忍風戦隊ハリケンジャー
出典: Wikipedio
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『忍風戦隊ハリケンジャー』(にんぷうせんたいハリケンジャー)は、2002年(平成14年)2月17日から2003年(平成15年)2月9日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に全51話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第26作にあたる。 Template:ネタバレ
スーパー戦隊シリーズ | ||
第25作 | 百獣戦隊 ガオレンジャー | 2001年2月 - 2002年2月 |
第26作 | 忍風戦隊 ハリケンジャー | 2002年2月 - 2003年2月 |
第27作 | 爆竜戦隊 アバレンジャー | 2003年2月 - 2004年2月 |
目次 |
あらすじ
戦国時代からの伝統を持ち、各界にOB・OGを大量に送り込んでいる忍者集団・疾風流(はやてりゅう)。ライバルである迅雷流との対抗戦を控えたある朝、流派の拠点である養成学校・忍風館は「宇宙忍群ジャカンジャ」を名乗る集団の襲撃を受け、学生も校舎も謎の忍法で消されてしまう。館長の日向無限斎は強敵に善戦するが、形勢不利となりハムスターに変身して脱出。娘で各種アイテム開発のプロである「からくり博士」おぼろの下に逃れた。
全滅してしまったかと思われた学生達だったが、朝礼をサボっていた椎名鷹介・野乃七海・尾藤吼太の落ちこぼれ3人組が無事だった。忍風館での3人の大先輩であるおぼろは、ハムスターから戻る呪文を失念し行動に制約が生じてしまった無限斎の意を受けて、彼ら3人に強化スーツを与え、200年間後継者が途絶えている疾風流伝説の忍者「ハリケンジャー」として、ジャカンジャと戦うことを命じた。
だが、生き残ったのは疾風流の3人だけではなかった。迅雷流忍者でありながら、アウトサイダー的立場に置かれていた霞一甲・一鍬の兄弟もまた、ジャカンジャの襲撃から逃れていたのだ。共闘を呼びかける鷹介たちだが、霞兄弟はそれを拒む。亡き父・一鬼が探求し、ジャカンジャも狙っているという「アレ」を追うために。
それぞれの流派の思惑が絡み合う中、地球の忍者と宇宙の忍者たちによる壮絶な戦いの火蓋は切られた。
概要
特徴
本作をもって「-ンジャー」が「-マン」名の作品数を逆転。モチーフは忍者戦隊カクレンジャーと同じく「忍者」。メンバー構成が3人でスタートした戦隊は『超獣戦隊ライブマン』以来。プロデューサーの日笠淳や脚本家の宮下隼一は、従来のような5人戦隊ではなく3人戦隊にすることで、キャラクター1人1人の描写に重点を置くことが狙いと語っている<ref></ref>。
大きな特徴として、装備も組織も互いに独立した複数の戦隊チームが並立し、途中から共闘するという設定が挙げられる。この設定は脚本家によると「流派対流派をやろうということになった」と語っている。ただし、共闘する者たちは別チームであり、飽くまでもハリケンジャーは最後まで3人である。
また、1話限りの悪役キャラにも愛着を持てるようにという塚田英明サブプロデューサーの意向により、テレビ朝日公式サイトに「怪人プロフィール」が設けられた他、EDの前にも毎回「宇宙忍者ファイル」という、その回の怪人(ゲスト怪人のいない回は、レギュラー幹部のうち一人)をナレーターが紹介するミニコーナーが設置された。
演出面ではマスクが開いて顔が見えるという設定から、普段から主演の3人は高頻度でスーツを着用していたことも特徴として挙げられる。尚、このマスクが開く設定はメイン監督の渡辺勝也の考案であり、『超新星フラッシュマン』のシャットゴーグルからインスパイアしたものであることをインタビューにて公言している。
この他、戦隊シリーズとしては初めて巻之三十五よりアバンタイトルが挿入され、以降の作品においてもこのフォーマットは踏襲される形となった。
また本作は最終話でオープニングが歌われていない。これも戦隊シリーズとしては初めてのことである。
前作『百獣戦隊ガオレンジャー』に引き続き、本作でもゲームソフトがプレイステーション専用ソフトとして1本発売されている。戦闘員や怪人との戦い、ロボ戦があることは前作と同様だが、今回は戦いの前に指定されたキャラの中から好きな戦士を選び、操作することができる。また、ある条件を満たすと、特別編が追加される。特別編ではガオレンジャーのガオレッドやガオイカロスといったロボとハリケンジャーが協力して敵と戦うというものである。
企画時の仮題は「超忍戦隊ニンジャマン」。ハリケンジャーの使う「超忍法」に名残がある。
キャスティング
ハリケンジャーの3人は、椎名鷹介役の塩谷瞬と尾藤吼太役の山本康平は本作がデビュー作であり、また野乃七海役の長澤奈央も当時はまだキャリアが浅く知名度も低かったことから、彼らの役者としての成長がそのままハリケンジャーの戦士としての成熟を表現している。ゴウライジャーの霞兄弟には、元力士という異色の経歴をもつ白川裕二郎と、舞台俳優・姜暢雄を起用した。それ以外のキャラクターには、無限斎本人とハムスターの声の担当に西田健、おぼろに高田聖子を配し、三輪ひとみが、シュリケンジャーの主人にして疾風・迅雷両流派の源流を守る存在・御前様を演じた。
シュリケンジャーは変装の名手という設定から素顔を見せることはせず、仮の姿を演じる俳優、通称「シュリケンジャーゲスト」として、歴代の本シリーズで変身前を演じた俳優たちが友情出演し、変装態からシュリケンジャーに変身する際のポーズも当時彼らが演じた役を髣髴とさせるものとなっている。彼らは一部を除き、最終話でも特別出演している。
声優面では、敵であるジャカンジャ側の梁田清之、郷里大輔、島田敏、池田秀一らのほか、変身時のシュリケンジャーの声の松野太紀など、ベテランや実力派が多数配されている。またナレーション担当の宮田浩徳は、物語中盤より風雷丸の声も兼任した。
なお、西田健はこれより10年前の1992年に、同じくテレビ朝日系で放映された時代劇「将軍家光忍び旅」パートIIにおいて無幻斎という、この無限斎によく似た姿の悪の忍者の頭領を演じている。
スタッフ
メイン監督は戦隊シリーズでは初パイロットとなる渡辺勝也が担当。パイロットのみならず、劇場版や最終回などの主要回の演出を全て務め上げた。雑誌インタビューによると渡辺は本来、『アバレンジャー』のパイロットも依頼されていたものの、本作品の最終回を演出したいと強く希望したため次回作パイロットの依頼を蹴ってまで最後まで当番組に携わったという。また小中肇が1シリーズぶりに参加したり、戦隊初参加となる橋本一、大井利夫がメガホンを執るなどバラエティに富んだ演出陣となっている。
メタルヒーローシリーズではメイン実績のある宮下隼一が戦隊シリーズでは初めてメインライターで起用された。その他、前作より引き続き参加の酒井直行、久々の参加となる荒川稔久、本作品より新たに参加した前川淳などが脇を固めた。
デザインワーク面では、前作よりサブデザイナーとして参加し、アニメ作品で実績のあったさとうけいいちがメインデザイナーに昇格。ジャカンジャ側のデザインのみならずプロップ類やセットデザイン、ジャカンジャが用いる「宇虫文字」にいたるまでマーチャン関連を除いたデザイン全般を一手に手がけた。
備考
長年スポンサーの一社としてソーセージ等を生産、販売していた雪印食品が牛肉偽装事件で解散したことにより、本作以降はプリマハムが受け継いだ。
巻之三十七クランクイン直前、鷹介役の塩谷がランニング中にバイクと接触する事故で腕を骨折したため、巻之三十七-巻之三十八及びVシネマの『ハリケンジャーVSガオレンジャー』では腕を吊った状態で撮影した。巻之三十六でゴウライジャーのバイクに興味を示したのは鷹介と七海だったが、巻之三十七のバイクシーンは鷹介が実際の塩谷同様負傷したという設定で、吼太と七海が行っている。
登場人物
忍風戦隊ハリケンジャー
本作の主人公たち。「忍風館」第507期生である疾風流の忍者。椎名、野乃、尾藤の頭文字で「し・の・び(「忍び」)」となる。
- 椎名鷹介(しいな ようすけ)/ハリケンレッド
- 19歳の空忍。口上は「風が哭き、空が怒る」。日向無限斎が直々に忍風館へスカウトした。運動神経とスタミナに優れており潜在能力は抜群なのだが、本人はその能力を自覚しておらず、一応リーダーの割りにはいささか考えなしで猪突猛進気味。ジャカンジャによる忍風館消滅後、人材派遣会社に登録して各所で働きながら戦う。ハリケンジャーとしての自覚は三人の中で最も強く、世を忍ぶ仮の姿の時でもハリケンジャイロを常に装着していた。スーツのモチーフはタカ。ラーメンが好物。
- 野乃七海(のの ななみ)/ハリケンブルー
- 18歳の水忍。口上は「水が舞い、波が踊る」。勝気でプライドの高く、どこか飄々とした紅一点。やる気はあるが、鷹介同様に考えなしで行動しがちなのでヘマを連発している。忍風館消滅後、ひょんなことから芸能界にスカウトされ、演歌歌手「野乃ナナ」として営業しながらジャカンジャと戦う羽目になってしまう。戦い終了後は演歌歌手からアイドル歌手活動をしている。スーツのモチーフはイルカ。『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』に登場の際は、スターとして活躍している。
