ニュージーランド
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ニュージーランド(Template:Lang-en)は、南西太平洋のポリネシアに位置する立憲君主制国家。島国であり、2つの主要な島と、多くの小さな島々からなる。北西に2,000km離れてオーストラリア大陸と対する。南方の南極大陸とは2,600km離れている。北はトンガ、ニューカレドニア、フィジーがある。イギリス連邦加盟国。
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国名
正式名称は英語で GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/(ニュージーランド)、及びマオリ語で GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/(アオテアロア)。略称は、NZ。
日本語の表記は、ニュージーランド。漢字による表記は、新西蘭であり、略称は、新。なお、中国語の俗語でニュージーランドの漢字表記は、新疆ウイグル自治区と西蔵自治区、蘭州の頭文字をとり、中国西部を意味することもある。
GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/ という国名の由来は、歴史の項を参照。また、マオリ語のアオテアロアは、「白く長い雲のたなびく地」という意味("GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/"=「雲」、"GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/"=「白」、"GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/"=「長い」)。元々は、北島のみを指す語であり、かつてはニュージーランド全体を指す語として英語の GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/ を 音訳した GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/ が使われていた。
[[ファイル:TeTuatahianui.jpg|thumb|left|150px|ニュージーランドの国鳥キーウィ]] 愛称は「キーウィ」(kiwi)。ニュージーランドに生息する鳥キーウィから名をとり「ニュージーランドの」という形容詞に用いられることがある。口語でのキーウィは「ニュージーランド人」という固有名詞に用いられる。キーウィの呼び名にニュージーランドやニュージーランド国民を侮蔑する意味はなく、ニュージーランド側も認めている呼称である(日本を『瑞穂の国』等と呼ぶのに近い意味)。なお、外国為替の世界で使われるキーウィはニュージーランド・ドルを示す(例:"kiwi"または"kiwi dollar"は、NZドルのこと。為替ディーラーの間でも使われる)。
歴史
ポリネシア人開拓者
9世紀頃、ポリネシア人開拓者が島々にやってきていて、彼らの子孫は マオリ人と呼ばれる。また、ニュージーランドの東に位置するチャタム諸島に行った子孫はモリオリ人と呼ばれている。モリオリ人がチャタム諸島に、ニュージーランドを経由して来たのか、他のポリネシア地域から直接渡ったのかは今でも議論がある一方、言語学的には証明がなされている<ref>Clark, 1994, AUP</ref>。マオリ人はニュージーランド北南島(特に北島)を「アオテアロア」(長い白い雲の土地)と呼んでいた。
最初の居住者はモアというダチョウに似た飛べない大きな鳥の狩猟者たちで、乱獲によりモアを15世紀までに絶滅させた。モアを餌としていたハルパゴルニスワシ(ハースト・イーグルとも。鷲の仲間で、羽を広げると3mもある史上最大の猛禽類)もモアと共に絶滅している。
民族 (GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/) の縄張り (GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/) に分かれていた。マオリは海産物、植物、動物、モア、ポリネシアネズミ、サツマイモ (GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/) を食べていた。
