コンシューマーゲーム

出典: Wikipedio


Template:出典の明記 コンシューマーゲーム(英:console game)とは「家庭・個人向けに作られた」専用ゲーム機ゲームソフトでプレイするコンピュータゲームを指す業界用語和製英語である。テレビゲーム携帯型ゲームが含まれる。

“consumer”の本来の意味は「消費者」であるが、アーケードゲーム業務用向け)との区別として使われている。 アーケードゲーム(Arcade Game)が「AC」と略されることに対し、コンシューマーゲームは一般に「CS」と略される。

ファミリーコンピュータの普及以降、一般的に広く知られる用語になった。

目次

略歴

1970年代後期に登場したテレビゲームゲームソフトハードウェアに内蔵した機種しかなく、一つの機種では内蔵されたゲームしか出来なかった。しかし本体とゲームソフトを物理的に分離し、ゲームソフトをロムカセットで供給する事で一つの機種でもロムカセットを交換すれば全く違うゲームをプレイすることの出来るゲーム機が登場した。これが大ヒットしたことによりゲームソフトの販売市場が形成され、ゲーム機は爆発的に普及することとなった。

パソコンゲームはコンシューマーゲームに含まれない。これは前述の通り家庭・個人用のテレビゲーム専用コンピュータ上で動作するゲームソフトがコンシューマーゲームと言うジャンルに属するのに対して、パソコンゲームはパーソナルコンピュータ上で動作するゲームアプリケーションという違いがあるため一般的に別のコンテンツとして扱われている。

近年ではドリームキャストにインターネット機能が付いていた事を始め、ゲーム機は次第に画像ソフト再生などの機能も標準で搭載するようになっていく(例:プレイステーション2Xbox 360DVD-Video再生機能、プレイステーション3Wiiデジタルカメラ画像表示機能など)。ハードディスク搭載DVDレコーダーとしての機能を持つPSXの様に、家電製品の色彩を帯びた製品も珍しくなくなった。今後、パソコンゲームとコンシューマーゲームの区別は曖昧になっていく傾向にある。

電化製品として

家庭用ゲーム機とも呼ばれるこれらの製品だが、広義の家電製品でもある。ゲームを含む家電製品のカテゴリーとして、娯楽家電(情報娯楽家電ないしデジタル家庭電化製品とも)という分野がある。

なお電気(→電力)を消費して娯楽を提供する装置で家庭内にあるため電気保安上の制約として電気用品安全法の適用対象であるが、2006年4月よりPSEマークの無い物は発売できない規制が段階を追って発効される。これらゲームの多くでは主にACアダプターを利用しているため、このアダプターを交換すれば本体は規制対象外となるが一部のゲーム機は電源装置を内蔵する事から古い製品の販売が禁止される事につながるため旧来機種の愛好者らが危機感を強めている。同法改悪では事前の周知徹底が不十分であるという議論も起こっており、今後の展開が注目されている(→再使用PSE法)。

主な家庭用ゲーム機(日本国内)

2009年現在、市場で流通する主なゲーム機。過去に流通していたゲーム機はゲーム機一覧の項目を参照。

テレビゲーム機(据え置き型ゲーム機)

狭義における正に「家庭用」ゲーム機であり一台で複数人数遊ぶ、一人で遊ぶゲームであっても兄弟などで別々のセーブができるよう工夫されている、バラエティーやパーティグッズとしてのゲームで使える、携帯型ゲーム機より大型にできる為比較的高性能にできるなどが挙げられる。

携帯型ゲーム機

元来ゲームを「携帯する」という意図の元に市場を開拓していったが近年ではむしろ「1人向けゲーム機」、つまり家族などで共有するというよりは個人ごとに所有するゲーム機という方向で市場が広がっている。通信機能などは特にこの流れを加速させた。

ソフトの供給媒体

日本国内で見る主なゲームソフトの供給媒体と対応ゲーム機としては

などがある。

関連項目

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