- 尾藤吼太(びとう こうた)/ハリケンイエロー
- 20歳の陸(おか)忍。口上は「大地が震え、花が歌う」。元々は訪問介護士。両親を事故で亡くして妹・鳴子と共に養護施設で育った。肉体派である半面、一番年上ということもあり、冷静沈着に他の2人の猪突猛進振りを止めるまとめ役(設定上は鷹介がリーダーということになっているが、実質的には彼がリーダー、というような状態になっている)。無限斎の物まねが得意。忍風館消滅後、訪問介護士の仕事を再開しながらジャカンジャと戦う。スーツのモチーフはライオン。
忍風館関係者
- 日向無限斎(ひなた むげんさい)/「ハムスター館長」
- 疾風流の忍者学校「忍風館」館長。ジャカンジャによる忍風館襲撃の際、ゴールデンハムスターに変身して難を逃れたが、呪文を一字間違えてしまい、劇場版で一時的に人間の姿に戻れた以外は外見はハムスターのまま(なお、この状態でも人語を話せる)。厳格だが心配性のところもある。最終決戦の混乱の最中に呪文を思い出したため、最終回で元の姿に戻ることができた。おぼろからは「お父ちゃん」と呼ばれている。娘おぼろのウェディングドレス姿を見るのが夢、と劇中で語られる。
- 日向おぼろ(ひなた おぼろ)/「おぼろ博士」
- 「忍風館」特忍課・第487期卒業生。無限斎の一人娘(年齢は30代の設定)で、鷹介達の20代前の先輩。忍風館始まって以来の天才と言われ、疾風流に伝承されてきた風神エネルギーを用いた各種メカ・アイテムを開発したエンジニアであり、ハリケンジャーの軍師的存在。標準語でしゃべる父と違い、彼女は関西弁を話す。これは、演じた高田自身が奈良県出身である事を生かしたもの。高田はおぼろが関西弁を使う理由を語る「外伝」を勝手に考えたと述べ、東映側公式サイトでは一部が披露されている。ちなみにハリケンジャーが登場するVシネマ2作品でのロボのオリジナル武装を、どちらも「スペシャルやしな。」の一言で片付けている。
その他の関係者
- 田井章一郎(たい しょういちろう)
- 鷹介の忍風館時代の同級生で、鷹介とは下位争いをしていた。忍風館を中退した後は、結婚し焼き鳥屋を経営している。鷹介がハリケンジャーになった事を知り、ハリケンジャーを辞めさせようとした。ちなみに、抜け忍は黒子ロボットによって記憶を消される筈であるが、彼はそれを殴り飛ばして追っ払ったらしい。そのため忍風館時代の記憶を持ち、迅雷流やゴウライジャーの事も知っている。
- 尾藤鳴子(びとう めいこ)
- 吼太の妹。吼太と共に生まれ育った養護施設で保育士をしている。
- 尾藤あやめ (びとう あやめ)
- 今は亡き吼太の祖母。サタラクラが過去の中忍を蘇らせる作戦を行った所、その影響で復活。しかも女子高生の姿になって、天国から吼太に会いに来た。自称「あやや」。
- 馳太(はせ ふとし)
- 七海のマネージャー。
電光石火ゴウライジャー
迅雷流きっての手練にして跳ね返り者と言われた霞兄弟。ゴウライジャー自体も「闇に生まれ、闇に生きる、迅雷流伝説の覇者にして、暗黒の忍。」と伝承される存在。その戦闘力はハリケンジャーを遥かに上回り、初登場時にはハリケンジャーを完膚なきまでに叩きのめして圧勝している。当初はジャカンジャと手を組んでいたが、利用されていたことに気づき、ハリケンジャーと手を組んだ。
一時は暗黒七本槍のメンバーであると思われていた時期もあり、他の七本槍と同格の悪の幹部扱いでOP映像に登場していたこともある。一戦隊が丸ごと敵の幹部として迎え入れられたのはスーパー戦隊シリーズ史上初である。
企画時の仮題は「カゲレンジャー」で新番組予告記事ではこの名称で紹介された。
既存の戦隊とは異なる別組織は『炎神戦隊ゴーオンジャー』のゴーオンウイングス/須塔兄妹にも受け継がれている。
名乗りの際の決め口上は「影に向かいて影を斬り、光に向かいて光を斬る。電光石火ゴウライジャー、見参!」
- 霞一甲(かすみ いっこう)/角忍カブトライジャー
- 第7話から登場。霞兄弟の兄である24歳の角忍。「深紅の稲妻」の異名を持つ。カブトムシをモチーフとした姿(臙脂色の忍者)に変身する。弟である一鍬からは「兄者」と呼ばれている。やや傲岸不遜ではあるが、弟や仲間には優しさも見せる。パワーファイター。普段は工事現場でアルバイトをしており、たまたま派遣でやってきた鷹介と一緒に働いたこともあった。ジャカンジャ加入の際の経緯から、マンマルバとの間には浅からぬ因縁があり中盤ではその対立が物語の軸の一つとなった。
- 本編終了後の『爆竜戦隊アバレンジャーVS ハリケンジャー』ではそれまでの黒髪から茶髪に変わっていた。また、爆竜達に怪我を負わせてしまったことをアスカに詫びると、アスカからは「謝ったりしない」人物と思われていたために驚かれた。
- 霞一鍬(かすみ いっしゅう)/牙忍クワガライジャー
- 第7話から登場。霞兄弟の弟である21歳の牙忍。「蒼天の霹靂」の異名を持つ。クワガタムシをモチーフとした姿(紺色の忍者)に変身する。迅雷流に誇りを持つ熱い男で、気性が荒いところもある。技に優れた技巧派。普段は兄と一緒に工事現場で働いたり、子供達に剣道を教えたりもしている。チューピッドの矢に当たったことがきっかけで七海に片想いするというエピソードで恋愛にうといところを見せる。バナナが大好物。
- 本編終了後の『爆竜戦隊アバレンジャーVS ハリケンジャー』ではすっかり性格が軽くなり、交際中であり同じ任務についている七海を任務中にデートに誘っていたりした。
迅雷義塾関係者
- 霞一鬼(かすみ いっき)
- 霞兄弟の父。迅雷(いかづち)流の規律に従わずに無益な殺戮を行う等、危険人物と見なされており、過酷な任務ばかり与えられた末に死亡した。「アレ」を出現させる方法の一つが「息子達に殺し合いをさせること」だと知り、彼等に対し怒りと憎しみばかり教えていた他、迅雷忍者が使用する情報ナビゲーションツールにその情報を残していた。武器の製作も行っていたが、その製作思想はサタラクラからも狂気であると評されるものであった。
天空忍者シュリケンジャー
- シュリケンジャー
- 第21話から登場。「御前様」直属の緑色の忍者で、疾風流・迅雷流双方の忍術を極めている天空忍者。「緑の光弾」の異名を持つ。英語交じりの変な口調でしゃべるが、「ニンジャ・オブ・ニンジャ」の自称通り、その実力は作中最強でハリケンジャー、ゴウライジャーを軽く凌ぐ。またここ一番ではプロテクターを脱ぎ捨てマスクの上部を回転させることで「ファイヤーモード」というパワーアップモードとなり、野球をベースにした攻撃スタイルで戦う。その際、なぜか口調も江戸っ子風に変化する。
- 特技は変装で、その辺にいた人間に早変わりするなど朝飯前。別名「千の顔を持つ男」。変装しているときのほうが圧倒的に強いという指摘がある。後述の様々な変装態の他、鷹介、吼太、一甲に化けたこともある。劇中最後まで素顔は見せることはなかったが、ハリケンレッド同様に空忍科特有の技も使うことから、無限斎はその正体を、10年前に突如失踪した忍風館・空忍科の「ハリケンジャーに一番近かった男」ではないかと推測しており、おぼろと顔見知りの可能性が示唆されている。
- 変身時の口上は「I am ニンジャ・オブ・ニンジャ!!」
御前様
- 覚羅(かぐら)
- 疾風流、迅雷流を統べる「宇宙統一忍者流」の領導者。終盤にてその姿を現した。自らの存在を固く秘し、その存在は無限斎ら両流派の高位の忍者と、彼女に従うシュリケンジャーにしか知られていなかったが、「アレ」を出現させる手がかりとされる「怒りの矢」を封じたメダルがジャカンジャの手に落ちたことから、ハリケンジャー、ゴウライジャーの前に姿を現す。悲しみに触れると解けてしまう封印で「嘆きの弓」のメダルを自らの体内に封じたため、500年もの長きに渡って孤独に生きてきた。メダルの力があるため、食料による栄養補給を必要としない。
宇宙忍群ジャカンジャ
宇宙をさすらう邪悪な宇宙忍者の集団。忍者の究極奥義とされる「アレ」を探し求め、多くの星を荒らしてきた。500年前に宇宙中にばら撒いた発信機の一つが地球にて作動した為地球にやって来た。「アレ」を見つけるために謎の流星群のメッセージに従い、地球を腐らせようとする。宇宙船として乗ってきた寄生要塞センティピードを基地にしている。
- 首領タウ・ザント
- 千の顔と千の手を持つ大ムカデのような姿をしたジャカンジャの首領。センティピードの謁見の間(司令室)の中央に座り、上忍達に指示を出す。見えている部分は本体の一部に過ぎず、謁見の間に収まりきれずにセンティピードに幾重にも巻きつくほど巨大である。優秀な人材に対してはどこの宇宙の生まれでも気にしない豪快さを持つ一方、「アレ」を手に入れる為には部下をも捨て駒にする非情さを持つ。
- デザインモチーフは節足動物のムカデで、「センティピード」も日本語に訳せばムカデ(漢字で書くと「百足」)。キャラクターの名前自体も「脚がたくさんある」ことからの連想でドイツ語で1000を表す"Tausend"から来ている。
- 上忍・暗黒七本槍
