クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦

出典: Wikipedio


クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』(クレヨンしんちゃん あらしをよぶ アッパレ せんごくだいかっせん)は、2002年4月20日に劇場公開された日本のアニメーション時代劇。『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ第10作目(映画化10周年記念作品)。上映時間95分。興行収入は約13億円。キャッチコピーは『歴史を変えるおバカ参上!』。 Template:ネタバレ

目次

あらすじ

ある夜、野原一家は全員そろって時代劇に出てくるような格好をした綺麗な"おねいさん"の夢を見る。次の日、野原しんのすけが幼稚園から帰ると、犬のシロが庭を掘り返していた。その穴から見つけた文箱の中には、「おらてんしょうにねんにいる」と読める汚い字とぶりぶりざえもんの絵が描かれた手紙が。埋めた覚えはないのにと訝しがるしんのすけだが、「おひめさまはちょーびじん」という一文を見て朝の夢を思い出し、"おねいさん"に思いを馳せながら目を閉じる。

目を開けたとき、しんのすけは夢で見た泉の畔に立っていた。訳もわからず歩いているうちに、軍勢同士の合戦に遭遇してしまう。最初は時代劇の撮影だと思い込むしんのすけだが、偶然から一人の侍の命を救う。井尻又兵衛由俊(いじり またべえ よしとし)というその侍は、命を救ってくれた恩からしんのすけを自分たちの城、春日城に案内してくれるという。そこには、しんのすけが夢で見た"おねいさん"こと廉姫(れんひめ)がいた。

又兵衛と廉姫が想いを寄せ合っていることを察したしんのすけは2人の仲を取り持とうとするが、二人は身分の違いからお互いの想いを打ち明けられずにいた。

一方、しんのすけの父ひろしと母みさえは行方不明になったしんのすけの安否を気遣っていた。警察の捜索も手がかりがなく行き詰まっている中、ひろしはしんのすけの残した手紙が気になり、図書館で史料を調べる。そこには「天正2年に戦で野原信之介とその一族が奮戦」との記録があった。ひろしはしんのすけが戦国時代タイムスリップしたと確信し、「きっとオレ達も過去に行くことになる」と悟った。反対するみさえを説得し、家族と共に車に乗り込んだひろしだが、過去に行く方法すら解らない。思いつきからシロが掘った穴の上に車を進めてみる。

その頃しんのすけは、廉姫に初めに来た場所に手紙を埋めてはどうかと提案され、泉の前に文箱を埋めていた。そこに突如ひろしたちを乗せた車が現れ、しんのすけは家族との再会を果たす。急いで現代へ戻ろうとするひろしたちだが、いくら念じても戻ることができない。一家はしばらく春日城に滞在することになってしまう。

春日城の城主・春日康綱(かすが やすつな)は、ひろし達に未来にはどの大国もみな滅び去ってしまうことを聞き、政略結婚によって今日の安寧を得ても無意味と考え、廉姫に婚姻を迫る隣国の大大名・大蔵井高虎(おおくらい たかとら)に婚姻解消の旨を伝える。だが、これを受けた大蔵井は2万の兵を率いて春日城へ攻めてきた。又兵衛らがこれを迎え撃とうと城の守りを固める中、ひろしはこのままでは史実どおり、自分達も戦うことになってしまうと恐れていた。

