に桜田信号場開設。
    • 11月 - 上野 - 日暮里間回送線1線増設し7線化。
    • 12月20日 - 貨物支線 王子 - 須賀間、王子 - 下十条(現・北王子)間開業。田端 - 王子間貨物線1線増設し3線化。
  • 1928年(昭和3年)2月1日 - 田端 - 赤羽間が直流電化。田端 - 王子間電車線2線増設し5線化、王子 - 赤羽間電車線2線増設し複々線化。
    • 4月8日 - 一ノ関 - 平泉間に山ノ目駅開業。
    • 11月25日 - 折居信号場を駅に変更し陸中折居駅開業。
  • 1929年(昭和4年)2月25日 - 船岡駅開業。
    • 6月20日 - 日暮里 - 赤羽間の尾久駅経由の路線が開業(複線)。王子 - 赤羽間貨物線2線増設し6線化。
    • 12月15日 - 赤羽 - 蕨間貨物線2線増設し複々線化。
  • 1931年(昭和6年)4月10日 - 上野 - 日暮里間の回送線を複線化し8線化。日暮里 - 尾久間回送線2線増設し複々線化。
    • 7月15日 - 貨物支線下十条駅を北王子駅に改称。
    • 8月1日 - 王子 - 赤羽間に下十条駅(現・東十条駅)開業。
    • 10月30日 - 笹川駅を安積永盛駅に改称。
    • 12月1日 - 蕨 - 与野間貨物線2線増設し複々線化。
  • 1932年(昭和7年)5月1日 - 大宮 - 蓮田間の砂信号場、久喜 - 栗橋間の桜田信号場、栗橋 - 古河間の中田信号場廃止。
    • 7月15日 - 与野 - 大宮間貨物線2線増設し複々線化。
    • 7月25日 - 苦竹信号所を駅に変更し東仙台駅開業。
    • 9月1日 - 赤羽 - 大宮間直流電化。
    • 11月20日 - 二枚橋信号場を駅に変更し二枚橋駅(現・花巻空港駅)開業。
    • 12月26日 - 幡谷信号場を駅に変更し品井沼駅開業。
  • 1933年(昭和8年)1月15日 - 諏訪ノ平駅開業。
    • 7月1日 - 上中里駅開業。
    • 8月15日 - 行人塚駅、三百人町駅、小田原東丁駅、塩竈線多賀城前駅(現・陸前山王駅)開業。
  • 1934年(昭和9年)2月1日 - 川口駅を岩手川口駅に改称。
    • 2月15日 - 川口町駅を川口駅に改称。
  • 1936年(昭和11年)6月20日 - 清水川信号場を駅に変更し清水川駅開業。
    • 7月10日 - 木ノ下信号場を駅に変更し向山駅開業。
    • 9月1日 - 北浦和駅開業。
  • 1937年(昭和12年)2月1日 - 三ヶ尻信号場を駅に変更し六原駅開業。
  • 1939年(昭和14年)10月1日 - 西平内駅開業。
  • 1943年(昭和18年)3月1日 - 有壁 - 一ノ関間に真柴信号場開設。
    • 7月20日 - 瀬峰 - 新田間に梅ヶ沢信号場開設。
    • 10月1日 - 滝沢 - 好摩間に渋民信号場、奥中山 - 小繋間に西岳信号場開設。
  • 1944年(昭和19年)6月15日 - 貨物支線 浪打 - 堤川間開業。
    • 2月1日 - 石越 - 花泉間に油島信号場開設。
    • 5月1日 - 塩竈線多賀城前駅を陸前山王駅に改称。
    • 8月1日 - 古間木 - 沼崎間に小川原信号場開設。
    • 10月1日 - 花泉 - 有壁間に清水原信号場開設。
    • 10月11日 - 白坂 - 白河間に磐城西郷信号場、日詰 - 矢幅間に古館信号場、矢幅 - 仙北町間に中通信号場、厨川 - 滝沢間に長根信号場、御堂信号場 - 奥中山間に吉谷地信号場、小繋 - 小鳥谷間に滝見信号場開設。轟信号場を駅に変更し陸奥市川駅開業。
    • 11月11日 - 行人塚駅、三百人町駅、小田原東丁駅廃止。
    • 11月15日 - 陸前山王 - 品井沼間開業(海線・当初は貨物営業のみ)。塩竈線岩切 - 陸前山王間複線化し東北本線に編入。
    • 12月 - 新田 - 石越間に畑岡信号場開設。
  • 1945年(昭和20年)8月15日 - 平泉 - 前沢間に衣川信号場開設。
  • 1946年(昭和21年)10月19日 - 貨物支線 浪打 - 堤川間廃止。
  • 1948年(昭和23年)4月24日 - 野内駅近くで23両編成の貨物列車が脱線し野内川に転落。乗員2名死亡。
    • 8月1日 - 下野豊原駅を豊原駅に改称。
    • 10月1日 - 目時信号場を駅に変更し目時駅開業。
    • 12月15日 - 五百川信号場を駅に変更し五百川駅開業。
    • 12月19日 - 杉田信号場を駅に変更し杉田駅開業。
  • 1949年(昭和24年)3月1日 - 古館信号場を駅に変更し古館駅開業。

