侵略

出典: Wikipedio


侵略(しんりゃく、aggression)とは、国際法上、ある国家・武装勢力が別の国家・武装勢力に対して、自衛ではなく、一方的にその主権領土独立を侵すことを意味する。軍事学概念としての侵攻(invasion)が目的を問わず相手方勢力・領域を攻撃する行動を指すのとは異なり、相手の主権・政治的独立を奪う目的の有無に注目した用語である。また、侵略のために武力を行使して戦争を起こすことを侵略戦争と言う。

現代国際法上における侵略の定義が定まったのは、1974年12月14日国連総会決議3314によってである。しかしながら、国連総会で侵略の定義についての一応の合意があったことは事実ではあるが、依然として、その解釈や有効性については争いがある。

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