ヨーロッパの探検家
[[ファイル:Endeavour replica in Cooktown harbour.jpg|thumb|250px|クックのエンデバー号のレプリカ]] ヨーロッパ人として初めてこれらの島を発見したのは、オランダ人のエイベル・タスマンで、1642年12月に GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/ 号と GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/ 号で、南島と北島の西海岸に投錨。マオリとの争いがあったために西岸をトンガへ北上し北南島西岸のスケッチをした。彼は、最初、アントウェルペン出身の水夫ヤコブ・ル・メール (GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/) が1616年に発見したチリの南の土地だと思い、"GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/"(英:"GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/")と地図に記した。
1643年にヘンドリック・ブラウエルによって改めて調査され、チリの南ではないと分かると、オランダの知識人はオランダのゼーラント州 (GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/) に因み、ラテン語で "GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/"(「新しい海の土地」という意味。英語の "GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/" にあたる。)と名付け、後にはオランダ語で "GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/" と呼ばれた。
タスマンが訪れてから100年以上後、ジェームズ・クックがエンデバーで1769-1770年に訪れた時に、英語で "GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/" と呼んだ。クックが "GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/" を "GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/" と直訳しなかったのは、オランダ語の発音の名残と、デンマークのシェラン島("GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/"。コペンハーゲンがある島)にも因んだためといわれる。ジェームズ・クックはその後の第2次・第3次航海でもニュージーランドを訪れた。その時に北島・中島・南島と名付けたが、中島が今の南島に、その時の南島が今のスチュアート島になった。
ワイタンギ条約以降
[[ファイル:Waitangi Treaty-1-.jpg|thumb|right|250px|ワイタンギ条約締結の絵]] 1769年、イギリス人ジェームズ・クックが、島全体および周辺の調査を行った。この調査の結果、ヨーロッパ人の捕鯨遠征が始まった。その後、イギリスを始めヨーロッパ各地からの移民流入が始まった。
1830年代前半に、ロンドンに植民地会社が組織されると、移民はさらに増加した。
1840年2月6日、イギリスは、先住民族マオリとの間にワイタンギ条約を締結し、イギリス直轄植民地とした。1860年代には、入植者とマオリ族との間で土地所有をめぐり緊張が高まり、1843年と1872年の二度に渡って戦争が勃発したが鎮圧された。19世紀後半になると工業化が進んだ。
1907年9月26日、イギリス連邦内の自治領となり、事実上独立した。第一次世界大戦では志願兵によるオーストラリア・ニュージーランド軍団 (ANZAC) を結成してガリポリの戦いに参加し、激戦を経験した。1931年にイギリス議会は、ウェストミンスター憲章を定め、自治領の独立を認めたが、ニュージーランド議会が独立を決断したのは第二次世界大戦を挟んだ1947年11月だった。また、第二次世界大戦では連合国側に立って参戦した。
経済改革と行政改革