日本国有鉄道

  • 1949年(昭和24年)8月17日 - 松川 - 金谷川間で上り列車が、突如脱線転覆。乗員など3名死亡。現在も、原因は「謎」とされ、『松川事件』と呼ばれている。
    • 9月15日 - 御堂信号場 - 奥中山間の吉谷地信号場廃止。
  • 1950年(昭和25年)3月25日 - 栗橋 - 古河間に中田仮信号場開設。
    • 9月1日 - 中通信号場を駅に変更し岩手飯岡駅開業。
    • 10月1日 - 利府 - 松島(旧)間の赤沼信号場、新田 - 石越間の畑岡信号場廃止。
    • 11月1日 - 村崎野信号場を駅に変更し村崎野駅開業。
    • 12月1日 - 渋民信号場を駅に変更し渋民駅開業。
  • 1951年(昭和26年)4月1日 - 村崎野 - 花巻間に飯豊信号場開設。
    • 12月4日 - 黒沢尻 - 村崎野間複線化。
  • 1952年(昭和27年)6月10日 - 貝田信号場を駅に変更し貝田駅開業。
    • 9月26日 - 栗橋 - 古河間の中田仮信号場廃止。
    • 11月5日 - 村崎野 - 花巻間複線化。
    • 11月16日 - 村崎野 - 花巻間の飯豊信号場廃止。
  • 1953年(昭和28年)3月2日 - 梅ヶ沢信号場を駅に変更し梅ヶ沢駅開業。
    • 6月10日 - 小川原信号場を駅に変更し小川原駅開業。
  • 1954年(昭和29年)4月15日 - 東京 - 秋葉原間回送線2線増設し複々線化、秋葉原 - 上野間回送線2線増設し5線化。
    • 7月1日 - 油島駅開業。
    • 9月1日 - 西川口駅開業。
    • 9月28日 - 小牛田 - 瀬峰間複線化。
    • 11月10日 - 黒沢尻駅を北上駅に改称。
  • 1955年(昭和30年)7月1日 - 清水原信号場を駅に変更し清水原駅開業。
    • 9月1日 - 新田 - 石越間複線化。
  • 1956年(昭和31年)7月9日 - 陸前山王 - 品井沼間(海線)を旅客列車の主要ルートに変更。塩釜駅と新松島信号場を駅に変更した新松島駅(現・松島駅)開業。
    • 10月2日 - 水沢 - 金ヶ崎間複線化。
    • 10月8日 - 御堂信号場 - 奥中山間複線化。
    • 10月22日 - 品井沼 - 鹿島台間複線化。
    • 11月19日 - 電車線2線を増設し東京 - 上野間6線化、上野 - 日暮里間10線化、日暮里 - 田端間8線化。
  • 1957年(昭和32年)4月1日 - 下十条駅を東十条駅に改称。
    • 9月27日 - 鹿島台 - 小牛田間複線化。
    • 9月28日 - 有壁 - 一ノ関間複線化。真柴信号場廃止。
    • 10月1日 - 乙供 - 千曳間に石文信号場開設。
  • 1958年(昭和33年)4月14日 - 大宮 - 宇都宮間直流電化。
    • 9月4日 - 金ヶ崎 - 六原間複線化。
    • 9月12日 - 前沢 - 水沢間複線化。
    • 9月24日 - 瀬峰 - 梅ヶ沢間複線化。
    • 9月25日 - 六原 - 北上間、梅ヶ沢 - 新田間複線化。
    • 12月15日 - 宇都宮 - 宝積寺間直流電化。
  • 1959年(昭和34年)4月7日 - 磐城西郷信号場を駅に変更し磐城西郷駅(現・新白河駅)開業。
    • 5月22日 - 宝積寺 - 黒磯間直流電化。
    • 7月1日 - 黒磯 - 白河間交流電化。
    • 10月1日 - 沼崎駅を上北町駅に改称。
    • 12月12日 - 宇都宮 - 岡本間複線化。
  • 1960年(昭和35年)3月1日 - 白河 - 福島間交流電化。
    • 10月1日 - 貨物支線 長町 - 東仙台間開業。鏡石 - 須賀川間複線化。
    • 10月20日 - 片岡 - 矢板間複線化。
    • 10月31日 - 西那須野 - 東那須野間複線化。
    • 11月1日 - 盛岡 - 厨川間に青山信号場開設。
    • 11月22日 - 安積永盛 - 郡山間複線化。
  • 1961年(昭和36年)2月17日 - 大宮操車場、田端操車場を駅に変更し(貨)大宮操駅、(貨)田端操駅開業。
    • 3月1日 - 福島 - 仙台間交流電化。
    • 3月20日 - 古間木駅を三沢駅に改称。
    • 4月3日 - 永井川信号場 - 福島間複線化。
    • 4月5日 - 金谷川 - 永井川信号場間複線化。
    • 4月15日 - 御堂信号場を駅に変更し御堂駅開業。
    • 6月1日 - 貨物支線 貨物支線 宮城野 - 仙台市場間開業。宮城野駅・仙台市場駅開業。
    • 7月1日 - 南浦和駅開業。
    • 7月15日 - 郡山 - 日和田間複線化。
    • 8月15日 - 苫米地駅開業。
    • 12月15日 - 岡本 - 宝積寺間複線化。
    • 12月20日 - 白石 - 北白川間に東白石駅開業。
  • 1962年(昭和37年)1月31日 - 東那須野 - 黒磯間複線化。
    • 3月19日 - 宝積寺 - 氏家間複線化。
    • 4月5日 - 永井川信号場を駅に変更し南福島駅開業。
    • 4月11日 - 陸前山王 - 塩釜間複線化。
    • 4月15日 - 塩釜 - 新松島間複線化。北塩竈信号場廃止。
