千葉都市モノレール1号線

出典: Wikipedio


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1号線(いちごうせん)は、千葉みなと駅から県庁前駅までを結ぶ千葉都市モノレールの路線である。全線が千葉県千葉市中央区内を走行する。

目次

路線概要

路線データ

千葉みなと - 千葉間

千葉みなと駅でのJR京葉線千葉駅でのJR総武線・房総各線・京成線との橋渡し的な機能を持つ。また中間の市役所前駅は、名称の通り千葉市役所へのアクセスとなるため、利用者は多く、この区間は千葉都市モノレールの中で最も輸送密度が高い区間である。

1号線のうち最初に開業した区間は千葉みなと - 千葉間で、当時は千葉みなと - 千葉 - 千城台間で1つの運転系統となっていた。その後1号線の千葉 - 県庁前間が開通すると、1号線・2号線と路線ごとに運行系統が分けられた。千葉みなと - 千葉間は1号線(県庁前方面)の列車のみが乗り入れ、2号線(千城台方面)は千葉発着とした上で、朝夜のごく一部列車のみが千葉みなと - 千葉間に乗り入れていた。

京葉線の快速が千葉みなと駅に終日停車するのを機に、2号線のすべての列車(早朝・深夜の一部を除く)が千葉みなと - 千葉間に乗り入れるようになり、2号線沿線から京葉線へ乗り換えなしでのアクセスが図られた。1号線・2号線の両列車が乗り入れるために、この区間は日中でも1時間に10本近くの運転となる。

千葉 - 県庁前間

千葉市最大の繁華街を経由して、千葉県庁のある県庁前駅を終着とする。 JR外房線・京成千葉線と、200mほどの距離を置きながら並走する。

沿線はオフィスビル・商業店舗・雑居ビルなどに囲まれているが、利用者は非常に少なく、千葉都市モノレールの深刻な経営状況を浮き彫りにする象徴的な区間である。

当初は1時間に6本のダイヤ設定で10分間隔で運行されていたが、利用者があまりにも少なすぎたために減便された(現在は日中15分間隔で1時間に4本のダイヤ設定)。

特に朝の通勤時間帯の本数設定については変化が激しく、2000年時点では平日朝の7時台は10本ほどの設定であったが、現在は日中と同じく15分間隔の4本である。

Template:独自研究 この区間のモノレール利用者が少ない背景には以下のことが挙げられる。

  1. 栄町・葭川公園の各駅は、千葉駅から1kmほどの徒歩圏内である。
  2. モノレールの料金が高いため(初乗り190円)。
  3. 葭川公園駅は京成線の千葉中央駅から、県庁前駅はJR外房線の本千葉駅から、それぞれ200mほどしか離れていない。
  4. モノレールとほぼ同じルートを走行する路線バスの系統が多数あり、バスの本数も多い時で日中1時間に20本 - 30本運行されている。なお、千葉駅 - 県庁前間の運賃は100円である。
    • また「千葉PARCO」の利用客向けに「PARCOバス」が千葉駅とPARCOの間を無料で走っている(バスの運行ルートは千葉駅から栄町駅方面を経由してPARCOに向かい、PARCOからは駅前の大通りを千葉駅方面に向かう)。
  5. 高架を走行するモノレールがゆえに、階段の動作が多く身体的負担が多い。特に千葉駅のモノレール乗り場は、相当な高さの高架駅であり、階段・エスカレーターの昇降の時間がかかる。

車両

歴史

駅一覧

全駅千葉県千葉市中央区に所在。

駅名 英語表記 駅間キロ
(km)
累計キロ
(km)
接続路線
千葉みなと駅 Chibaminato - 0.0 JRTemplate:Color京葉線
市役所前駅 Shiyakushomae 0.7 0.7  
千葉駅 Chiba 0.8 1.5 Template:Color2号線千城台まで直通運転
JR:総武本線外房線
京成Template:駅番号千葉線京成千葉駅
栄町駅 Sakaechō 0.5 2.0  
葭川公園駅 Yoshikawa-kōen 0.5 2.5  
県庁前駅 Kenchōmae 0.7 3.2  

係員のいる駅

  • 千葉みなと駅、千葉駅、都賀駅

延伸計画

本路線をさらに市立青葉病院前方面まで延伸する計画がある。しかし、財政難を理由に県が出費を渋っており、さらに評価・助言委員会が2004年3月に「延伸は認められない。」との結論を下した。また、現行営業区間の千葉 - 県庁前間の存廃も問われている。

しかし、かねてから市立青葉病院への足の確保が必要だとする千葉市は県との協議の結果、県庁前駅から先の延伸ルートを、当初の京成千原線千葉寺駅を経由する約3.6kmのルートから距離が約2kmと短い千葉大学ルートに変更して延伸する方針を固めつつある。また、延伸については県庁前 - 市立青葉病院前駅(仮称)までとし、それ以上延伸は行わないことが決定された<ref>読売新聞 2007年9月17日</ref>。2008年度に軌道事業特許取得を行い、2009年度に着工し、2013年度の開業を目指しているが、延伸に反対の意見が以前から強く、2009年6月に千葉市では公共事業の見直しを公約に掲げた熊谷俊人が市長に当選し、現地を視察して現地字自治会等関係者と懇談し、延伸計画の地質調査の予算執行を中止し、財政や都市計画等の有識者による検討会を立ち上げる方針を示して事実上延伸計画を凍結した。

県庁前駅からの東進は、当初は都川上空に軌道を造る予定だったが、当時の建設省が、インフラ補助できないとして難色を示したらしく、千葉大学ルートに変更して星久喜方面に延伸に変更するも、千葉大学が反対し、道幅が狭いことから延伸予定地は二転三転した。千葉大学ルートについては、計画されていた当時、市販されていた地図に予定ルートが書き込まれていたものもあった。当初の計画は県庁前駅が大和橋上空になることを予定していた。

脚注

Template:脚注ヘルプ <references />

関連項目

外部リンク

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