山田玲司
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Template:漫画 山田 玲司(やまだ れいじ、1966年1月8日 - )は、日本の漫画家。東京都出身。埼玉県越谷市在住。多摩美術大学美術学部絵画学科油絵専攻卒。THE BLUE HEARTSのファン。
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略歴
10歳の頃に手塚治虫に憧れ、漫画家を志す。小学校、中学校と全く勉強をしていなかった為に高校は地域で最低レベルの高校に進学する。学校教育や教師に対しては否定的な描写が多い。高校時代に、漫画家になると言いながら具体的な行動を起こさない息子を心配した父親が美大行きを薦め、美大受験の為に予備校に通うようになる。絵にはあまり自信はなかったが、現役で美大に合格してしまい苦労したという。卒業後は(親の出資で)個展を開くなどして画家を目指すも、1986年にコミックモーニングにて『17番街の情景』で漫画家としてデビューする。
初期作品では大学時代の後輩であるウエダハジメや冬目景、きらたかしらがアシスタントを務めていた。在学中は貞本義行の妻であるたかはまこから漫画やその後についてのアドバイスを受けたという。漫画家の江川達也の元アシスタントで、藤島康介はその時のチーフ。
一時は手塚治虫の意思を継ぐものと自称していたが、近年では漫画は自己を表現するツールの一つと発言している。
作風
資本主義がもたらす格差社会や拝金主義などを酷く嫌悪しており、彼の作品にはそれへの憤りや叫びが激しく盛り込まれている。が、作中で自ら「お金が無いのが心配なんです」と本心を告白している。
環境問題
環境問題に対して「儲かる」「(女に)もてる」などの理由から積極的に関心を示している。フロンガスが地球の温暖化に関連しているという独自の説を自身の漫画の中で発表している。
エコバッグやマイ箸といったムーブメントについては否定的である。また、自身はRV車(TOYOTAのランドクルーザー)のオーナーであり、F1レースなどモータースポーツには寛容である。
このほか反戦、反核にも関心を示し、2007年、3000万部を発行したというフリーペーパー豪快な号外では、呼びかけ人に名を連ねると共に、8ページ中の4ページを使って、「科学者が発表した地球の現状(未来予想)」を基にした作品が掲載された。
作品リスト
現在の連載
過去の連載・読切
- 水の鳥 AQUA BIRD - 短編連作
- ゼブラーマン(宮藤官九郎原作)
- ストリッパー
- ココナッツピリオド -地球温暖化を止めるウサギ- (『ビッグコミックスピリッツ』、2008年~2009年)
- エコエコパンドラ(『まんがくらぶオリジナル』、2008年~2009年) - 未収録
- 絶望に効くクスリ(『週刊ヤングサンデー』、2003年~2008年)
- ゴールドパンサーズ(『週刊ヤングサンデー』、2001年~2002年)
- NG(『週刊ヤングサンデー』、2000年~2001年)
- アガペイズ(『週刊ヤングサンデー』、1998年~2000年)
- ドルフィン・ブレイン(『週刊少年サンデー』・『週刊少年サンデー超(第二部)』、1995年~1997年)
- Bバージン(『週刊ヤングサンデー』、1991~1997年)
- インディゴブルース
- 17番街の情景
- 心のジョアンナ
- ほんと未来はどうなるの? あかりちゃんとタルト(豪快な号外 ※フリーペーパー)
- リア充ハンター ウサラッチ(『FLASH』毎週連載、2009年)
- ゼブラーマン2〜ゼブラシティの逆襲〜(『月刊スピリッツ』連載中、宮藤官九郎原作、2009年12月~)
- マケデミー賞(『FLASH』連載中、2009年~)
漫画以外
- アルマジロの木(どうぶつ社、1994年)
- 非属の才能(光文社新書、2007年)
関連人物
外部リンク
- 山田玲司が語る、永田照喜治。-ほぼ日刊イトイ新聞Template:Manga-artist-stub