    • 4月20日 - 松島(旧) - 品井沼間(山線)廃止。新松島 - 品井沼間複線化。
    • 6月7日 - 野崎 - 西那須野間複線化。
    • 12月7日 - 五百川 - 本宮間複線化。
    • 7月1日 - 利府 - 松島(旧)間廃止。新松島駅を松島駅に改称。愛宕駅開業。
    • 7月26日 - 花巻 - 二枚橋間複線化。
    • 9月26日 - 本宮 - 杉田間複線化。
    • 10月20日 - 須賀川 - 安積永盛間複線化。
    • 11月30日 - 白河 - 久田野間複線化。
    • 12月7日 - 五百川 - 本宮間複線化。
    • 12月10日 - 石越 - 油島間複線化。
    • 12月10日 - 北福岡 - 金田一間に斗米信号場開設。
  • 1963年(昭和38年)2月5日 - 矢吹 - 鏡石間複線化。
    • 2月16日 - 野木駅開業。
    • 3月5日 - 清水原 - 有壁間複線化。
    • 3月8日 - 泉崎 - 矢吹間複線化。
    • 3月20日 - 花泉 - 清水原間複線化。
    • 3月25日 - 久田野 - 泉崎間複線化。
    • 5月25日 - 増田駅を名取駅に、陸前中田駅を南仙台駅に改称。
    • 8月10日 - 油島 - 花泉間複線化。
    • 8月21日 - 二枚橋 - 石鳥谷間複線化。
    • 9月19日 - 越河 - 中目信号場間複線化。
    • 9月20日 - 山ノ目 - 平泉間複線化。
    • 9月23日 - 磐城西郷 - 白河間複線化。
    • 9月24日 - 仙北町 - 盛岡間複線化。
    • 9月26日 - 日和田 - 五百川間複線化。
    • 9月27日 - 石鳥谷 - 日詰間複線化。
    • 9月28日 - 白坂 - 磐城西郷間複線化。
    • 12月10日 - 一ノ関 - 山ノ目間複線化。
  • 1964年(昭和39年)2月3日 - 二本松 - 安達間複線化。
    • 3月14日 - 豊原 - 白坂間複線化。
    • 3月17日 - 杉田 - 二本松間複線化。
    • 3月20日 - 東大宮駅開業。
    • 5月20日 - 岩手飯岡 - 仙北町間複線化。
    • 5月29日 - 日詰 - 古館間複線化。
    • 6月5日 - 古館 - 矢幅間複線化。
    • 6月20日 - 氏家 - 蒲須坂間複線化。
    • 6月30日 - 矢幅 - 岩手飯岡間複線化。
    • 7月20日 - 高久信号場 - 黒田原間複線化。
    • 8月31日 - 黒磯 - 高久信号場間複線化。
    • 9月1日 - 高久信号場を駅に変更し高久駅開業。
    • 9月3日 - 蒲須坂 - 片岡間複線化。
    • 9月15日 - 黒田原 - 豊原間複線化。
    • 9月19日 - 越河 - 中目信号場間複線化。
    • 9月22日 - 松川 - 金谷川間複線化。
    • 9月25日 - 矢板 - 野崎間複線化。
    • 9月28日 - 安達 - 松川間複線化。
    • 12月8日 - 盛岡 - 青山信号場間複線化。
  • 1965年(昭和40年)6月30日 - 尻内 - 陸奥市川間複線化。
    • 7月29日 - 槻木 - 岩沼間複線化。
    • 8月4日 - 青山信号場 - 厨川間複線化。青山信号場廃止。
    • 9月21日 - 渋民 - 好摩間複線化。
    • 9月22日 - 藤田 - 貝田間複線化。
    • 9月24日 - 北白川 - 大河原間複線化。
    • 9月25日 - 一戸 - 鳥越信号場間複線化。
    • 9月27日 - 小繋 - 滝見信号場間複線化。
    • 9月28日 - 福島 - 瀬上間複線化。
    • 9月29日 - 西平内 - 土屋信号場間複線化。
    • 10月1日 - 仙台 - 盛岡間、長町 - 宮城野 - 東仙台間交流電化。
    • 12月14日 - 西岳信号場 - 小繋間複線化。
  • 1966年(昭和41年)3月21日 - 平泉 - 前沢間複線化。
    • 4月21日 - 平泉 - 前沢間の衣川信号場廃止。
    • 7月27日 - 浅虫 - 野内間、集中豪雨により土砂崩れ多数発生。長期運転見合わせ。8月22日復旧。
    • 7月30日 - 大河原 - 船岡間複線化。
    • 9月20日 - 東京起点642.910km地点(北高岩 - 尻内間) - 尻内間複線化。
    • 9月22日 - 石文信号場 - 千曳間、東京起点694.970km地点(千曳 - 野辺地間) - 野辺地間複線化。
    • 9月24日 - 土屋信号場 - 浅虫間複線化。土屋信号場廃止。
    • 9月26日 - 奥中山 - 西岳信号場間複線化。西岳信号場廃止。
    • 9月27日 - 梅内信号場 - 三戸間複線化。
    • 9月28日 - 中目信号場 - 東白石間複線化。中目信号場廃止。
    • 10月1日 - 北福岡 - 金田一間の斗米信号場を駅に変更し斗米駅開業。
  • 1967年(昭和42年)2月27日 - 貝田 - 越河間複線化。
    • 7月25日 - 滝見信号場 - 小鳥谷間複線化。滝見信号場廃止。