- タウ・ザントの命令を直接聞く立場にいる、組織内No.2の集団。一の - ・二の - と番号が割り振られているが、明確なリーダーはいない。また、六・七の槍はタウ・ザント以外面識一切無し。全員が異なる分野のエキスパートであり、作戦内容から来る組み合わせによって多彩な連携を見せる。
- 全員の名の由来は曜日の英語名+モチーフ。
- 一の槍フラビージョ
- キャピキャピした元「宇宙コギャル」。渋谷のセンター街ならぬ「宇宙センター街」でタウ・ザントにスカウトされた。それ以前は「宇宙忍者学校」の落ちこぼれだがジャカンジャに入ってから実力を上げたものと思われる。ウェンディーヌとは仲が悪かったが、チュウズーボの死後は次第に仲良くなりつつある。上忍・中忍の任務達成状況などの報告・査定担当がメインだが、一度は自分が査定され、マイナス300点をつけられてしまったことも。単体で戦ってもそこそこ強いが、他の七本槍と異なり巨大化しての戦闘描写は無かった為、巨大化が可能なのかは不明。可愛い外見とは裏腹に、やることはかなりえげつない。また、幹部で唯一ハリケンジャーの基地に侵入(?)したことがある。「エレガントバリヤー」という防御技を使い、ドライガジェット、ダブルガジェットの同時撃ちを跳ね返す力があり作中2回使用(2回とも同じエピソード)。:: 後に『アバレンジャーVSハリケンジャー』にウェンディーヌとともにゲスト出演し、更に劇場版『デカレンジャー』に「宇宙大学生」の肩書き付きで1カットのみ登場。さらに『ボウケンジャーVSスーパー戦隊』にも登場。戦隊シリーズ4作品に登場したのは、2024年現在、彼女が唯一である。
- デザインモチーフは昆虫の蜂で、名前の由来は金曜日=Fridayとハチ=bee。
- 二の槍チュウズーボ
- 大入道のような姿をした宇宙忍者。宇宙忍者達を配下に持つ。古文書解読などを行い、自身は知的な力押しの作戦を好む。
- ゴウライジャーを利用し「アレ」を手に入れようと目論んだが失敗。その後ハリケンジャーとゴウライジャーに最後の決戦を挑み、禁断の呪文「闇魔人巨大召喚の術」で巨大化を遂げた。
- デザインモチーフは人間の入道。名前の由来は火曜日=Tuesday。
- 三の槍マンマルバ
- 予言・占いなど、不確かな未来へ対する事柄を視る予言者。語尾に「ら」をつけて話す事が多い。当初はサッカーボールほどの大きさしかない幼生体として基地に浮かびながら様々な予言を行っていた。後に成長体として前線へ出ると同時期に流星群から「アレ」のメッセージを読み取る。ムエタイ風の筋肉質的な体格で肉弾戦を好み、普段は預言者風のローブを着用。幼児期の人懐っこい台詞からクールな物言いに変化したが、言動は物騒ではあるが他の七本槍とのやりとりからも分かるように、よくよく見れば十分子供らしい性格をしている。
- 自らの誤った予知により自身が基地へ招きいれ、そしてジャカンジャを裏切ったゴウライジャーに固執していた。一度はハイテンプル星を滅ぼした宇宙サソリを使い、カブトライジャーを死の寸前まで追い詰めたが、結局は失敗に終わった。自身も一度はカブトライジャーに倒されるが、予知により自分のクローンを作っており、後に逆襲を仕掛ける。しかし再び飛来した流星群のメッセージの情報量に耐え切れず、巨大化し醜悪な暴走体となってしまう。
- デザインモチーフは節足動物の蠍(さそり)。名前の由来は月曜日=Monday。
- 四の槍ウェンディーヌ
- フラビージョとコンビのグラマー美女。錬金術師であり、四軍団中・三軍団の宇宙忍者の巨大化を受け持つ。ハンサムな男に弱く、怒りが頂点に達すると巨大化してしまう体質(星一つ滅ぼしたことがある)の持ち主。
- デザインモチーフは爬虫類の蛇。名前の由来は水曜日=Wednesday。
- サーガインの死後、彼が創り残していたカラクリ巨人で敵を討とうとするなど、友人としてはかなり親しかったようである。
- 五の槍サーガイン
- 両肩から取り出す二本の刀によって高い戦闘能力を誇る黒甲冑の武人にして科学者。
- 本来の姿は地球の蟻に類似した極小の生命体であり、普段はメカニックで構成された黒武者体の頭部を生体接続によって操縦している。(その比率は、人間を巨大ロボットに見立てた時のパイロットと同等)。
- 武人としての戦闘能力が非常に高く、両肩の二本の剣で敵を切り裂く傍ら様々なカラクリ巨人を作り出すと共に宇宙各地の自立型ロボットを部下とし、また自身でも配下となる傀儡を造り出すという、武人と科学者という反比例する立場を完全両立した珍しい例といえる。ちなみに七本槍の中で彼とフラビージョのみ巨大化していない。
- 最後の決戦に敗れたチュウズーボには敬意を表し、また、暴走体と化したマンマルバを不憫に思うなど、仲間内ではそこそこ情に厚い。終盤でカラクリメダルの技術を解析し「アレ」の力を一部解放することに成功している。
- デザインモチーフは昆虫の蟻。ただし匂いも含め甘いものは大嫌い。名前の由来は木曜日=Thursday。
- 六の槍サタラクラ
- 中盤より登場。センティピートに常住しない中忍とのパイプ役でもあり、単独で複数の星を腐らせてきた。
- 実力としては申し分ないのだが、ダジャレやいたずらが大好きで、首領を「タザやん」呼ばわりしたり、ふざけているとしか思えない態度や作戦などが目白押しのお調子者(カットされたためにテレビ未放送である部分の台本には、タウ・ザントにサーガインが同情する、という台詞がある)であるため、タウ・ザントも最初から前線に加えることをなんとなく躊躇っていたが、チュウズーボが倒された後、戦力強化の為に呼び寄せられる。
- だがお調子者の側面は陰気かつ冷酷な本質を隠すためのもの。自分の顔を忌み嫌っており常に仮面を着用しているが、終盤で素顔が明らかになる。
- デザインモチーフは人間の京劇役者。名前の由来は土曜日=Saturdayとサクラ。
- 七の槍サンダール
- 終盤より登場した、左目に眼帯をかける策士風の幹部。アレについての何らかの情報を元に単独での探索任務に当たっていた。
- 物事を幾手先まで見通し、情況に適応した甘言で人を操る事に長ける。本作品における敵組織内紛の中心人物で表向きにはタウ・ザントに忠誠を誓いつつ、密かに「アレ」を手に入れる機会を伺っていた面従腹背の幹部。口では協力を謳いながら内心では他人を利用することしか考えない性格の持ち主。タウ・ザントの本意を聞き、土壇場で翻意を見せた。
- 武器は身長の半分以上もある大刀『赦悪彗星刀(シャークすいせいとう)』。普段は閉じた扇を手にしているが、それ自体が武器であり内部には配下の扇忍獣(せんにんじゅう)が住み着いている一種の携帯亜空間となっている。
- 単独の戦闘能力は七本槍随一。光のロープで相手をまとめて拘束する「自在縄」、隠れた敵を探す「凶ザ目」、巨大鮫の形をしたエネルギーに乗って突進する「縄頭蓋」、巨大化する「巨大身の術」等、数々の強力な宇宙忍法を使いこなす。
- 所持している刀「赦悪彗星刀」の名前は、デザインモチーフが魚類の鮫(シャーク)であることに加え、担当声優の池田の代名詞でもあるキャラクター・シャア・アズナブルとそのニックネーム「赤い彗星」からとったもの(「シャア」+「彗星」)。またシャアの台詞をアレンジした台詞、流用した台詞が多数登場する。名前の由来は日曜日=Sunday。
- 中忍
- 各話において敵怪人として登場する忍者。ありとあらゆる銀河系出身者で構成され、以下の四つの組織に分かれている。
- 宇宙人忍者群団
- チュウズーボが率いる、様々な星のエリート忍者たち。生物モチーフが主で和風の出で立ちに身を包んでおり、名前も最後に漢字が入っている。再生・巨大化の術を書いた巻物をバズーカで打ち出すことで巨大化。
- クグツ忍者群団
- サーガインが設計・製作したロボット忍者と各宇宙の自立型ロボットまたはロボット生命体で構成。生物・無機物の混成モチーフ。ロケットから変形し、能力を解析・コピーする巨大ロボット「コピージャイアント」によって巨大化。
- 仮面忍者群団
- サタラクラが率いる、仮面をつけた宇宙人忍者。普段はセンティピードの外で暮らし、必要に応じてサタラクラが電話で呼びつける。総じて(既往分らしい戦隊怪人に)人体の一部が配されている。名前は「○○・××」で構成されている。体の再生・巨大化をする「デッ仮面」を、中忍がやられた地点にハンマー投げの要領で投げ飛ばすことで巨大化。
- 扇獣群団
- サンダールが自ら忍術を教え込んだ宇宙生物による軍団。東洋の空想獣がモチーフ。厳密には忍者ではなく忍獣。名前は「○○ーギ」となっている。元から巨大な体格もあれば、人間と大差ない体格の獣もいる。
- 下忍マゲラッパ
- ジャカンジャの戦闘員。武器はカマのような忍者刀。「ゲラッパゲラッパ、マゲマゲ」と言いながら、ラップのステップを踏んで登場する。本体はマゲであり、服の中にはある虫がたくさん詰まっている。ネーミングの由来は勿論「髷(まげ)」と、「乱破(らっぱ)」及び「ラッパー」である。
「アレ」
- 邪悪なる意志
- 「アレ」の正体であり、ジャカンジャを陰で操っていた存在。世界を作り変えるほどの力を持つ異次元のエネルギー体。タウ・ザントやジャカンジャ幹部達の体を甦らせ、それに憑依してハリケンジャーを苦しめた。
地球忍者の装備・戦力
ハリケンジャー
共通装備・技
- シノビメダル
- ハリケンジャイロ
