倶知安町

出典: Wikipedio


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倶知安町(くっちゃんちょう)は、北海道後志総合振興局管内、虻田郡にある町。後志総合振興局の所在地で、後志総合振興局南西部の中心都市の役割を果たしている。

独特の地名の由来はアイヌ語から「クッ・シャン・イ」(管のようなところを流れ出る場所)や「クチャ・アン・ナイ」(狩り小屋のある沢)と言われ、諸説がありはっきりとしない。

目次

地理

thumb|300px|旭ヶ丘公園から望む倶知安町市街地

気候

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羊蹄山麓に位置するため、北海道の地域の中でも非常に降雪量が多く、毎年2m近くの積雪になることもある。 また、寒暖の差が大きく、晴れた日の朝は、放射冷却による冷込みが厳しく1945年(昭和20年)1月27日には-35.7度を記録している。

隣接している自治体

歴史

  • 1892年 余市などに入植していた徳島県人たちによって開墾が始まった。
  • 1893年 倶知安村が設置され、虻田村戸長役場(現在の洞爺湖町)の管轄となる。
  • 1896年 倶知安村戸長役場が開庁する。
  • 1899年 室蘭支庁(現在の胆振支庁)から岩内支庁へ管轄変更となる。
  • 1906年 二級町村制施行。
  • 1910年 2月8日、寿都・岩内・小樽の各支庁と室蘭支庁虻田郡の大半を統合し、倶知安村に後志支庁を設置。4月5日、東倶知安村(現在の京極町)を分村し、ニセコアン・曽我・藤山地区を狩太村(現在のニセコ町)の行政区域とする。
  • 1916年 町制施行、倶知安町。
  • 1991年 開基100年記念式典が行われる。

経済

産業

  • 農業(畑作)が盛ん。
  • 観光産業(ウィンタースポーツ)
    • ロス・フィンドレーがニセコに移住したのがきっかけ<ref>[1]</ref>により、次第に口コミでオーストラリアへと広がった。これが評判となり、南半球が夏季になる時期にニセコマウンテンリゾート_グラン・ヒラフのパウダースノーを滑るためにオーストラリアからの観光客が近年多く押し寄せるようになった。2006年(平成18年)には東京名古屋大阪の三大都市圏の住宅地をさしおいて住宅地地価上昇率日本一に躍り出た。これはオーストラリア人観光客を見込んだホテルや短期滞在用住宅の需要が原因と見られている。その一方で、地価上昇の原因である建設・買収されたホテルの多くがオーストラリア資本によるものであり、それにより地元に金を落としにくい状態にしているため、観光客増加が今後の地元経済にプラスになるかどうかは未知数である。

立地企業

金融機関

農協

  • ようてい農業協同組合(JAようてい)

郵便

公共機関

警察

姉妹都市・提携都市

海外

地域

人口

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教育

高等学校

交通

鉄道

かつては室蘭本線伊達紋別駅との間に胆振線があったが、1986年(昭和61年)に廃止された。

バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

天然記念物

  • 後方羊蹄山の高山植物帯

その他

  • 大仏寺本堂の天井画 - 倶知安町指定有形文化財
  • 倶知安赤坂奴 - 町指定無形民俗文化財、倶知安町赤坂奴保存会
  • 羊蹄太鼓 - 町指定無形民俗文化財、くっちゃん羊蹄太鼓保存会

観光スポット

thumb|300px|旭ヶ丘公園のジャンプ台跡

出身有名人

脚注

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関連項目

外部リンク

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