    • 7月30日 - 三沢 - 姉沼信号場間複線化。
    • 8月12日 - 東白石 - 北白川間複線化。
    • 8月29日 - 桑折 - 藤田間複線化。
    • 9月13日 - 伊達 - 桑折間複線化。
    • 9月15日 - 岩手川口 - 沼宮内間複線化。滝沢駅移転。
    • 9月26日 - 船岡 - 槻木間複線化。
    • 9月27日 - 東京起点597.031km地点(小鳥谷 - 一戸間) - 一戸間間複線化。
    • 9月28日 - 瀬上 - 伊達間複線化。
    • 9月29日 - 滝沢 - 渋民間複線化。
    • 10月1日 - 与野 - 大宮間電車線2線を増設し6線化。
    • 12月14日 - 金田一 - 目時間複線化。目時駅移転。
    • 12月16日 - 浅虫 - 野内間複線化。
  • 1968年(昭和43年)4月25日 - 厨川 - 滝沢間複線化。長根信号場廃止。
    • 4月28日 - 三戸 - 諏訪ノ平間複線化。
    • 5月16日 - 剣吉 - 苫米地間複線化。
    • 5月20日 - 北高岩 - 東京起点642.910km地点(北高岩 - 尻内間)複線化。
    • 6月4日 - 沼宮内 - 御堂間複線化。
    • 6月9日 - 清水川 - 小湊間複線化。
    • 6月11日 - 鳥越信号場 - 北福岡間複線化。鳥越信号場廃止。
    • 6月17日 - 好摩 - 岩手川口間複線化。
    • 6月21日 - 北福岡 - 金田一間複線化。
    • 7月2日 - 小湊 - 西平内間複線化。
    • 7月8日 - 野辺地 - 清水川間複線化。
    • 7月10日 - 苫米地 - 北高岩間複線化。
    • 7月12日 - 小鳥谷 - 一戸間複線化。
    • 7月15日 - 諏訪ノ平 - 剣吉間複線化。
    • 7月20日 - 目時 - 梅内信号場間複線化。梅内信号場廃止。
    • 7月21日 - 野内 - 青森間経路変更。新線上に東青森駅開業。旧線上の浪打駅、浦町駅廃止。
    • 7月23日 - 上北町 - 乙供間複線化。
    • 7月29日 - 下田 - 三沢間複線化。
    • 7月31日 - 陸奥市川 - 下田間複線化。
    • 8月3日 - 姉沼信号場 - 上北町間複線化。姉沼信号場廃止。
    • 8月5日 - 乙供 - 石文信号場間複線化、(新)千曳 - 東京起点694.970km(千曳 - 野辺地間)間を複線の新線に切替え、全線複線化完成。千曳駅移転。石文信号場廃止。なお、旧線の千曳(西千曳と改称) - 野辺地間は南部縦貫鉄道に貸与し、同鉄道の起点は(旧)千曳駅から野辺地駅へ変更となる。
    • 8月22日 - 盛岡 - 青森間が交流電化。全線電化完成。
    • 9月25日 - 赤羽 - 与野間電車線2線を増設し6線化。
  • 1970年(昭和45年)12月1日 - 尻内 - 陸奥市川間の北尻内信号場を駅に変更し八戸貨物駅開業。
  • 1971年(昭和46年)3月1日 - 貨物支線王子 - 須賀間廃止。
    • 4月1日 - 尻内駅を八戸駅に改称。
    • 4月20日 - 西日暮里駅開業。
    • 12月1日 - (貨)宇都宮貨物ターミナル駅開業。
  • 1972年(昭和47年)12月18日 - 貨物支線 長町 - 宮城野間複線化。
  • 1973年(昭和48年)1月16日 - 貨物支線 宮城野 - 東仙台間複線化。
  • 1974年(昭和49年)7月 - (貨)盛岡貨物ターミナル駅開業。
    • 7月1日 - 貨物支線 宮城野 - 仙台市場間廃止。
  • 1975年(昭和50年)1月31日 - 秋葉原 - 田端操間の貨物営業廃止。
  • 1976年(昭和51年)8月2日 - 盛岡 - 青森間CTC化。
  • 1977年(昭和52年)3月1日 - 郡山操車場を駅に変更し(貨)郡山貨物ターミナル駅開業。
  • 1978年(昭和53年)6月1日 - 瀬上駅を東福島駅に改称。
    • 7月 - 石越 - 盛岡間CTC化。
    • 8月3日 - 仙台地区に通勤用417系交直流電車が初登場。仙台 - 白石間に1日1往復の運転開始。
    • 10月2日 - 岩切 - 利府間が交流電化。北上操車場開業。
  • 1981年(昭和56年)4月15日 - (貨)東鷲宮駅開業。
  • 1982年(昭和57年)4月1日 - 利府支線 新利府駅開業。
    • 6月23日 - 東鷲宮駅旅客営業開始。東那須野駅を那須塩原駅に、磐城西郷駅を新白河駅に改称。
  • 1983年(昭和58年)4月27日 - 自治医大駅開業。
    • 10月1日 - 土呂駅開業。
  • 1984年(昭和59年)3月24日 - 古河駅付近高架化。
    • 12月1日 - 白河 - 石越間、岩切 - 利府間CTC化。
  • 1985年(昭和60年)4月22日 - 館腰駅開業。
    • 9月30日 - 赤羽 - 大宮間(埼京線)開業。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 北上操車場廃止。浅虫駅を浅虫温泉駅に改称。矢田前駅、小柳駅開業。
  • 1987年(昭和62年)2月1日 - 北福岡駅を二戸駅に、金田一駅を金田一温泉駅に改称。