- ハリケンジャーの変身アイテム。「忍風・シノビチェンジ!」の掛け声と共に変身する。各人に対応したシノビメダルがセットされている。ジャイロ手裏剣を飛ばすことも可能。変身後も左腕に残っている。
- ハヤテ丸
- ハリケンジャーが背中に背負った忍者刀。刀剣としてだけでなく、鞘に収めた状態で銃としても使える(ガンモード)上に、柄には携帯電話様通信機が内蔵されている。これでお互いに連絡をとる事も出来る。更に携帯と同じダウンロード機能を備え、新しい技が開発されると、そのデータが剣自体に転送される。技自体はハヤテ丸のアプリケーションソフトと同じ扱いになるので、ダウンロードすれば持つ者が誰でも基本的には使用可能(後述)。
- 超忍法・乱舞三重衝
- ハヤテ丸に「乱」モードをダウンロードして刀身にエネルギーを込め、超高速で連続斬りを繰り出す。本編ではレッドとブルーが使用している。
- 台風 (タイフーン) 斬り
- 「ハ・リ・ケン」の発声とともに空中で前方回転しながら3人同時に斬りつける。1人でも使用可能。本編での技名の発声は無い。
- 超忍法・影の舞
- ハリケンジャー全員で使う合体技。手前に障子が出現し、その裏で影となってそれぞれが様々な攻撃を繰り出す。ゴウライジャーやシュリケンジャーが加わることもある。VS戦隊シリーズでは変身前でも使用している。この技を破ったのはサンダールのみである。基本的に3人で使うが人数が増えると、そのつど「4人影の舞」や「5人影の舞」となる事もある。
- 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊では、ボウケンレッドがハヤテ丸を用いてこの技を使っている。
- 三身一体トリプルハリケーン
- 3人が手を組み合った状態で回転し、猛烈な勢いで風を巻き起こす。
- 超忍法・消え身の術
- 煙玉を投げて身を隠す。
- 抜け身の術
- やられたと思わせてスーツだけ残す。そこから奇襲攻撃を仕掛けることが多い。ハリケン、ゴウライ、シュリケン全員共通の技。
個人装備・技
- ハリケンレッド
- ドライガン
- ハリケンレッド専用のハリケンガジェット。500度の熱風弾や火炎を発射し、半径20m以内を焼き尽くす。モチーフはドライヤー。
- 疾風流剣技・疾風斬
- レッドの技。「斬」モードのハヤテ丸に風神エネルギーを込め、振りかざして敵を袈裟斬りにする。
- 超忍法・雷撃斬
- レッドの技。迅雷流伝承の剣技を応用した技。ハヤテ丸に「雷」モードをダウンロードして、刀身に雷神エネルギーを込めて敵を何度も斬る。
- カブト雷撃破
- レッドがカブトライジャーから伝授された技。詳しくはゴウライジャーの項を参照。
- 超忍法・空駆け
- ハリケンレッドが使用する忍術。空中を最高速度時速200kmで駆けながら攻撃する。
- 超忍法・幻変化
- ハリケンレッドが使用する忍術。物体に変身して敵を攻撃する。劇中ではハリケン戦闘機、ハリケン戦車に変身した。
- 超忍法・飛雲雀
- 鷹介が使用する忍術。爆発的な跳躍により底なし沼や地中にめり込んだ状況から脱出する、疾風流空忍固有の忍法。
- 疾風流奥義・大空斬
- シュリケンジャーがレッドに授けた巻物に記されていた奥義。空駆けにより空中より敵に近づき、ハヤテ丸で相手を縦に斬る。
- ハリケンブルー
- ソニックメガホン
- ハリケンブルー専用のハリケンガジェット。言霊を風神エネルギーで増幅し、「回れ」「地面に潜れ」等、マイクで喋ったとおりに相手(複数でも可)を操る事ができる(ある意味で最強の武器といえる。劇中でも多数のマゲラッパを一掃したりしている。)衝撃波の発射も可能。モチーフは(電動)メガホン。
- 超忍法・水流破
- ハリケンブルーが使用する忍術。手から激しい水流を出す。
- 超忍法・水変化
- ハリケンブルーが使用する忍術。地面を水に変えて、その中に敵を引きずり込む。
- 超忍法・水面(みなも)走り
- ハリケンブルーが使用する忍術。水上を如く走り抜ける。
- 忍法・水柱
- 七海が使用する忍術。地面から巨大な水柱を発生させ、それに乗って高いところへ移動する、水忍の基本忍法。変身前でも使える。
- 忍法・木の葉返し
- 七海が使用する忍術。木の葉を巻き上げて、敵の目をくらます。
- 疾風流剣技・激流斬
- ブルーの技。「斬」モードのハヤテ丸に風神エネルギーを込め、振りかざして敵を縦に斬る。
- ハリケンイエロー
- クエイクハンマー
- ハリケンイエロー専用のハリケンガジェット。ハンマー部分に風神エネルギーを集中させて叩く事で、地割れを起こすほどの一撃を生み出す。目にも止まらぬ速さで叩きつけるクエイクハンマー百連打や、野球の一本足打法の要領で敵を殴りつける超忍法869号といった技がある。 モチーフは(両手持ちの)ハンマー。
- 超忍法・舞獅子
- ハリケンイエローが使用する忍術。最大8人に分身する。この状態で敵の周囲を動きながら次々と攻撃する「イエロー八方崩し」という技もある。
- 超忍法・地雷撃
- ハリケンイエローが使用する忍術。地面にハヤテ丸を突き立て、地走りを起こす。
- 超忍法・砂驀進
- ハリケンイエローが使用する忍術。地中を潜り、奇襲攻撃をかける。
- 超忍法・獅子滑
- ハリケンイエローが使用する忍術。地面にうつ伏せになった状態で敵に突っ込んでいく。
- 超忍法・乱れ斬り
- ハリケンイエローが使用する忍術。垂直な壁を横に走りながら何度もハヤテ丸で斬りつける。
- 陸忍法・カメレオンの術
- 吼太が使用する忍術。保護色の布を利用して、壁等に隠れる。変身前でも使える。
- 疾風流忍法・犬の鼻
- 吼太が使用する忍術。黒い犬の鼻をつけ、犬並みに嗅覚を強化する。
- 疾風流奥義・大地斬
- シュリケンジャーがイエローに授けた巻物に記されていた奥義。獅子滑りにより敵に近づき、ハヤテ丸で相手を横に斬る。この技と上記の大空斬は実は1つの技であり、二つの技を合わせると疾風流奥義・大空大地斬になる。
- 疾風流剣技・大地斬
- イエローの技。「斬」モードのハヤテ丸に風神エネルギーを込め、振りかざして左上から右下に振り下ろす。
合体武器・技
- 三重連トリプルガジェット
- ドライガン、ソニックメガホン、クエイクハンマーを連結させた必殺砲。合体の順番によって発射するエネルギーが変化する。
- ドライガジェット
- ドライガン、クエイクハンマー、ソニックメガホンの順に連結させた形態。ドライガンの銃口から高熱波を発射する。
- ソニックガジェット
- ソニックメガホン、ドライガン、クエイクハンマーの順に連結させた形態。強力な超音波で敵をバラバラにする。
- クエイクガジェット
- クエイクハンマー、ソニックメガホン、ドライガンの順に連結させた形態。重さ100トンの重力弾で敵を押しつぶす。単体での出番は余り多くないものの、ビクトリーガジェットの時にはこの形態でダブルガジェットと連結させることから、意外にも一番多くの出番がある事になる。
メカニック
- ハリケンウインガー
- 風神エネルギーエンジン付きのハンググライダー。最高時速500km。データ転送装置により、ベルトのバックル部分から必要な時だけ現れる。武器として小型ミサイルを搭載している。エンディングで毎回ハリケンジャーが操る姿は出てくるが、流石にあまり出番は無かった。
- レッドウインガー
- ブルーウインガー
- イエローウインガー
シノビマシン
おぼろ博士が新世代のハリケンジャーのために開発していた動物型カラクリメカ。内部の駆動機構にカラクリ技術が応用されており、現代のアクチュエーターよりも効率よく駆動する。構造材には超軽量・超硬質の特殊セラミックを使用。装甲はハリケンファイバー・特殊セラミック・チタン合金の積層型。シノビマシンの合体変形の衝撃には、生身では耐えられない。
- ハリケンホーク
- レッドが乗る空戦用のシノビマシン。タカのような形をしている。普段は旅客機に化けている。マッハ8で飛行する。翼から烈火弾を放つ。また、特殊可燃ガスを噴射して敵を炎の渦で締め上げるカラクリ忍法・火炎鷹を持つ。旋風神の頭に変形する。
- ハリケンドルフィン
- ブルーが乗る水中戦用のシノビマシン。イルカのような形をしている。普段は豪華客船に化けている。時速200kmで航行する。飛行能力も持つ。津波のホログラムと共に敵を攻撃するカラクリ忍法・大津波で敵を押し流す。体当たりのドルフィンアタックや、噛み付き攻撃も得意。旋風神の右腕に変形する。
- ハリケンレオン
- イエローが乗る陸戦用のシノビマシン。ライオンのような形をしている。普段は建設中の遊園地のジェットコースターのレールと観覧車に化けている。時速300kmで走行する。必殺技はタテガミを回転させて竜巻を起こし、敵に体当たりするカラクリ忍法・連獅子。旋風神の左腕・ボディ・両足に変形する。
- 旋風神
- ハリケンホーク、ハリケンドルフィン、ハリケンレオンが「忍風合体!」の合図で合体した「カラクリ巨人」(ロボ)。出力は1000万馬力。左肩のハリケンレオンから突風を放つタテガミハリケーン、右腕のハリケンドルフィンから竜巻状のエネルギーを放つドルフィントルネード、ハリケンレオンの口から吐く煙幕といった技の他に、胸部の元素固定装置が開いて飛び出すカラクリボールにより色々な技を使う。必殺技はソードスラッシャーを装備して3人に分身、一斉に敵を切り裂く究極奥義「分身幻斬り」他多数。