登場人物

『クレヨンしんちゃん』のレギュラーメンバーについては割愛。クレヨンしんちゃんの登場人物一覧および個別記事を参照。

井尻又兵衛由俊(いじり またべえ よしとし)
春日家に仕える侍。30歳。いつも空を眺めるのが好きで、青地に雲を模った旗印から「青空侍」と呼ばれている。戦いに滅法強く、敵方からは「鬼の井尻」と呼ばれ恐れられている一方、女性には非常に弱い。しんのすけからは「オマタのおじさん」と呼ばれる。合戦の最中、タイムスリップしてきたしんのすけの尻で自分を狙っていた敵の伏兵に気づき、そのお陰で命を救われた。その後しんのすけを城へ連れ帰り、自分の下でしばらくしんのすけを預かることになる。実は廉姫に想いを寄せているが、身分違いからその想いを頑なに抑え込んでいた。両親と兄と弟がいたが、母は病気で死に、父、兄、弟はいずれも戦死したという。
春日廉(かすが れん)
野原一家の夢に出てきた女性。春日家の姫で容貌は大変美しい。幼馴染である又兵衛に好意を寄せている。戦国の世の大名の娘としてのさまざまな覚悟は出来ているが、そうした束縛に盲従するのではなく、可能な限り人間らしく生きようとしている。大蔵井高虎の元に嫁ぐことになっていたが、父康綱が考えを変えたため高虎との婚姻の話は取り消される。戦の真っ只中でも又兵衛を案じて矢面に飛び出す大胆な一面もある。
春日和泉守康綱(かすが いずみのかみ やすつな)
春日家の当主。武蔵国の小国(春日領)を治める。一国の主としての威厳がある一方、逃亡した家来をかばう寛大さ、未来からやって来た野原一家の話を受け入れるといった素直さも兼ね備えている。妻に先立たれ、息子も戦で亡くしているため、娘である廉を特に大切にしている。野原一家の話を信じ、戦国の世も一時のものと悟り、強国大蔵井家との政略結婚を取り止める。しかし、その決断は大蔵井に腹いせと領土拡大の口実を与えることにもなってしまった。
仁右衛門(にえもん)
井尻家の足軽頭で、又兵衛の父親の代から仕えている。又兵衛を補佐し、戦場では共に戦う。又兵衛の屋敷に夫婦で住み、身の回りの世話や武具の手入れなどをしている。子供がいたようだが、合戦で亡くなった。又兵衛の父親と言ってもよい年齢であり、ふだんは妻とともに若い主人に軽口を叩いているが、心から彼の幸福を願っている。ちなみに、又兵衛の事を「若」と呼ぶ。戦場でも陽気に冗談を飛ばしたり、野原一家が持参したビールをほとんど飲み尽くしたりとひょうきんな一面もある。
犬居兵庫助頼久(いぬい ひょうごのすけ よりひさ)
春日家の家老。主君に忠実で、非常に落ち着いた性格の人物である。
榊隼人佐晶忠(さかき はやとのすけ あきただ)
春日家家老。劇中序盤、隣国との合戦に指揮官として出陣する(ただし、前線の指揮はほぼ全て又兵衛が行っている)。終盤、大蔵井家の大軍が春日城に押し寄せてきたとき、戦いを前に出奔した。
堀川新八郎忠継(ほりかわ しんぱちろう ただつぐ)
春日家家老。みさえの作ったカレーを食べて、辛いと言っていた。実直な性格で隼人が去った時には怒りを露わにしていた。
彦蔵(ひこぞう)
元大蔵井家の足軽。大蔵井家を離れてからは、野伏せりとなって仲間と共に略奪行為などを行っていた。しんのすけや廉姫が泉の畔に文箱を埋めに来た際に儀助やその仲間達とともに金目のものを奪おうと廉や彼女を助けようとしたしんのすけたちを襲うも、駆けつけた又兵衛によって倒されてしまう。その後、又兵衛の強さと懐の深さに感激した彦蔵は、儀助とともに又兵衛の家来となり、大蔵井家の大軍と戦うことになる。顔に大きな傷があり、長い太刀を持っているのが特徴。
儀助(ぎすけ)
彦蔵の仲間の野伏せり。彦蔵達と共に廉やしんのすけを襲った際に又兵衛に倒され、その後彦蔵と共に又兵衛の家来となる。身体が大きく力も強いため、大きな金棒を武器に戦う。
吉乃(よしの)
廉に仕える上臈の老女。わりと子供好き。武家の婦人として、また主家の姫の上臈として礼儀には厳しいが、廉のことを理解していないわけではなく、むしろ愛情を持って仕えている。
お里(おさと)
仁右衛門の妻。戦で息子を亡くしている。勝気な性格で、夫を尻に敷くときも。
大蔵井高虎(おおくらい たかとら)
廉姫の婚約者だった大名。春日和泉守康綱が廉との婚約を取り消したため、「小国に馬鹿にされた」と怒り、春日領へ攻め込む。ただしそれは勢力を拡大するための戦争の口実でもあり、単なる悪役ではなく、権謀に長け、戦国の世で力を伸ばして行くタイプの人物として描かれている。
佐久間権兵衛(さくま ごんべえ)
春日城に一番乗りした大蔵井家の武士。しかしすぐに又兵衛にやられてしまう。
真柄太郎左衛門直高(まがら たろうざえもん なおたか)
大蔵井家馬廻衆。大蔵井高虎の槍持ちであり、いざという時には彼を守る武勇の士である。本陣に斬り込んで来た又兵衛と互角に戦った。なお、彼の持つ武器は長巻と呼ばれるもので、薙刀に似ているが違うものである。敵方ではあれど勇敢に戦った又兵衛やしんのすけにも敬意を表する律儀な一面もある。
かずま
しんのすけが戦国時代で出会った、風間にそっくりな少年。風間と違って自信のない性格かと思われたが、彦蔵達に襲われた時に突如風間のように饒舌になり、必死に逃げ口上を述べていた。しんのすけ曰く「風間くんのご先祖様」。
ネネ
しんのすけが戦国時代で出会った、ネネにそっくりな少女。名前はネネと同じ。ネネとは異なり大人しくウサギが苦手かと思われたが、彦蔵達に襲われた時に突如ブチ切れて儀助の脛を蹴った上に「ウサギがあったら殴りたい」と零し、ネネに似た一面を見せた。
おおまさ
しんのすけが戦国時代で出会った、マサオにそっくりな少年。初めは威張り屋でグループの中のリーダー格かと思われたが、彦蔵達に襲われた時にマサオに似た臆病で泣き虫な一面を見せた。しんのすけ曰く「マサオくんのご先祖様」。
ぼーしち
しんのすけが戦国時代で出会った、ボーちゃんにそっくりな少年。性格までボーちゃんにそっくりで、しんのすけとノリが合う。