民営化以降

  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継。
  • 1988年(昭和63年)3月13日 - 二枚橋駅を花巻空港駅に改称。同日、新宿駅池袋駅発着列車の運行を開始。
    • 8月29日 - 六原 - 北上間を走行中の貨物列車が大雨で路盤流出のため、機関車などが脱線・横転し運転見合せとなる。
  • 1990年(平成2年)3月10日 - 上野 - 黒磯間に宇都宮線の愛称を使用開始。
  • 1996年(平成8年)3月 - 油島 - 岩手川口間 新PRC、CTC使用開始。
  • 1998年(平成10年)3月 - 沼宮内(現:いわて沼宮内) - 青森間 新PRC、CTC使用開始。
    • 3月14日 - 紫波中央駅開業。
    • 8月27日 - 豪雨のため、黒田原 - 豊原間で約100mに渡って路盤が流失。長期間の運転見合せとなる。9月25日復旧。
  • 1999年(平成11年)7月1日 - 黒磯 - 石越間 新PRC、CTC使用開始。
  • 2000年(平成12年)4月1日 - さいたま新都心駅開業(貨物線にはホームの設置がないため、新宿駅・池袋駅発着の列車は通過となる)。
  • 2001年(平成13年)9月29日 - 国府多賀城駅開業。
  • 2002年(平成14年)12月1日 - 東北新幹線八戸延伸に伴い、盛岡 - 目時 - 八戸間を第三セクターのIGRいわて銀河鉄道青い森鉄道に経営移管。
  • 2004年(平成16年)12月19日 - 宇都宮線上野 - 古河間ATOS使用開始。
  • 2005年(平成17年)10月16日 - 野木 - 那須塩原間ATOS使用開始。
  • 2006年(平成18年)9月18日 - 長町駅付近2.5km(名取川から広瀬川まで)を高架化。
  • 2007年(平成19年)3月18日 - 仙台空港線との直通運転開始。太子堂駅開業。
  • 2009年(平成21年)11月27日 - 新幹線開業後の経営移管を前提とした八戸 - 青森間の鉄道事業廃止届を国土交通省に提出<ref name="jreast20091127" />。
  • 2010年(平成22年)12月4日 - 東北新幹線新青森延伸に伴い、八戸 - 青森間を第三セクターの青い森鉄道に経営移管する予定。

優等列車の沿革

駅一覧

(貨)は貨物専用駅。それ以外の駅で◆・◇・■を付した駅は貨物取扱駅を表す(◇は定期貨物列車の発着なし、■はオフレールステーション

東日本旅客鉄道

東京駅 - 黒磯駅間

ここではこの区間に存在する全駅の駅名と主要な駅(主に支線・他路線の分岐点や運行上の拠点駅)のキロ程のみを記す。各駅のキロ呈・停車駅・接続路線・所在地などの詳細については各運転系統記事(宇都宮線高崎線湘南新宿ライン埼京線京浜東北線山手線)を参照。なお田端操駅 - 大宮駅間の貨物施設に関しては東北貨物線を参照。