- 旋風神ハリアー
- 「旋風神・ハリーアップ!」の合図で60秒(1分間)だけ変化できる旋風神の特殊モード。パワーは500万馬力と通常より劣るが、最高速度マッハ2と、運動能力は格段に上昇するため、体が大きな旋風神が倒せないスピード豊かな敵に使用することが多かった。武器は両手に装備した刃のダブルハリアーソードと、胸から放つ破壊ビーム。得意技は、ダブルハリアーソードを円状の刃に変形させ、空中に出現したカタパルトを車輪のように転がって敵に突っ込むホイールクラッシュ、ダブルハリアーソードによる連続斬り疾風円月剣。必殺技は空中から猛スピードで敵に突っ込み、すれ違いざまに2本のダブルハリアーソードで斬りつけるハリアー弾丸斬り。
ゴウライジャー
共通装備・技
- ゴウライチェンジャー
- ゴウライジャーの変身アイテム。「迅雷(じんらい)・シノビチェンジ」の掛け声と共に変身する。それぞれカブトムシ、クワガタ型をしており、変身時には翼が開いて中のシノビメダルが見える。作中において「ゴウライチェンジャー」という名は一度も出ておらず、一甲が一度、「チェンジャー」と呼んだのみである。
- イカヅチ丸
- ゴウライジャーが武器として使用している特殊スティック。ジョイントの組み換えによって自在に形を変える。分厚い鉄板も切り裂く手槍の手槍の型、ブーメランのように戻る十字手裏剣の十字の型、中心部に電磁バリアを張って敵の攻撃を反射する盾の円月の型として使える。
個人装備・技
- カブトライジャー
- ホーンブレイカー
- カブトムシを模した、カブトライジャー専用の銃型ゴウライガジェット。角の形をしたポインターで敵に狙いを定め、ディスク状の光弾を発射する。直径1mの鉄骨コンクリートの柱を切り裂く。角の二股に分かれた先端に装備された銃口からパルスビームを連射することも可能。
- 超忍法・幻カブト
- カブトライジャーの忍術。巨大化した自分の幻影を作り出し、それで敵を踏み潰して精神的なダメージを与える。変身前でも使える。当時敵対していたハリケンイエローに2回、無限斎から卒業証書を奪うために一回(変身せずに)、アバレンジャーVSハリケンジャーでアバレキラーに、合計4回使用。
- 迅雷流忍法・カブトうつし
- 一甲の忍術。念を込めたカブトムシを飲み込み、自分の体内をレントゲンのように調べる。
- カブト雷撃破
- 空中前転から両足キックを放ち、さらにイカヅチ丸で敵を縦に斬る連続攻撃技で、後にハリケンレッドにも伝授した。マンマルバを一度は倒した他、ウェンディーヌに使用した事もある。
- 迅雷流剣技・雷撃斬
- カブトライジャーの得意技で使用回数が最も多い。イカヅチ丸の先端の刃に雷神エネルギーを充填して、敵を何度も斬り裂く。
- クワガライジャー
- スタッグブレイカー
- クワガタムシの顎を模した、クワガライジャー専用のハサミ状ゴウライガジェット。挟んだ相手に10万ボルトの高圧電流を流す。主に手に持って使うが、イカヅチ丸の先端に装着して槍の穂先のように使うこともでき、この形態をイカヅチブレイカーと呼ぶ。
- 超忍法・牙走り
- クワガライジャーの忍術。スタッグブレイカーで敵を挟んだまま、空中を自在に走る。
- 超忍法・牙稲妻
- クワガライジャーの忍術。頭の牙から雷神エネルギーを発射する。
- 超忍法・移り身
- クワガライジャーの忍術。敵の攻撃でやられたかのように見せかけて、思わぬところから奇襲攻撃をかける。
- 迅雷流剣技・雷牙一閃
- クワガライジャーの技。イカヅチ丸とスタッグブレイカーに雷神エネルギーを充填して、左右両方向から敵を横に斬る。
- 迅雷流剣技・雷牙一撃
- クワガライジャーの技。イカヅチブレイカーに雷神エネルギーを充填して斜め袈裟に振り下ろす。
- 鬼雷丸
- 霞兄弟の父・霞一鬼の使用していた武器。本編では「刀」と言っていたが、実際は両刃の薙刀である。電撃を溜めて斬りつける迅雷流奥義・鬼雷爆撃破を使用可能。しかしこの技は電撃を放出して味方を攻撃してしまうため、「味方斬りの魔剣」と呼ばれて封印されていたが、迅雷流の再興にこだわった一鍬の心によって封印が解かれた。
合体武器・技
- 二重連ダブルガジェット
- ホーンブレイカーとスタッグブレイカーの二つのゴウライガジェットを合体させた、ゴウライジャーの必殺武器。雷神エネルギージェネレーターをフル回転させ、10万ボルトの高電圧エネルギー弾を発射する。
- イカヅチ雷撃斬
- 『爆竜戦隊アバレンジャー VS ハリケンジャー』で霞兄弟が使用した技。青い雷が宙に走った後、刀を青く光らせて前方宙返りからの同時斬りを決める。
- 迅雷乱れ打ち
- 一甲と一鍬が迅雷太鼓を打ち鳴らし、迅雷印の旗を通じて太鼓に雷エネルギーを蓄積させて放つ。
メカニック
- バリサンダー
- ゴウライジャーがそれぞれのゴウライチェンジャーのシノビメダルから呼び出すバイク。最高時速は750キロ。あまりに高性能なため、最初はハリケンジャーでも乗りこなせなかったが、特訓の末、イエローとブルーは乗りこなすことに成功した。
- バリサンダー・カブトタイプ
- バリサンダー・クワガタイプ
シノビマシン
迅雷の谷に封印されていた昆虫型カラクリメカ。雷神エネルギー誘導装置を得て復活した。能力を特化させているため、地上戦では疾風流シノビマシンを凌ぐ戦闘力を発揮する。
- ゴウライビートル
- カブトが乗る戦車(カブトムシ)型のシノビマシン。時速270kmで走行する。角の主砲と胴体に装備された二門のガトリングガン・ゴウライキャノンによる一斉射撃は小さな山を7、8秒で消滅させる。機体上部には2門のパルスビーム砲も装備。溶岩弾の中に身を隠して敵に突撃するカラクリ忍法・角変化を使う。轟雷神の上半身に変形する。
- ゴウライスタッグ
- クワガが乗る大型六輪車(クワガタムシ)型のシノビマシン。時速285kmで走行する。先端の牙・ダブルホーンカッターは自分の3倍近い重量の物を持ち上げられる他、ワイヤーで射出も可能で、角からスタッグサンダーという電撃を発射する事も可能。砂埃にまぎれて敵を攻撃するカラクリ忍法・牙がくれを使う。轟雷神の下半身とダブルホーンカッターに変形する。
- 轟雷神
- 元々は霞兄弟の父・霞一鬼が作っていた硬いボディが特徴のカラクリ巨人で、ゴウライビートル、ゴウライスタッグが「迅雷合体!」の合図で合体して完成する。出力は800万馬力。両腰にはゴウライキャノン、胸には100万ボルトのエネルギーを込めて敵を切り裂くダブルホーンカッターを装備している。カラクリボール・システムは旋風神と同一。必殺技はプラントアックスによる究極奥義「大回転轟斬り」、カブトスピアーによる究極奥義「突貫香車突き」。
シュリケンジャー
装備・技
- シュリケンボール
- 片手でつかめる程度のボール状をしたシュリケンジャーの変身アイテムにして武器。劇中ではさまざまな変装態から「天空・シノビチェンジ!」の掛け声と共に変身するが、その際は変身前の役者がかつて演じていた各戦隊での変身ポーズをアレンジしたポーズをとる、言い換えるとシュリケンジャーへの「変身ポーズ」は一定していないことになる。但し、大葉健二だけはデンジブルーでもバトルケニアでもなく、宇宙刑事ギャバンの「蒸着!」のポーズをとっている。これはデンジブルーが指輪をはめた拳を突き出すポーズ(あの大きさのボールを持ちながらではトレースしづらい)、バトルケニアは明確な変身ポーズが描かれていなかった事が一因であると推測がされる。
- シュリケンズバット
- シュリケンジャーの武器。普段はバット部を鞘にした剣として使用するが、ファイヤーモード時には鞘に収めバットとして使い、シュリケンボールを打つ。尚柄の石突部分にはマイクが付けられており、通信機としても使える。
- 冷凍剣
- 鞘の部分のマイクに音声入力して、刀身から冷凍エネルギーを放つ。解凍剣との併用で、ハリケンジャーとゴウライジャーの体内の毒サソリを摘出した。
- プラズマ剣
- 鞘の部分のマイクに音声入力して、刀身からプラズマエネルギーを発生させる。
- 火炎剣
- 鞘の部分のマイクに音声入力して、刀身から火炎を放射する。ファイヤー剣というバリエーションもある。
- 超忍法・秘打千本ノック
- シュリケンズバットでシュリケンボールを無数に打ちまくる。強化版のミラクル千本ノックも後に登場している。
- 超忍法・分身魔球
- その名の通り、シュリケンボールを分裂させて投げつける。
- 超忍法・空駆け
- ハリケンレッドの忍術と同じ。
- 翼忍剣技・天空斬
- 空中前転で勢いをつけて、シュリケンズバットで相手を縦一文字に斬る
シノビマシン
- 天空神
- シュリケンジャーが搭乗する、スマートなボディが特徴のカラクリ巨人(巨大ロボ)。時速680kmで飛行するヘリコプター形態から「飛翔変形!」の合図で変形する。出力は680万馬力、移動時速は500km。足のホバーにより空中を自由自在に移動可能であり、旋風神ハリアー以上に身軽。旋風神、轟雷神以上のカラクリ技術で製造されたらしく、カラクリボールは旋風神や轟雷神と異なり、両手に搭載された元素固定装置により出現する。シノビマシン形態時の武器は9連装の天空ランチャーで、プロペラで地面を切り裂いて地割れを起こすカラクリ忍法天空裂破や、分身術も使える。カラクリ巨人形態の武器は胸の天空手裏剣と両腕の天空カッター、カラクリボールのスピンビーとキャッチスパイダー。必殺技はスピンビーによる究極奥義「暴れ独楽」。