戦後のニュージーランドは、イギリスを主な貿易相手国とする農産物輸出国として発展し、世界に先駆け高福祉国家となる。しかし、1970年代にイギリスがECの一員としてヨーロッパ市場と結びつきが強まり、ニュージーランドは伝統的農産物市場を失い経済状況は悪化した。さらに、オイルショックが追い打ちをかけた。国民党政権は農業補助政策を維持する一方、鉱工業開発政策を開始するなど財政政策を行うもいずれも失敗し、財政状態はさらに悪化した。
1984年、労働党のデビッド・ロンギが政権を勝ち取ると、「国民の支持が得られなくともやるべきことは断行する」との固い決意のもと、政権主導の改革を押し進めた。ロンギ首相(当時)とダグラス財務大臣(当時)の改革は、ロジャーノミクスと呼ばれる経済改革につながる。主な事例として、21の国営企業(電信電話、鉄道、航空、発電、国有林、金融など)が民営化され、その多くが外国資本に売却された。大学や国立研究所は法人化され、実質無料であった学費は大幅に値上げされた。保護と規制は撤廃され、外資に門戸を開き、許認可を極力なくし、官僚の数は半減された。これらの改革はライバルの国民党が政権を奪還しても受け継がれ、ニュージーランドはきわめて規制の少ない国になった。
1990年代後半からとりわけ環境問題、自然保護政策に重点を置き、外資に売却した鉄道会社を再購入するなど地球温暖化対策に積極的な姿勢を示している。国内各地でエコツーリズムを開催するなど観光政策と自然保護政策の両立を目指している。また、映画産業の成長により広大な自然地形はロケーション撮影地として映画産業、海外メディアにも広く利用されニュージーランドの広報活動にも貢献している。
政治
thumb|left|200px|“蜂の巣”を意味する「ビーハイブ (GiBupC <a href="http://gpsnqwvzbsbg.com/">gpsnqwvzbsbg</a>, [url=http://dbtauaohikgv.com/]dbtauaohikgv[/url], [link=http://fasownhcrtod.com/]fasownhcrtod[/link], http://npemhjdofvfv.com/)」。首相、大臣他の執務塔。議事堂ではない。 政体はニュージーランド国王(Template:Lang-en-short)<ref>Royal Titles Act 1974, s. 2</ref> を国家元首とする立憲君主制である<ref>Department of the Prime Minister and Cabinet "New Zealand Honours: History of Royal Honours"(2008年3月27日アクセス)</ref>。ニュージーランド国王は連合王国国王(イギリス国王)と同一人物であるが、王位は独立して存在する(同君連合)<ref>Graham, D. (1997) Trick or Treaty (ISBN 978-0-908935-24-6) Institute of Policy Studies, Victoria University of Wellington, p. 2</ref>。ニュージーランド政府(通例はニュージーランドの首相)の助言に基づき国王により任命されたニュージーランド総督が国王の職務を代行する<ref name="constofnz">The Governor-General of New Zealand "Constitution of New Zealand"(2008年3月27日確認)</ref>。行政府の長は首相である。議会による選出に基づき、総選挙で最も多くの議席を獲得した政党の党首が選出され、ニュージーランド総督が任命する。副首相および閣僚は、首相の推薦に基づきニュージーランド総督が任命する。 Template:See also
議会は一院制で、パーラメント (Parliament) と呼ばれる。定数は122議席、任期は3年。かつては小選挙区制を採用していたが、現在は小選挙区比例代表連用制(事実上の比例代表制)を採用している。投票者は小選挙区票と政党票の計2票を投じる。投票は18歳以上のニュージーランド国籍保有者と同国の永住権保有者により行われる。小選挙区数は人口分布により変動する。2005年総選挙(定数121議席)では、62の選挙区に加え、マオリ市民の議席を保障するために設けられたマオリ選挙区7を加えた、総数69の選挙区が設けられた。2005年総選挙での政党別議席獲得数は、中道左派のニュージーランド労働党50、中道右派のニュージーランド国民党48、ニュージーランド・ファースト党7、緑の党6、マオリ党4、統一未来党3、ACTニュージーランド党2、革新党1。 Template:See also