() 内は起点からの営業キロ。

本線
東京駅 (0.0km) - 神田駅 (1.3km) - 秋葉原駅 (2.0km) - 御徒町駅 - 上野駅 (3.6km) - 鶯谷駅 - 日暮里駅 (5.8km) - 西日暮里駅 - 田端駅・(貨)田端操駅 (7.1km) - 上中里駅 - 王子駅 - 東十条駅 - 赤羽駅 (13.2km) - 川口駅 - 西川口駅 - 蕨駅 - 南浦和駅 (22.5km) - 浦和駅 - 北浦和駅 - 与野駅 - さいたま新都心駅 - (大宮操車場) - 大宮駅 (30.3km) - 土呂駅 - 東大宮駅 - 蓮田駅 - 白岡駅 - 新白岡駅 - 久喜駅 - 東鷲宮駅 - 栗橋駅 - 古河駅 - 野木駅 - 間々田駅 - 小山駅◇ (80.6km) - 小金井駅 - 自治医大駅 - 石橋駅 - (貨)宇都宮貨物ターミナル駅 - 雀宮駅 - 宇都宮駅◇ (109.5km) - 岡本駅 - 宝積寺駅◇ (121.2km) - 氏家駅 - 蒲須坂駅 - 片岡駅 - 矢板駅■ - 野崎駅 - 西那須野駅 - 那須塩原駅 - 黒磯駅 (163.3km)
支線(尾久経由)
日暮里駅 (0.0km) - 尾久駅 (2.6km) - 赤羽駅 (7.6km)
支線(武蔵浦和経由・埼京線)
赤羽駅 (0.0km) - 北赤羽駅 - 浮間舟渡駅 - 戸田公園駅 - 戸田駅 - 北戸田駅 - 武蔵浦和駅 (10.6km) - 中浦和駅 - 南与野駅 - 与野本町駅 - 北与野駅 - 大宮駅 (18.0km)

東京駅 - 大宮駅間における運転系統ごとの停車駅を下表に示す。

系統別停車駅比較表
  • 直通先は正式路線名である
  • ●:全列車停車、▲:快速は通過、━:全列車通過、=:経由せず
  • 下記の他に東京 - 神田間では「中央線(快速)」、上野 - 日暮里間では「常磐線」「常磐線(快速)」が走行するが、ここでは省略する。
  • *1:「宇都宮線」「高崎線」は2013年度に東京駅へ延長、東海道本線へ直通開始予定(東北縦貫線計画参照)。秋葉原 - 上野間は2008年現在留置線として使用されている。
  • *2:浦和駅の「湘南新宿ライン」用ホームは2012年度に開業予定。
系統 直通先 東京駅 神田駅 秋葉原駅 御徒町駅 上野駅 鶯谷駅 日暮里駅 西日暮里駅 田端駅 尾久駅 上中里駅 王子駅 東十条駅 赤羽駅 川口駅 西川口駅 蕨駅 南浦和駅 浦和駅 北浦和駅 与野駅 さいたま新都心駅 大宮駅 直通先
宇都宮線(東北線) *1*1東北本線
高崎線 *1*1高崎線
湘南新宿ライン 横須賀線-東海道本線山手貨物線
新宿池袋経由
*2東北本線
東海道本線*2高崎線
京浜東北線 根岸線-東海道本線-
山手線 山手線-東海道本線池袋方面山手線