- リボルバーマンモス
- マンモスを模した超巨大カラクリマシン。巨大な敵を踏み潰せるほどの巨体を誇る。出力は5600万馬力で、時速180kmで走行する。体内に多数のカラクリボールを収納し、弾丸のように連続発射させる事ができる。武器は顔の両側のビーム砲から放つマンモスビーム、前足膝のビーム砲、風速100km以上の突風を噴射する鼻の大型ノズル。
地球忍者共通
共通・合体武器
- 五重連ビクトリーガジェット
- トリプルガジェットとゴウライジャーのダブルガジェットを連結させた形態。風神・雷神エネルギーを同時に発射して敵を粉砕する。トリプルガジェットとダブルガジェットの同時撃ちも防ぐ、フラビージョのエレガントバリアを破り、なおかつサーガイン配下の傀儡忍者を倒した。
- ニンジャミセン
- 宇宙統一忍者流の楽器で、衝撃波を放つ他、リボルバーマンモスを呼出すのに使う。当初はシュリケンジャー専用という様な形で出てきたが他にハリケンジャーらも使用できるが、劇中都合1棹だけが確認されている。それぞれの武器(シュリケンズバット、ハヤテ丸、イカヅチ丸)と合体させて使い、ハヤテ丸ガンモードの10倍の威力を誇る銃としても使える他、音色でリボルバーマンモスをコントロールすることができる。シュリケンジャーはシノビメダルをピック代わりに使いエレキギターのような音を発生させるが、ハリケンジャーらが使う時には専用のバチを用い、三味線のような音を出す。6人一斉に弾く事で衝撃波を発する「衝撃波六重奏」、ビクトリーガジェットと同時にガンモードで撃つ「天風雷撃波」といった必殺技にも使える。
カラクリ巨人
合体式 | 合体形態名 |
---|---|
旋風神+轟雷神 -ハリケンドルフィン(頭) | 轟雷旋風神
カラクリ武者・風雷丸をジョイントとする形で、風雷丸の「各々方、合体でござる!」の合図で旋風神と轟雷神が「流 派超越・風雷合体!」の掛け声で流派を超越し合体する巨大ロボ。出力は1500万馬力。大きな山を真っ二つにするほどの腕力を持ち、パンチ力は合体前の 10倍になっている。合体の際ハリケンドルフィン本体は右肩のバルカン砲になるが、コックピットのあるはずの頭部分はどこかに行ってしまう。左肩にキャノ ン砲を装備。リボルバーマンモスに転送してもらうことで、ソードスラッシャーとゴートハンマーも使用可能。必殺奥義はハリケンレオンの口と両肩の火器から ビームを一斉発射する「ローリングサンダーハリケーン」で、5秒の連射で500m以内の物を全て蒸発させる威力を持つ。 |
旋風神-ハリケンドルフィン +天空神 | 天空旋風神
ハリケンドルフィンの代わりに「天空武装!」の合図で天空神を合体させるロボ。出力は1200万馬力。右腕の天空神はバスタービーム砲となる。右肩のプロペラと、左肩のハリケンレオンの鬣を高速回転させて風神エネルギーを吸収し、バスタービーム砲から放つ「ダイナマイトトルネード」という必殺奥義を使う。 |
轟雷神+天空神 | 天空轟雷神
轟雷神の背中に「天空武装!」の合図で天空神を合体させたロボ。出力は1000万馬力。背中のプロペラで飛行する。両肩にブラストキャノン砲を装備。天空神のローターと轟雷神の両腕のホイールを回転させて雷神エネルギーを吸収、それをブラストキャノン砲とゴウライキャノンから1500万ボルトの高電圧ビームとして一斉発射する「天翔雷撃砲」という必殺奥義を使う。 |
旋風神+轟雷神 +リボルバーマンモス | リボルバー轟雷旋風神
リボルバーマンモスの上に轟雷旋風神を騎乗させたフォーメーション。カラクリボールをボール形態で敵に打ち出した後、4倍に強化されたローリングサンダーハリケーンとリボルバーマンモスのマンモスビームを同時に放つ「サンダーハリケーンストライク」という必殺究極奥義を放つ。 |
旋風神+轟雷神+天空神 +トライコンドル | 天雷旋風神
TVシリーズに先立ち映画で初登場した最強のカラクリ巨人。トライコンドルをジョイントとする形で、旋風神、轟雷神、天空神が「銀河超越・三神合体!」の合図で合体する。出力は4000万馬力。胸に大型十字手裏剣のクロスブレードを装備。急降下しながらクロスブレードで敵を切り裂く「カラクリ剣技・天雷疾風斬」や、胸のクロスブレードを45度回転させてバリアを発生させる「ダブルクロスフォーメーション」が使える。体内の全ての回転盤を高速駆動させて全エネルギーを胸部のローターに集中、ローターを高速回転させることで強烈な真空波を放つ「アルティマストーム」という絶対究極奥義を持つ。さらにハリケンジャー、ゴウライジャー、シュリケンジャーの6人が宇宙統一忍者流を極めることで、最強技の宇宙統一忍者流奥義「アルティマストームマキシマム」が使用可能となった。 最初に合体した際、旋風神と轟雷神の回路が天雷旋風神のパワーに耐えきれず、トライコンドルも壊れてしまったが、修理の際、表面に絶縁シールドを張ることで解消した。ハリケンドルフィン、ハリケンレオンの頭部分、ゴウライビートルの角部分は合体に使用されない。 |
旋風神+轟雷神+ 天空神+トライコンドル +リボルバーマンモス | リボルバー天雷旋風神
リボルバーマンモスの上に天雷旋風神を騎乗させた、最強のフォーメーション。騎乗と同時に殆どのカラクリボールのウエポン(後述)がリボルバーマンモスに装着される(天雷旋風神の合体を導き、その一部となっているトライコンドルは除く。カラクリマントとカラクリスタンプも除かれている)。これらが強力なビームを放った後に敵に波状突撃を敢行する絶対究極奥義「アルティマレインボー」を放つ。 |
旋風神+轟雷神 -ゴウライスタッグ(半分)+天空神 | 天空轟雷旋風神
『スーパー戦隊Vシネマ 忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』限定のカラクリ巨人。右腕を切り離し、代わりに天空神が轟雷旋風神に合体。出力は2000万馬力。風神エネルギーと雷神エネルギーをチャージし、さらにガオレンジャーのパワーアニマルの力を借りてハリケンレオンの口から必殺光線を放つ絶対究極奥義「ワイルドサンダーハリケーン」を放つ。なお、それぞれのコックピットにガオレンジャーが一人ずつ搭乗しており総勢12名乗っている。 |
旋風神+轟雷神 -ハリケンドルフィン -ゴウライスタッグ +ガオシャーク +ガオタイガー +ガオエレファント | 轟雷旋風神ソード&シールド
上記同様に『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』限定のカラクリ巨人。両腕を切り離した轟雷旋風神に、ガオレンジャーのパワーアニマルであるガオシャーク(右腕)、ガオタイガー(左腕)、ガオエレファント(ソード&シールド)が合体したもの。出力は1800万馬力。エレファントソードに風神エネルギーと雷神エネルギーとガオソウルを込めて敵を切り裂く必殺奥義「風雷百獣斬り」を放つ。 |
カラクリボール
ハリケンジャーがシノビメダルをセットすることで、旋風神の胸部から射出される球。ゴウライジャーの場合は轟雷神から射出される。尚天空神のみは両手の間からカラクリボールを発生させる。球の中から必殺武器やカラクリ武者「風雷丸」(小型ロボ)のパーツなどが出現する。
「」内はメダルに書かれた文字、()内はメダル所有者と使用カラクリ巨人
- 「鉾」・ソードスラッシャー (ハリケンジャー全員/旋風神、カブト→クワガ/轟雷神)
- 「槌」・ゴートクラッシャー (イエロー/旋風神)
- 「甲」・トータスハンマー (ブルー/旋風神)
- 「車」・プラントアックス (カブト/轟雷神)
- 「銃」・ガトリングレオ (イエロー/旋風神)
- 「錐」・スキッドアタッカー (ブルー/旋風神)
- 「兜」・風雷ヘッド (レッド/旋風神)
- 「拳」・風雷ナックル (カブト/轟雷神)
- カラクリ武者・風雷丸(07+08)
- 風雷ヘッドと風雷ナックルが合体してできるカラクリ武者。出力は300万馬力。轟雷旋風神への合体機能を発動させる。合体後もハリケンジャー達にアドバイスする。
- 「服」・カラクリマント (レッド/旋風神)
- 敵の攻撃から身を守ったり、自らの姿を消す事が可能な赤いマント。但し気配を悟られた場合は効果が無効になる。
- 「廻」・スピンビー (シュリケンジャー/天空神)
- 「突」・カブトスピアー (カブト/轟雷神)
- 「糸」・キャッチスパイダー (シュリケンジャー/天空神)
- 「印」・カラクリスタンプ (レッド/旋風神)
- カラクリボールにスタンプが付いた物。敵にスタンプを投げ、それが敵に「消印無効」の印を押して力を封じる究極奥義「スタンプ百烈押し」が使える。
- 「着」・ピタットヒトデ (ブルー/旋風神)
- 「角」・トライコンドル(角) (シュリケンジャー/天空神)
- 「冠」・トライコンドル(胴) (レッド/旋風神)
- 「爪」・トライコンドル(翼) (カブト/轟雷神)
- トライコンドル(15+16+17)