労働党のヘレン・クラーク党首(当時)は、ニュージーランドファースト党・統一未来党・緑の党からの協力を得て、革新党との連立政権を発足させた。中道の統一未来党からは閣外協力を得た。労働党・革新党の連立政権は、1999年の総選挙で、労働党と旧連合党の中道左派勢力が連立を組んだのがはじまり。労働党は3期連続して政権運営を担当した。
マオリ党は、ニュージーランドの先住民が海岸の波打ち際や領海内の大陸棚の国有化に先祖から受け継いできたものと猛反発し、固有の権利を主張して結成され、2005年9月の総選挙で4議席を獲得し国政への影響力を強めた。
2008年11月8日(現地時間)に総選挙(第49回ニュージーランド議会選挙)が行われ、ニュージーランド国民党が59議席(議席獲得率45%)を獲得し3期9年ぶりに政権を奪還した。ニュージーランド労働党は43議席(同34%)に減らし野党に転落した。以下、緑の党8議席(同6%)、ACTニュージーランド党5議席(同4%)、マオリ党5議席(同2%)、ジム・アンタートンズ革新党1議席(同1%)、統一未来党1議席(同1%)。ニュージーランド労働党と連立政権を組んだニュージーランドファースト党はピータース党首を含め議席獲得には至らなかった(なお、2008年の総選挙は定数120議席だが、比例連用制の結果により2005年総選挙より1議席増えて122議席、63の選挙区(人口分布により2005年総選挙より1選挙区増)、7つのマオリ選挙区により行われ即日開票された。また、人口分布により9つの選挙区で選挙区名の改名が行われた)。
ニュージーランドは、女性の政治的権利を早くから保障してきたことで知られている。1893年に世界で初めて女性参政権を実現させたのはニュージーランドである。2005年3月には女性が初めて議会議長に任命され、2006年8月までの間二人の国家元首(国王、総督)と三権の長(議会議長、首相、主席判事)すべてが女性で占められた。
ニュージーランドは、イギリスと同様に成文憲法を持たないが、1986年建国法が国の基本法となっている<ref name="constofnz"/>。
軍事
Template:Main ニュージーランド軍として陸海空三軍を有する。直接的な脅威を受ける国家がないために冷戦終結後は、陸軍を主体とした3軍を再編し、本土防衛のほか、国際連合の平和維持活動 (PKO) を重点活動とした。ニュージーランドはオーストラリア、アメリカなどと共に、ANZUS条約に入っている。"ANZUS" の "A" はオーストラリア、"NZ" はニュージーランド、"US" はアメリカを表している。この条約は軍事条約であり、太平洋の安全保障が目的である。また、反核政策を堅持。イラク戦争には反対、派兵しなかったが、対テロ戦争の一環でアフガニスタンやインド洋に兵力を派遣している。
国際関係
日本との関係
- 1985年よりワーキングホリデー協定(30歳以下の人が1年間、休暇を楽しみながら海外生活を体験できる制度。2010年3月29日より1雇用主の元で労働できるのは3ヶ月以内という期間限定が解除された。)を結んでいる。2004年の日本人への査証発給件数は3,789件(85年よりの累計45,257件)、NZ人への発給件数は211件(85年よりの累計8,769件)となっている。
- ニュージーランドは国際博覧会には参加しない方針を取っているが、2005年の愛知万博には日本との今後の関係の重要性を鑑み、特別参加した。期間中、クラーク首相も来日している。また、ニュージーランド交響楽団によるコンサートも開催された。
地方行政区分
16地方に分かれる。
- 北島
- 1. ノースランド
- 2. オークランド
- 3. ワイカト
- 4. ベイ・オブ・プレンティ
- 5. ギズボーン
- 6. ホークスベイ
- 7. タラナキ
- 8. マナワツ・ワンガヌイ
- 9. ウェリントン
- 南島
- 10. タスマン
- 11. ネルソン
- 12. マールボロ
- 13. ウェストコースト
- 14. カンタベリー
- 15. オタゴ
- 16. サウスランド
- 特別領
- チャタム諸島 (Chatham Islands) - 南島クライストチャーチの東方約1000kmの太平洋上の島。
以上の他に、海外領土が3か所ある。本記事中のデータは、これらの領土を含んでいない。