黒磯駅 - 一ノ関駅間

駅名 駅間営業キロ 東京からの
営業キロ
快速 接続路線・備考 所在地
仙台シテ
ィラビ
ット
南三陸
黒磯駅 - 163.3     東日本旅客鉄道:東北本線(宇都宮線 宇都宮方面) 栃木県 那須塩原市
高久駅 4.0 167.3       那須郡那須町
黒田原駅 4.2 171.5      
豊原駅 5.2 176.7      
白坂駅 5.3 182.0       福島県 白河市
新白河駅3.4 185.4     東日本旅客鉄道:東北新幹線 西白河郡西郷村
白河駅 2.8 188.2       白河市
久田野駅 4.7 192.9      
泉崎駅 4.5 197.4       西白河郡泉崎村
矢吹駅 6.0 203.4       西白河郡矢吹町
鏡石駅 5.4 208.8       岩瀬郡鏡石町
須賀川駅 6.3 215.1       須賀川市
安積永盛駅6.7 221.8     東日本旅客鉄道:水郡線<ref group="*">水郡線の路線の終点は安積永盛駅だが、列車はすべて郡山駅へ乗り入れる</ref> 郡山市
(貨)郡山貨物ターミナル駅 1.6 223.4      
郡山駅3.3 226.7     東日本旅客鉄道:東北新幹線・山形新幹線磐越東線磐越西線
日和田駅 5.7 232.4      
五百川駅 4.5 236.9       本宮市
本宮駅 3.8 240.7      
杉田駅 5.9 246.6       二本松市
二本松駅 3.7 250.3      
安達駅 4.2 254.5      
松川駅5.0 259.5       福島市
金谷川駅 4.5 264.0      
南福島駅 5.4 269.4      
福島駅 3.4 272.8   東日本旅客鉄道:東北新幹線・山形新幹線・奥羽本線山形線
阿武隈急行阿武隈急行線
福島交通飯坂線
矢野目信号場 - 277.4   阿武隈急行線との実際の分岐点
東福島駅6.0 278.8    
伊達駅 3.1 281.9     伊達市
桑折駅 4.0 285.9     伊達郡桑折町
藤田駅 3.4 289.3     伊達郡国見町
貝田駅 5.6 294.9    
越河駅 3.7 298.6     宮城県 白石市
白石駅 8.2 306.8    
東白石駅 4.2 311.0    
北白川駅 4.3 315.3    
大河原駅 4.8 320.1     柴田郡大河原町
船岡駅 3.0 323.1     柴田郡柴田町
槻木駅 4.6 327.7   阿武隈急行:阿武隈急行線(仙台駅まで直通あり)
岩沼駅6.5 334.2   東日本旅客鉄道:常磐線<ref group="*">常磐線の路線の終点は岩沼駅だが、旅客列車はすべて仙台駅まで乗り入れ、一部利府駅まで直通する</ref> 岩沼市
館腰駅 3.7 337.9     名取市
名取駅3.5 341.4   仙台空港鉄道仙台空港線仙台空港アクセス線<ref group="*">仙台空港アクセス線の列車はすべて仙台駅発着である</ref>)
14px|[仙] 南仙台駅 2.7 344.1     仙台市 太白区
14px|[仙] 太子堂駅 2.2 346.3    
14px|[仙] 長町駅 1.0 347.3   仙台市地下鉄Template:Color南北線
東日本旅客鉄道:東北本線貨物支線(宮城野貨物線
14px|[仙] 仙台駅 4.5 351.8 東日本旅客鉄道:東北新幹線・秋田新幹線仙石線仙山線
仙台市地下鉄:Template:Color南北線
青葉区
14px|[仙] 東仙台駅 4.0 355.8   東日本旅客鉄道:東北本線貨物支線(宮城野貨物線) 宮城野区
東仙台信号場 - 357.5    
14px|[仙] 岩切駅 4.1 359.9   東日本旅客鉄道:東北本線支線(利府線)(一部仙台方面と直通)
陸前山王駅 2.3 362.2   仙台臨海鉄道臨海本線(貨物線) 多賀城市
国府多賀城駅 1.3 363.5    
塩釜駅 1.7 365.2     塩竈市
松島駅 10.0 375.2     宮城郡松島町
愛宕駅 2.0 377.2    
品井沼駅 4.4 381.6    
鹿島台駅 5.0 386.6     大崎市
松山町駅 4.9 391.5    
小牛田駅 3.5 395.0   東日本旅客鉄道:石巻線気仙沼線<ref group="*">気仙沼線の路線の起点は石巻線前谷地駅だが、列車は多くが小牛田駅へ乗り入れている</ref>(快速「南三陸」直通)・陸羽東線 遠田郡美里町
田尻駅 6.1 401.1       大崎市
瀬峰駅 6.7 407.8       栗原市
梅ヶ沢駅 3.7 411.5       登米市
新田駅 4.7 416.2      
石越駅 7.3 423.5      
油島駅 3.5 427.0       岩手県一関市
花泉駅 4.2 431.2      
清水原駅 3.2 434.4      
有壁駅 3.4 437.8       宮城県栗原市
一ノ関駅7.3 445.1     東日本旅客鉄道:東北新幹線・東北本線(盛岡方面)・大船渡線 岩手県一関市

Template:Reflist

  • 郡山貨物ターミナル - 郡山間に郡山南駅(仮称)設置計画がある<ref>Template:PDFlink</ref>。

一ノ関駅 - 盛岡駅間

  • 停車駅
    • 普通…すべての旅客駅に停車
    • 快速 … ●印の駅は停車、|印の駅は通過
  • この区間は全駅岩手県内に所在
駅名 駅間営業キロ 東京からの
営業キロ
快速 接続路線・備考 所在地
アテルイ はまゆり
一ノ関駅- 445.1     東日本旅客鉄道:東北新幹線・東北本線(仙台方面)・大船渡線 一関市
山ノ目駅 2.9 448.0      
平泉駅 4.3 452.3       西磐井郡平泉町
前沢駅 7.6 459.9       奥州市
陸中折居駅 5.2 465.1      
水沢駅5.0 470.1    
金ヶ崎駅 7.6 477.7     胆沢郡金ケ崎町
六原駅3.4 481.1    
北上駅6.4 487.5   東日本旅客鉄道:東北新幹線・北上線 北上市
村崎野駅 4.7 492.2    
花巻駅 7.8 500.0 東日本旅客鉄道:釜石線好摩駅まで直通あり) 花巻市
花巻空港駅5.7 505.7  
石鳥谷駅 5.7 511.4  
日詰駅 5.4 516.8   紫波郡紫波町
紫波中央駅 1.8 518.6  
古館駅 2.9 521.5  
矢幅駅 3.6 525.1   紫波郡矢巾町
(貨)盛岡貨物ターミナル駅 3.7 528.8   盛岡市
岩手飯岡駅 0.8 529.6  
仙北町駅 3.9 533.5  
盛岡駅 1.8 535.3 東日本旅客鉄道:東北新幹線・秋田新幹線・山田線田沢湖線
IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線(東日本旅客鉄道花輪線直通含む)