- 宇宙伝来のカラクリジェット。2門のレーザー砲と、カッターにもなる尾翼が武器。マッハ12で飛行する。天雷旋風神への合体を発動させる。カラクリ巨人を瞬間移動させる「カラクリ忍法・消身の術」も使用可能。テレビシリーズのものはおぼろ博士とシュリケンジャーが共同開発したレプリカで、オリジナルは劇場版に登場したアストラム第四惑星で開発されたもの。ライーナ姫の持つペンダントから出現する3つの番号なしカラクリボールから出現する。
その他
以下に記述するのは「アレ」を発生させる手がかりであり、厳密には地球忍者の装備では無いが、劇中にてハリケンジャーも使用していたことから、便宜上こちらに記述する。
- 怒りの矢
- 「アレ」を出現させる手がかりとされる、矢の形をした物体。とある惑星にてサンダールが入手していた。通常はメダルに封じられており、カラクリボールと同様のプロセスで出現する。劇中では矢として以外にも、剣のような使い方をされており、ガインガインと旋風神が使用したが、そのパワーは使用する機体にも跳ね返ってくるため、暴走する危険もある。
- 嘆きの弓
- 怒りの矢と対をなす、弓の形をした物体。これを封じたメダルを覚羅が自らの体内に封印していた。これを用いて怒りの矢を水中(海)に放つことで、「アレ」を発生させることが可能となる。劇中ではタウ・ザント究極体、旋風神ハリアーが使用。
劇場版・Vシネマ
キャスト
レギュラー&準レギュラー出演者
- 椎名鷹介/ハリケンレッド(声):塩谷瞬
- 野乃七海/ハリケンブルー(声):長澤奈央
- 尾藤吼太/ハリケンイエロー(声):山本康平
- 霞一甲/カブトライジャー(声):白川裕二郎
- 霞一鍬/クワガライジャー(声):姜暢雄
- 日向無限斎/ハムスター館長(声):西田健
- 日向おぼろ/おぼろ博士:高田聖子
- 馳 太:てるやひろし
- 覚羅:三輪ひとみ
- シュリケンジャー(声):松野太紀
- 首領タウ・ザント(声):梁田清之
- 壱の槍フラビージョ:山本梓
- 弐の槍チュウズーボ(声):郷里大輔
- 参の槍マンマルバ(声):今村卓博
- 四の槍ウェンディーヌ:福澄美緒
- 五の槍サーガイン(声):岡本美登(兼スーツアクター)
- 六の槍サタラクラ(声):島田敏
- 七の槍サンダール(声):池田秀一
- 邪悪なる意志(声):加藤精三
- 下忍マゲラッパ(声):塩野勝美、大村亨、穴井勇輝
- 風雷丸(声)、ナレーション:宮田浩徳
主なゲスト出演者
シュリケンジャーゲスト
()内は過去の出演作。
- 柿生太郎:大柴邦彦(『電磁戦隊メガレンジャー』)
- 鼓六平:西岡竜一朗(『救急戦隊ゴーゴーファイブ』)
- 三崎和也:松風雅也(『電磁戦隊メガレンジャー』)
- 羅門勇作:藤敏也(『地球戦隊ファイブマン』)
- 橋本善成:増島愛浩(『激走戦隊カーレンジャー』)
- 滑川数馬:岸祐二(『激走戦隊カーレンジャー』他)
- 坂木鉄平:和泉宗兵(『未来戦隊タイムレンジャー』)
- 浜田三平:能見達也(『五星戦隊ダイレンジャー』)
- 菊池丈:宍戸勝(『超力戦隊オーレンジャー』)
- 烈堂:大葉健二(『バトルフィーバーJ』、『電子戦隊デンジマン』他)
スーツアクター
- ハリケンレッド、轟雷神:福沢博文
- ハリケンブルー:小野友紀
- ハリケンイエロー:竹内康博
- カブトライジャー、旋風神:日下秀昭
- クワガライジャー:今井靖彦
- シュリケンジャー、天空神、中忍、下忍マゲラッパ:三村幸司
- 弐の槍チュウズーボ、三の槍マンマルバ成長体、七の槍サンダール:蜂須賀祐一
- 六の槍サタラクラ:魁将馬
- 黒子ロボ1:石垣広文
- 黒子ロボ2、中忍、下忍マゲラッパ:村岡弘之
- 中忍、下忍マゲラッパ:水谷健、佐藤賢一、大林勝
スタッフ
- プロデューサー:松田佐栄子(テレビ朝日)、日笠淳・塚田英明(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん
- 脚本:宮下隼一、酒井直行、前川淳、荒川稔久、吉田伸
- 音楽:三宅一徳
- アクション監督:竹田道弘・石垣広文(ジャパンアクションクラブ)、新堀和男(レッドアクションクラブ)
- 撮影:菊池亘、上赤寿一、大沢信吾
- 撮影助手:大場弘司、佐藤真之、関根浩、澤井貴善、小森美佳、星山裕紀
- 照明:竹田勝三、高橋道夫、中川勇雄、高橋弘、小野幹雄
- 照明助手:森野茂樹、柴田守、本田純一、東海林毅、山本辰雄、稲嶺司、吉田政次郎、佐藤俊介、建部孝一、真崎良人、杉山栄、小林卓実、大野浩伸
- 美術:山下宏
- 美術助手:長谷川真弘
- 編集:須永弘志、阿部嘉之、洲崎千恵子
- 編集助手:今村章男、佐藤連、岡部由紀子、水野晴美、村木恵里、倉林若菜
- 記録:たなかなつき、坂本希代子、森みどり、國米美子、渋谷康子、斎藤能子
- 計測:相葉実、佐々木伸敏
- 助監督:中沢祥次郎、竹本昇、加藤弘之、近藤孔明、福島宏介、塩川純平、冨田卓、荒川史絵、中田博之、佐古純一郎、池田元気
- 進行主任:谷口正洋、納田長武、富田幸弘
- 進行助手:式守修、武中康裕、姜東睦
- 録音:谷山謙二、渡辺典夫
- 音響効果:阿部作二(大泉音映)
- 選曲:宮葉勝行
- MAオペレーター:錦織真里
- 装飾:山口康孝、澤史江、山中忍、菱沼廣士(装美社)、高津装飾美術
- 装置:紀和美建
- 操演:船越幹雄、寺門勇
- カースタント:タケシレーシング
- 美粧:小林裕恵、結城明(サン·メイク)
- 衣裳:星野裕美、宮本友紀子(東京衣裳)
- キャラクターデザイン:さとうけいいち
- 企画協力:企画者104
- デザイン協力:プレックス
- 資料担当:葛西おと
- 造型:前澤範、蟻川昌宏、山本誠一、浅野桂(レインボー造型企画)
- デジタル合成:柳原嘉宣、豊直康、上田茂(日本映像クリエイティブ)、道木伸隆(マリンポスト)、越智裕司、吉岡直生、照井一宏
- モニターグラフィックス:小林真吾
- 特撮研究所
- 特撮スーパーバイザー:高橋政千
- 撮影:中根伸治、鈴木啓造、藤波良平
- 照明:安藤和也、池尾利夫、植田力哉、泉谷しげる
- 操演:鈴木昶、横井豊、花谷充泰
- モーションコントルロール:中山亨
- 美術:松浦芳、梶政幸、山崎功嗣
- デジタルエフェクト:尾上克郎
- シノビマシンCG:捻橋尚文、瀬川信康(Motor/lleZ)
- デジタル合成:足立亨
- デジタルマット:江場左知子
- 装師協力:アキレス
- 技術協力:東映化学→東映ラボ・テック
- デジタルテック:大元克巳
- EED:田中泰晴
- プロデューサー補:宇都宮孝明
- 番組デスク:西口なおみ
- 広報:飯田爽、小出わかな(テレビ朝日)
- 制作デスク:荒井成介
- 制作担当:岩永恭一郎
- 制作協力:東映テレビ・プロダクション
- 特撮監督:佛田洋
- 監督:渡辺勝也、諸田敏、小中肇、橋本一、竹本昇、大井利夫、舞原賢三、中澤祥次郎
- 製作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽展開
前作までコロムビアミュージックエンタテインメントの音楽ディレクターとして戦隊シリーズと同時期の仮面ライダーシリーズを担当していた本地大輔が引き続きライダーシリーズの楽曲を担当するのに伴いエイベックスに移籍。新たに戦隊担当音楽ディレクターに就任した八木仁の存在により、音楽面でも大きな変化が見られた。
八木はかつてコロムビアが子供向けサントラとして発売していた「アクションサウンド」を意識し、戦隊メンバーや悪役を演じる役者陣によるミニドラマをサントラの曲間に挿入したり、歌詞カードもライナーノーツを極力廃しビジュアルを重視するなど、子供に親しみ易いサントラ作りを心がけた。またソングコレクションの作家陣も大幅に刷新、歌手では高取ヒデアキ、遠藤正明らが新たに参加、作曲家では池毅が復帰するなど新旧取り混ぜた布陣となった。サントラは前年比の約3倍、主題歌シングルは約2倍のセールス増となった。
また前作同様「てれびくん」誌上のふろくCDによるオリジナルドラマが製作され、コロちゃんパックでその続編が製作されるという形式がとられた。
主題歌
- OP:『ハリケンジャー参上!』
- 作詞:及川眠子 作曲・編曲:池毅 歌:高取ヒデアキ
- 作詞にはWinkややしきたかじんの楽曲、『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌を担当した及川が初の特撮主題歌を手掛けた。3段階構成のサビは池が当時嵌っていた歌舞伎の「様式美」にヒントを得たとの事。
- ヴォーカルの高取が、『高取ヒデアキ』名義で歌うのは本曲が初である。
- 歌詞の『忍者じゃん』は制作段階で当初『忍者じゃ』であったが、池のアイデアで『忍者じゃん』になったことを高取が後年語っている<ref>2010年5月放送のNHK『熱中スタジアム』より。</ref>。
- ED:『いま 風のなかで』
- 作詞・作曲:高取ヒデアキ 編曲:籠島裕昌 歌:影山ヒロノブ
- 影山が戦隊シリーズのEDを歌うのは『ジェットマン』以来11年ぶり。
- 高取は当初自分が歌う予定で本曲を制作していた。アニぱら音楽館では高取と影山のデュオで同曲を歌っている。
- 2024年現在、シリーズとしては最後の歌詞にヒーロー名の入らないED曲である。