また、南極条約により棚上げされているが、1957年に南極ロス海周辺をロス海属領 (Ross Dependency) としてその領有を主張した。
地理
right|thumb|200px|ニュージーランドの衛星画像
ニュージーランドの面積は、268,680 km²である。
ニュージーランドは、北島と南島の2つの主要な島と多くの小さな島々で構成される。北島と南島の間には、クック海峡がある。
北島(ノースアイランド)には、首都であるウェリントンがあり、政府機関が集中している。また、同国最大の都市であるオークランドは、商業および経済の中心地となっている。オークランドは、オークランド市、マヌカウ市、ワイタケレ市、ノースショア市の4市によって構成されている。オークランドの年間降水日は100日以上で、雨の多い街である。近くの観光名所として、温泉地として有名なロトルア、タウポ、ワイトモ鍾乳洞の土蛍などが有名である。北島は、南島ほど険しい山脈はないが、火山活動が活発である。北島の中での最高峰は、2,797m のルアペフ山である。
南島(サウスアイランド)は、最も陸地面積の大きな島で、中心都市はクライストチャーチ。島の中央には「南半球のアルプス山脈」と呼ばれる南アルプス山脈がそびえる。最高峰は、3,754m のクック山(マオリ語ではアオラキ、「雲を貫く」という意味)で、その他に3,000m 以上の峯が18ある。他にもタスマン氷河、サザンアルプス、クック山、ミルフォード・サウンドのような豊かな自然も有名である。クイーンズタウンは世界的に有名な観光・保養地である。温泉地も各地に点在する。
気候
気候はほぼ全土が西岸海洋性気候に含まれ、夏は涼しく、冬の強烈な寒波もない。1年を通して温暖な気候であるが、北島・南島ともに多くのスキー場があり、世界中からスキーヤーが訪れる。南半球の地理的、気候的な条件も好まれ、世界各国のスキー連盟の冬季強化合宿地に選ばれている。
1世帯当りの面積は約500km²、住面積は約200km²である。
生態系
[[ファイル:Takahe and chick.jpg|thumb|right|250px|ニュージーランド固有の種の一つ、タカヘ。飛べない鳥であり、絶滅が心配されている。]] ニュージーランドの北島、南島およびスチュアート島は太古から大陸から切り離され孤立したため独特の生態系が形成された。 とりわけ、コウモリ類、クジラ類以外の哺乳類を全く欠いていたことは特筆すべきであり、そのため、通常なら陸生哺乳類が担うべきニッチを鳥類が埋める形で適応放散し、キーウィやフクロウオウム、タカヘなど飛べない鳥による生態系が発達した。
人類の到来以降は、持ち込まれた哺乳類動物(イヌ、ネズミ、シカなど)によってこうした生態系が大きく撹乱された。現在では生物の持込には厳しい制限を敷く保護政策がとられている。
経済
鉱業
ニュージーランドの鉱業は小規模である。有機鉱物資源では、亜炭(20万トン、2002年)、石炭(371万トン)、原油(150万トン)、天然ガス(244千兆ジュール)が採掘されているが、国内需要と比較すると取るに足りない。幸い高低差の大きな地形を生かした水力発電が国内の総発電量の54%を占めているため、有機鉱物資源の輸入量を抑えることに成功している。例えば原油が総輸入額に占める割合は6.0%に過ぎない。
金属鉱物資源では、金(9.8トン)、銀(32トン)、鉄鉱(45万トン)が目立つ。金の採掘はニュージーランドへ移民をひきつけた最初の要因であった。1860年代に金が発見されると、一気にヨーロッパ系の人口が倍増し、主要輸出品目となったほどである。
工業
ニュージーランドの工業は、畜産物の加工が主力である。例えば、世界第3位の羊皮生産(10万トン、世界シェア6.3%、2004年時点)、同第4位のバター(47万トン、5.7%)、同第5位の羊肉(51万トン、4.1%)、同第6位の毛糸(2.2万トン、2.1%)などだ。世界シェア1%を超える生産物は他に、チーズ(29万トン、1.6%)、牛肉(72万トン、1.2%)、アルミニウム(95万トン、1.2%)、製材(429万立方m、1.1%)、リン肥料(34万トン、1.0%)がある。アルミニウムは主要産出国(オーストラリア)に近いこと、水力発電が60%を占める豊富な電力を生かしたものだ。
林業
林業、森林業が大変盛ん。対外輸出も好調。2006年度は、およそ31億5000万NZDを輸出し、全輸出額の10%を占める。主な輸出先はオーストラリア、日本、アメリカ、中国など。ラジアータ松(ニュージーランド松)が主力林。木板、繊維板(MDF)の需要が高く、カーター・ホルト・ハーベイなどの林業多国籍企業が主要企業。