八戸駅 - 青森駅間

  • ※:東京からの累計営業キロは、盛岡駅 - 八戸駅間の経営分離前に使われていたもの
  • 停車駅
  • この区間は全駅青森県内に所在
駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 東京からの営業キロ※ 接続路線 所在地
八戸駅- 0.0 643.2 東日本旅客鉄道:東北新幹線・八戸線
青い森鉄道青い森鉄道線
八戸市
(貨)八戸貨物駅 1.7 1.7 644.9 八戸臨海鉄道八戸臨海鉄道線(貨物線)
陸奥市川駅 5.2 6.9 650.1  
下田駅 4.2 11.1 654.3   上北郡
おいらせ町
向山駅 5.2 16.3 659.5  
三沢駅4.7 21.0 664.2 十和田観光電鉄十和田観光電鉄線 三沢市
小川原駅 6.6 27.6 670.8   上北郡東北町
上北町駅 3.9 31.5 674.7  
乙供駅 6.9 38.4 681.6  
千曳駅 6.6 45.0 688.2  
野辺地駅 6.4 51.4 694.6 東日本旅客鉄道:大湊線 上北郡野辺地町
狩場沢駅 6.5 57.9 701.1   東津軽郡
平内町
清水川駅 4.7 62.6 705.8  
小湊駅 6.0 68.6 711.8  
西平内駅 3.8 72.4 715.6  
浅虫温泉駅 6.4 78.8 722.0   青森市
野内駅 4.9 83.7 726.9  
矢田前駅 3.1 86.8 730.0  
小柳駅 2.0 88.8 732.0  
東青森駅1.4 90.2 733.4  
青森信号場 - 94.1 737.3 東日本旅客鉄道:奥羽本線支線(新青森駅方面)
青森駅 5.8 96.0 739.2 東日本旅客鉄道:奥羽本線・津軽線津軽海峡線

支線

利府線の () 内は起点からの営業キロ

利府線(旅客営業あり)
岩切駅 (0.0km) - 新利府駅 - 利府駅 (4.2km)
宮城野貨物線
駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
長町駅 - 0.0 東日本旅客鉄道:東北本線(本線) 宮城県
仙台市
太白区
(貨)宮城野駅 3.8 3.8   宮城野区
東仙台駅 2.8 6.6 東日本旅客鉄道:東北本線(本線)

※仙台駅で夜間工事が行われた際(特に東北新幹線工事の行われた1970年代後半が中心であった)、「はくつる」「ゆうづる」「北斗星」「カシオペア」「八甲田」といった仙台駅を深夜に発着、または通過する夜行列車が同駅を避けてこの貨物線を経由して運転を行ったことがある。このとき、仙台停車が必要とされた列車は、長町駅に停車していた。

日本貨物鉄道

() 内は起点からの営業キロ

北王子線
(貨)田端操駅 (0.0km) - (貨)北王子駅 (4.0km)

廃止区間

1897年廃止区間
宇都宮駅 - 古田駅 - 長久保駅 - 矢板駅
1946年廃止区間(貨物支線)
浪打駅 - 堤川駅
1962年廃止区間
利府駅 - 赤沼信号場 - (旧)松島駅 - 品井沼駅
1968年廃止区間
野内駅 - 浪打駅 - 浦町駅 - 青森駅
1971年廃止区間(貨物支線)
王子駅 - 須賀駅
1974年廃止区間(貨物支線)
宮城野駅 - 仙台市場駅

経営移管区間

  • 新幹線延伸によって第三セクターに移管された区間。盛岡駅 - 目時駅間がIGRいわて銀河鉄道、目時駅 - 八戸駅間は青い森鉄道へ移管されている。設置駅・駅名は移管前日時点のもの。
  • () 内は盛岡駅 - 八戸駅間の経営分離以前に使用されていた東京駅からの営業キロ(主要駅のみ記載)
  • この区間の現状の詳細については「いわて銀河鉄道線」「青い森鉄道線」を参照
2002年12月1日移管区間
盛岡駅 (535.3km) - 厨川駅 - 滝沢駅 - 渋民駅 - 好摩駅 (556.6km) - 岩手川口駅 - 沼宮内駅※(567.3km) - 御堂駅 - 奥中山駅※ - 小繋駅 - 小鳥谷駅 - 一戸駅 - 二戸駅 (606.1km) - 斗米駅 - 金田一温泉駅 - 目時駅 (617.3km) - 三戸駅 (622.8km) - 諏訪ノ平駅 - 剣吉駅 - 苫米地駅 - 北高岩駅 - 八戸駅 (643.2km)
※沼宮内駅は現在のいわて沼宮内駅、奥中山駅は現在の奥中山高原駅である。

廃駅

廃止区間にあったものを除く。

  • 行人塚駅 : 1944年11月11日廃止、長町 - 三百人町間
  • 三百人町駅 : 1944年11月11日廃止、行人塚 - 仙台間
  • 小田原東丁駅 : 1944年11月11日廃止、仙台 - 東仙台間

過去の接続路線

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脚注

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関連項目

Template:Commons

Template:東日本旅客鉄道東京支社 Template:東日本旅客鉄道大宮支社 Template:東日本旅客鉄道仙台支社 Template:東日本旅客鉄道盛岡支社de:Tōhoku-Hauptlinie en:Tōhoku Main Line ko:도호쿠 본선 su:Jalur Utama Tōhoku zh:東北本線

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