- なお最終回は戦隊シリーズとしては初めてOPなしで本編に突入し、EDに『ハリケンジャー参上!』が使用された。
- 本作放送中の8月、関東地区での再放送の際にOPは通常のもので、EDはBGMを使用して締めくくっている。<ref>このEDの映像は東映ビデオから発売されたDVD『東映TV特撮主題歌大全集4』で「夏休み版ED」として収録されている。</ref>
挿入歌
- 『忍風館校歌』
- 作詞:八手三郎 作曲・編曲:池毅 歌:忍風館歌忍隊
- 『風よ、水よ、大地よ、』
- 作詞・作曲:高取ヒデアキ 編曲:加藤稔二 歌:高取ヒデアキ
- 『旋風神、推参!』
- 作詞:八手三郎 作曲・編曲:三宅一徳 歌:TOMONARI
- 『忍び恋』
- 作詞:八手三郎 作曲・編曲:池毅 歌:野乃七海(長澤奈央)
- 『WIND & THUNDER』
- 作詞:桑原永江 作曲・編曲:三宅一徳 歌:串田アキラ
- 『ハリケン音頭』
- 作詞:八手三郎 作曲・編曲:池毅 歌:朝川ひろこ
- 『Hi-Dee-Hoo! シュリケンジャー』
- 作詞:藤林聖子 作曲・編曲:三宅一徳 歌:高取ヒデアキ
- 『幸せSHAKING HANDS』
- 作詞:荒川稔久 作曲・編曲:池毅 歌:ビジョッ娘7(長澤奈央・山本梓)
放映リスト
サブタイトルの頭には必ず「巻之(漢数字の話数)」が付けられるほか、フォーマットはいずれも「○○と××」という形に統一されている(最終話のみ「○○と××と□□」)。※印の付記されたキャストはスーツアクターも兼任。ちなみに話数が日本語になったのは、星獣戦隊ギンガマン以来4年ぶり。
放送日 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|
2002年2月17日 | 巻之一 風とニンジャ |
| 宮下隼一 | 渡辺勝也 |
2002年2月24日 | 巻之二 巨人とカラクリ |
| ||
2002年3月3日 | 巻之三 ニセモノと60秒 |
| 諸田敏 | |
2002年3月10日 | 巻之四 トンネルと兄妹 |
| ||
2002年3月17日 | 巻之五 館長とお風呂 |
| 酒井直行 | 小中肇 |
2002年3月24日 | 巻之六 ハサミとくノ一 |
| ||
2002年3月31日 | 巻之七 雷とニンジャ |
| 宮下隼一 | 渡辺勝也 |
2002年4月7日 | 巻之八 疾風(はやて)と迅雷(いかづち) |
| ||
2002年4月14日 | 巻之九 雷兄弟と砂時計 |
| 前川淳 | 諸田敏 |
2002年4月21日 | 巻之十 雷神と滅びの谷 | ― | 酒井直行 | |
2002年4月28日 | 巻之十一 夢喰いと再出発 |
| 宮下隼一 | 橋本一 |
2002年5月5日 | 巻之十二 テッコツと父娘(おやこ) |
| 荒川稔久 | |
2002年5月12日 | 巻之十三 ヒゲと婚約指輪 |
| 前川淳 | 小中肇 |
2002年5月19日 | 巻之十四 泣き虫とあめ玉 |
| 酒井直行 | |
2002年5月26日 | 巻之十五 タガメと争奪戦 |
| 荒川稔久 | 渡辺勝也 |
2002年6月2日 | 巻之十六 霧と予言装置 |
| 宮下隼一 | |
2002年6月9日 | 巻之十七 暗闇と死闘の島 |
| 諸田敏 | |
2002年6月23日 | 巻之十八 父と兄弟の絆 | |||
2002年6月30日 | 巻之十九 大箱と風雷巨人 |
| 前川淳 | 竹本昇 |
2002年7月7日 | 巻之二十 パンチと好敵手(ライバル) |
| 酒井直行 | |
2002年7月14日 | 巻之二十一 仮面とナゾナゾ |
| 荒川稔久 | 諸田敏 |
2002年7月21日 | 巻之二十二 翼とニンジャ | |||
2002年7月28日 | 巻之二十三 コロンと名探偵 |
| 宮下隼一 | 大井利夫 |
2002年8月4日 | 巻之二十四 タイコと稲妻 |
| ||
2002年8月11日 | 巻之二十五 オバケと女学生 |
| 荒川稔久 | 竹本昇 |
2002年8月18日 | 巻之二十六 弓矢と海水浴 |
| 前川淳 | |
2002年8月25日 | 巻之二十七 串焼きと無重力 |
| 酒井直行 | 諸田敏 |
2002年9月1日 | 巻之二十八 ハリアーと逆襲 |
| 宮下隼一 | |
2002年9月8日 | 巻之二十九 残暑とスタンプ |
| 吉田伸 | 渡辺勝也 |
2002年9月15日 | 巻之三十 アイドルと友情 |
| 荒川稔久 | |
2002年9月22日 | 巻之三十一 流星と三匹の狼 | 宮下隼一 | 大井利夫 | |
2002年9月29日 | 巻之三十二 死神と最終奥義 |
| ||
2002年10月6日 | 巻之三十三 マンモスと6人 |
| 前川淳 | 諸田敏 |
2002年10月13日 | 巻之三十四 キノコと100点 |
| ||
2002年10月20日 | 巻之三十五 キラリと三味線 |
| 宮下隼一 | 渡辺勝也 |
2002年10月27日 | 巻之三十六 リングと復讐 |
| 荒川稔久 | |
2002年11月3日 | 巻之三十七 三の槍と大脱出 | 小中肇 | ||
2002年11月10日 | 巻之三十八 魔剣とふうせん |
| 吉田伸 | |
2002年11月17日 | 巻之三十九 七の槍と謎の石 |
| 宮下隼一 | 舞原賢三 |
2002年11月24日 | 巻之四十 オトリと忍の掟 |
| ||
2002年12月1日 | 巻之四十一 メダルと漫才 |
| 酒井直行 | 渡辺勝也 |
2002年12月8日 | 巻之四十二 鎧と怒りの矢 |
| 前川淳 | |
2002年12月15日 | 巻之四十三 超合体と大激突 |
| 宮下隼一 | 竹本昇 |
2002年12月22日 | 巻之四十四 御前様と凶扇獣 |
| ||
2002年12月29日 | 巻之四十五 隠れ家と大掃除 |
| 前川淳 | 中澤祥次郎 |
2003年1月5日 | 巻之四十六 おせちと三巨人 |
| ||
2003年1月12日 | 巻之四十七 封印と宇宙統一 |
| 吉田伸 | 諸田敏 |
2003年1月19日 | 巻之四十八 罠と永遠の命 |
| ||
2003年1月26日 | 巻之四十九 使命と天空忍者 |
| 宮下隼一 | 渡辺勝也 |
2003年2月2日 | 巻之五十 暗黒と新世界 |
| ||
2003年2月9日 | 最終巻 風と水と大地 |
|
放映ネット局
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | 北海道テレビ | |
青森県 | 青森朝日放送 | |
岩手県 | 岩手朝日テレビ | |
宮城県 | 東日本放送 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | |
山形県 | 山形テレビ | |
福島県 | 福島放送 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | |
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列局 |
石川県 | 北陸朝日放送 | |
福井県 | 福井テレビ | フジテレビ系列局 |
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列局 |
長野県 | 長野朝日放送 | |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | |
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | |
鳥取県・島根県 | 山陰中央テレビ | フジテレビ系列局 |
広島県 | 広島ホームテレビ | |
山口県 | 山口朝日放送 | |
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列局 |
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列局 |
福岡県 | 九州朝日放送 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | |
熊本県 | 熊本朝日放送 | |
大分県 | 大分朝日放送 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列局 |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |
沖縄県 | 琉球朝日放送 |
映像ソフト化
- ビデオ(VHS、セル、レンタル共通)は東映ビデオからリリースされている(全12巻)。
- 2002年12月7日~2003年11月21日にDVDが発売。全12巻で9巻までが4話、それ以降は5話収録。
関連項目
注釈
<references />
参考文献
- 阿部敦ほか 『忍風戦隊ハリケンジャー超全集』 小学館、2003年。
外部リンク
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