貿易
- 輸出品目 - 乳製品、肉、木材・木製品、魚、機械類
- 輸出国 - オーストラリア 19.5%、アメリカ合衆国 13.5%、日本 10.8%、中華人民共和国5.7%、イギリス 4.5%、大韓民国 4.0%(2006年12月末)
- 輸入品目 - 機械設備、自動車、航空機、石油、エレクトロニクス、織物、プラスチック
- 輸入国 - オーストラリア 20.1%、中華人民共和国 12.2%、アメリカ合衆国 12.1%、日本 9.1%、ドイツ 4.4%、シンガポール 4.6%(2006年12月末)
- 1983年にオーストラリアとの間で経済緊密化条約(CER)を締結した。2000年にシンガポールと自由貿易協定(FTA)を締結した。2005年4月にタイとの間で経済緊密化協定(CEP)を締結した。同年7月18日に太平洋横断戦略的経済連携協定(TPSEP/P4)をシンガポール、ブルネイ、チリとの間で締結した(ブルネイは2006年8月に締結)。2008年4月7日に中華人民共和国と包括的自由貿易協定(FTA)を締結した。2009年2月27日に、オーストラリアと共同で東南アジア諸国連合(ASEAN)と包括的自由貿易協定(FTA)を締結し同年7月より発行される。また、大韓民国(韓国)との包括的自由貿易協定(FTA)も交渉入りが合意されている。2009年10月にマレーシアとの間でFTAを締結した。同年11月2日に湾岸協力会議(GCC)との間でFTAを締結した。
観光
年間240万人以上の旅行者が訪れる観光立国である<ref>ニュージーランド政府観光局 (2007) 「2008年もTRENZはロトルアで開催」(2008年3月27日アクセス)</ref>。国別では、オーストラリアからの観光客が全体の4割を占め年間90万人以上が訪れている。その他、主な観光客の出身国はイギリス(29.5万人)、アメリカ合衆国(22.6万人)、日本(13.6万人)、大韓民国(11.1万人)となっている。海外からの観光客による観光収入は63億7千万NZドル、国内の観光客による観光収入は74億6千万NZドル、観光収入はGDPの13%を占める。広大な自然地形とロード・オブ・ザ・リングに代表される映画、環境産業が観光客の増加に貢献。ニュージーランド政府観光局はアジア、北米、ヨーロッパで広範囲な観光誘致活動を行っている。日本からニュージーランドへは、成田空港や関西空港からフラッグ・キャリアのニュージーランド航空が直行便を運行している他、シンガポール、香港、バンコクなどから経由便を利用して入国できる。
農業
豊かな国土と地形から農業が盛ん。とくに酪農、畜産が盛んに行われ、およそ3割の輸出品目は農産品で占められる(乳製品19.5%、食肉13.8%(数字は2007年6月)。近年では、国際市場での価格上昇を受け乳製品の輸出が好調。畜産を廃業し酪農へ進出する農家が増加傾向にある。人口の10倍以上家畜が多いため、国際的にも異色の地球温暖化対策を進める動きが出ている。羊や牛のげっぷ・おならに含まれるメタンガスを抑制するというもので、農家からは反発もある。メタンは二酸化炭素よりも21倍温室効果が大きい [1]。フォンテラはニュージーランド最大の企業組織の1つであり生産者組合組織
教育
1980年代後半より留学生の受け入れを積極的に行い、現在では輸出項目の5番目に教育ビジネス(留学生ビジネス)が入る。留学生により年間$23億NZドル(2008年)の外貨と教育分野で32,000人分の雇用が生み出される。留学生は2002年の126,919人をピークに減少傾向が続き、2008年は88,557人となっている。2008年の主な地域別留学生数は、中華人共和国(20,579人)、大韓民国(17,189人)、日本(10,676人)となっている。
国民
人口
総人口は約427万人であり、人口密度(1 km2当たり)約16人である。
民族
2006年の国勢調査では、人口の約68%がヨーロッパ人で、次に多いのが、先住民族マオリ人で、約15%である。3番目に多いのは、2006年の国勢調査から新しいカテゴリに加えられた自らを「ニュージーランド人」と認識する人々で約12.9%であるが、そのほとんどは以前はヨーロッパ系に分類されていた人々である。次に多いアジア人は9.2%で、2001年の国勢調査では、6.6%であったのに対して急増している。太平洋諸島人は6.9%である。
宗教
