三陸鉄道

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Template:基礎情報 会社 256px|right|thumb|赤色が北リアス線、青色が南リアス線 thumb|240px|right|釜石駅に停車中の36-100形気動車 三陸鉄道株式会社(さんりくてつどう)は、岩手県にある第三セクター方式の鉄道会社である。通称三鉄(さんてつ)。

国鉄再建法により廃止されることになった国鉄盛線(盛 - 吉浜)・宮古線(宮古 - 田老)・久慈線(普代 - 久慈)、及び旧日本鉄道建設公団で建設中だった吉浜 - 釜石・田老 - 普代を引き受け、1984年4月1日特定地方交通線の第三セクター化第一号として開業した。

鉄道事業のほか、旅行業、物品販売業も行う。

目次

歴史

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  • 1981年(昭和56年)11月10日 - 三陸鉄道設立。
  • 1984年(昭和59年)4月1日 - 北リアス線、南リアス線開業。
  • 1990年(平成2年)5月5日 - 横浜博覧会で運転されたレトロ調車両「おやしお」、「くろしお」営業運転開始。
  • 1994年(平成6年)2月22日 - 南リアス線で強風のため脱線事故発生。
  • 1997年(平成9年)7月26日 - 仙台 - 久慈(1999年(平成11年)から八戸)間に直通臨時列車「リアス・シーライナー」運転開始。
  • 2002年(平成14年)10月 - お座敷車両「さんりくしおかぜ」営業運転開始。
  • 2005年(平成17年)3月 - レトロ調車両「さんりくしおさい」営業運転開始。
  • 2007年(平成19年)8月19日 - 「三陸鉄道再出発宣言」。岩手県と沿線12市町村が財政支援を表明。
  • 2008年(平成20年)4月 - 2009年4月の開業25周年を前に社名ロゴマークを変更。

路線

車両

すべて「36形」(公式には「さんりくがた」と読む)を名乗るが、車体構造や車内装備から実質4形態(8系列9形式)に分けられる。

過去の在籍車両

  • 36-300形(宝くじ号、「くろしお」)
    • 36-400形(宝くじ号、「おやしお」)

JR東日本からの乗り入れ車両

  • キハ58系
    • 1994年3月、キハ100系への置き換えにより定期運用は消滅。ただし、その後もジョイフルトレイン「kenji」が臨時列車として乗り入れる。
  • キハ100系
    • 南北両線で運用されていたが、まず北リアス線から撤退。2009年3月14日改正にて南リアス線からも撤退し、運用が消滅した。

事務所

盛岡市岩手県庁内に登記上本店(名目上の本社)が存在するが、実際の本社機能は宮古駅内に存在する。久慈・大船渡の事務所は事務や指令業務を行い、運転士・車両が所属する。

  • 宮古本社(宮古駅構内)…実質的本社。
  • 北リアス線運行本部(久慈駅構内・旧久慈鉄道事務所)
  • 南リアス線運行本部(盛駅構内・旧大船渡鉄道事務所)

三鉄ツーリスト

三陸鉄道の旅行業部門で、宮古駅に設置されている。近畿日本ツーリストの特約店。久慈駅にあった久慈営業所は、2007年3月31日をもって閉所された。

割引乗車券

三鉄赤字せんべい

「赤字を食う」とのことでせんべい「三鉄赤字せんべい」を販売している。

関連項目

脚注

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外部リンク

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