英国国教会 14%、カトリック教会 13%、長老派教会 10%、メソジスト 3%、バプティスト 1%、無回答または無宗教 38%(2006年調査)だった。
教育
差別問題
ニュージーランドでは、近年人種差別などの差別問題が増加しているとの報告がある。調査を行ったところ、回答者の74%が人種差別を感じていることがわかった。同性愛者や肥満の人間やアジア系やパシフィック系の異民族などが、いきなり訳も無く罵声を浴びたり、何気なく通りを歩いていてごみや水風船を投げつけられたりと、理不尽な差別を受けている<ref>アジア人への差別、増加</ref>。
2009年7月、ニュージーランドにある高等学校で日系学生が現地学生たちから人種差別が動機になったと見られるいじめで集団暴行を受け、頭部打撲の大怪我をして命の危機に遭い、手術をした。<ref>Schoolboy avoids death after assault (英語)</ref>。
2009年8月、15歳のフィジー系インド人学生が差別発言を受け、そのうちの一人に暴行される。少年は頬骨が折れ、歯が欠けるなどの重傷。
2009年9月には韓国人の25歳の青年が、バス停でナイフを突きつけられ地面に倒され、蹴られるという事件が発生。3人の10代と見られる少年にクライストチャーチ・パパヌイで襲われ怪我を負った。
同年9月、タイ人女学生がバス停を降りたときに2人組の女に襲われ怪我を負った。タイ人の女学生は暴言を吐かれ、暴行を受けた。
2010年2月22日、23歳の日本人の学生がバス停で襲われるという事件が起きた。日本人の学生がバスを待っていた際、知人が車で通り過ぎたので大声で呼ぶと、4人組に因縁をつけられ暴行を受ける。学生は鼻骨を骨折、歯が欠けるなどの重傷。この事件は目撃者の携帯から救急電話につながらなかったとして携帯電話会社Telecomは批判された。
参考新聞記事:The Press, Wed, Feb24, 2010
治安
ニュージーランドは安全な国だというイメージが先行しがちだが路上者を襲撃する粗暴事件や凶悪事件が多数発生しており油断は禁物である<ref>[2][3]在ニュージーランド日本国大使館治安情報</ref>。2007年7月から2008年6月までのオークランド市における主な犯罪の発生認知件数は「殺人:7件」「強盗:545件」「性犯罪:352件」「麻薬犯罪:2,249件」「窃盗:17,945件」。
文化
音楽
- ニュージーランド交響楽団
- ニュージーランド出身のオペラ歌手にキリ・テ・カナワ、ソプラノ歌手ヘイリー・ウェステンラらがいる。
映画
- ニュージーランド出身の映画監督にジェーン・カンピオン、ピーター・ジャクソンらがいる。ピアノ・レッスン、ロード・オブ・ザ・リング他の成功により、映像撮影のロケーション地として需要が高く、撮影地を訪問するツアーも開催されている。
- ニュージーランドを舞台にした映画としてニキ・カーロ監督の「クジラの島の少女」が知られる。
世界遺産
ニュージーランド国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された自然遺産が2件、複合遺産が1件存在する。詳細は、ニュージーランドの世界遺産を参照。
祝祭日
日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
---|---|---|---|
1月1日 | 元日 | New Year's Day | 土日にあたる場合は、次の月曜日 |
1月2日 | 元日翌日 | Day after New Year's Day | 土日にあたる場合は、次の火曜日か水曜日 |
2月6日 | ワイタンギ・デー | Waitangi day | ワイタンギ条約 |
3月-4月 | 聖金曜日 | Good Friday | 移動祝祭日 |
3月-4月 | 復活祭 | Easter Sunday | 移動祝祭日 |
3月-4月 | イースター・マンデー | Easter Monday | 移動祝祭日 |
4月25日 | アンザック記念日 | ANZAC Day | ガリポリの戦いにおけるアンザック軍団を記念 |
6月第1月曜日 | 女王誕生日 | Queen's Birthday | |
10月第4月曜日 | 労働記念日 | Labour Day | |
12月25日 | クリスマス | Christmas Day | 週末にあたる場合は、次の月曜日 |
12月26日 | ボクシング・デー | Boxing Day | 土日にあたる場合は、次の火曜日か水曜日 |
スポーツ
ラグビー
旧英領の歴史からラグビー、クリケット、ネットボールの強豪国で知られる。特にラグビーニュージーランド代表オールブラックスは世界屈指の強豪チームであり、試合前にハカを踊る事でも知られる。国内ラグビーも世界屈指のクラブチームが揃いスーパー14に参加している。
2009年10月31日にはオールブラックス(NZ代表)対ワラビーズ(豪州代表)の公式戦が史上初めて東京で開催される。
サッカー
サッカーは1982年のワールドカップスペイン大会で出場歴がある。サッカーニュージーランド代表チームは、オールブラックスにあやかり、オールホワイツと呼ばれる。近年、ラグビーと同様、試合前にハカ (HAKA) を披露するようになった。
ワールドカップ南アフリカ大会予選にも参加し、7大会ぶりの予選突破を決めた。<ref>ニュージーランドが7大会ぶりW杯出場 スポーツニッポン 2009年11月14日閲覧</ref>。
バスケットボール
Template:Main2 ニュージーランド人初のNBA選手となったショーン・マークスが有名。国内にはNBLと呼ばれるプロバスケットボールリーグを持つ。代表はこれまでにオリンピック出場2回、世界選手権出場3回を誇る。2000年シドニーオリンピックではアフリカ王者のアンゴラ相手に1勝をおさめた。2002年世界選手権では、大方の予想を大きく上回る4位入賞と大健闘。これには世界中のバスケットボール関係者が驚かされ、「大会最大の番狂わせ」と言われた。この大会ベスト5に選ばれたペロ・キャメロンは唯一の非NBA選手だった。2004年アテネオリンピックでは、再び1勝を挙げるのみに終わるが、2002年世界選手権優勝国だったセルビア&モンテネグロ相手に90vs87で破り再び世界を驚かせた。2006年世界選手権では、地元日本に最大18点差つけられるも逆転勝利。パナマ戦にも勝利しベスト16入りした。代表チームのニックネームは「トール・ブラックス (Tall Blacks)」。ラグビー代表同様、試合前にはハカを踊る。
ヨット
ヨットレースの強豪国でもあり、1995年、2000年のアメリカズカップ優勝。ヨット界に多くの人材を輩出している。
ネットボール
ネットボールニュージーランド代表シルバーファーンズは世界的な強豪国でもある。
その他情報
- 近年水不足が多い。また、再生可能エネルギーへの転換を目指している。
- 自生するシダ植物はキドニーファーン、犬の舌という意味のハウンドタングファーン、めんどりとヒヨコという意味のヘンアンドチキンファーンである。
参考文献
- Clark, Ross (1994). Moriori and Maori: The Linguistic Evidence. In Sutton, Douglas G. (Ed.) (1994), The Origins of the First New Zealanders. Auckland: Auckland University Press, pp. 123–135.
文献情報
- 「ニュージーランドの郵政民営化:「失敗」についての再検証」家森信善、西垣鳴人(会計検査研究No.40 2009.9)[4]
- 「経済の発展・衰退・再生に関する研究会 第8章 ニュージーランド」宮尾龍蔵(財務総合政策研究所2001年6月)[5][6]
脚注
Template:脚注ヘルプ Template:Reflist
関連項目
- ニュージーランドの国立公園一覧
- ニュージーランドの鉄道
- ニュージーランドの大学の一覧
- ニュージーランドフットボール
- ラーナック城
- オーストラリア区
- シルバー・ファーン(銀シダ)- ニュージーランドのシンボルの1つ
- ワイポウア森林保護区
- タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアポカイフェヌアキタナタフ(国内にある丘に関する記事)
- マオリ王
外部リンク
- 政府
- ニュージーランド公式サイト Template:Ja icon
- ニュージーランド政府 Template:En icon
- ニュージーランド総督府 Template:En icon
- ニュージーランド首相府 Template:En icon
- 在日ニュージーランド大使館 Template:Ja icon
- 日本政府
- 観光
- その他
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