制作・エピソード

Template:出典の明記 アニメーション映画ではあるものの、制作に際しては文献調査や時代考証に特に力が入れられており、戦国時代の風景や生活が、丁寧で詳細な描写されている。特に、合戦の場面では、

  • 竹の束で作られた矢弾防ぎのが、遠距離からの鉄砲の弾ははじき返すが、近距離から撃たれると貫通してしまう
  • 火縄銃を乱射するのではなく、鉄砲隊として班列をなして合図とともに射撃し、新たな弾を打つ準備をする間は護衛の弓衆が護る
  • 投石による攻撃
  • 騎馬隊の奇襲を防ぐための槍衾としての槍の使用、槍による合戦(突くのではなく、長い槍で相手を叩く)
  • 兵のランクによる、武器の所持の違い
  • 開戦や停戦の合図がはっきり描写されており、停戦後は至近距離に敵がいても攻撃しない
  • 焙烙火矢(ほうろくびや)の使用
  • 車井楼(くるませいろう)の使用
  • 香車駒形指物に使用

といった綿密な描写がなされている。戦場での白兵戦も、単なるチャンバラではなく、総合的な組討術の所作が考証されている。これについて作家の鈴木輝一郎は「戦国時代の合戦シーンとして、動画の映像資料として最も正確なもの」と述べている<ref>鈴木輝一郎「時代小説が書きたい」(河出書房新社、2004年)</ref>。

このような様々な歴史事実に基づいた描写に加えて、話の主軸になる姫と侍の恋物語が矛盾なく合っており、恒常的な戦乱に加え、整った医療も豊かな食糧もなく、家族の誰かを不慮の死で失うことは当たり前な時代の、それゆえ自らの生と死に積極的に意味を与えながら暮らす人々と、日々の生活と安全が保証された現代の家族が出会い、互いに影響を与え合うという骨太な主題性が描かれており、アニメとしては異色な本格的時代劇としての色合いが強い(逆に子供向けであるためか流血や人体切断などの描写は一切見られない)。

全編を通してクレヨンしんちゃんならではのギャグ的な要素はあるものの控え目で、作中では(遠まわしではない)明確な「死」が描写されており、合戦場面でも特に子供に配慮した表現の緩和はない。(出血しない、槍を人体に刺す場面がないなどの細部は配慮されているが)そのため全体的に非常にシリアスな雰囲気が漂い、「『クレヨンしんちゃん』らしくない」作品でもある。

特に結末は非常にシビアで、「クレヨンしんちゃんは子供が見るもの」「子供に見せたくないアニメ」と言う常識を破ったことから、前作同様に“大人でも鑑賞に堪え得る作品”とされている。

前述の通り、歴史的事実を非常に忠実に再現した本作ではあるが、作中に登場する春日城については、城の周辺一帯が現在の春日部市ということになっているが、実際の戦国時代にはこの地域に城はなく、現在の春日部市一帯が「春日」と称されていたこともない。歴史的事象としては全くのフィクションである。春日城は本来春日部にあったものではない(実際には長野県伊那市に所在)が、その名前の収まりがよいことからあえて目をつぶって使用したとのこと。

なお、『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』では、突然のタイムスリップは時間軸が歪んだためという設定になっていたが、本編においてはタイムスリップの明確な理由・仕組みは語られていない。またタイムスリップする際も、アニメでは簡単に演出できる場面やエフェクトを全く挟んでいない。また、タイムスリップ前にヒロシが図書館で調べた春日部史には、天正二年での野原家の行動が既に反映されており、タイムスリップ前後でのタイムパラドックスは発生していない。

原が当初プロットにつけていたタイトルは『青空侍』<ref>主要登場人物である井尻又兵衛由俊のあだ名が“青空侍”である。</ref>であった。茂木仁史プロデューサーは「普段はタイトルなんて適当なのに、本作では非常にこだわっていた」と語っている。しかし、興行的に弱いという理由でこのタイトルは不採用となった。文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞による賞金で作られた関係者配布用DVDのパッケージにこのタイトルを入れている。

それまでの劇場版『クレヨンしんちゃん』と違った、ハッピーエンドではない作中最後の描写については、社内でも賛否両論があったという。シンエイ動画社長の楠部三吉郎は「しんちゃんで子供を泣かせてどうする」と苦言を呈している。しかし配給の東宝では非常に評判が良く、「おかげで名作が生まれました」と言われた。原と茂木はこの言葉が非常に心強かったと語っている。

原は「自分がしんちゃんに関わって10作目と区切りもいいし、なんとかネタを絞り出して出来たのが『オトナ帝国の逆襲』と『戦国大合戦』の2作。これ以上続けても同じことの焼き増しにしかならない」と語っており、本作を最後に劇場版の監督を降板している。

テレビCMでは、ひろしが車の上に乗ってボディーブレードで矢をはじき返し突進する場面などがあった(CMに本編とあまり関係がない「ウソ予告」が含まれるのは、本シリーズの定番である)。

なお、本作から、テレビ版に先がけてデジタル彩色制作になった。 Template:ネタバレ終了

キャスト

スタッフ

原画

末吉裕一郎、林静香、大塚正実、松下浩美、尾鷲英俊
加来哲郎、鈴木大司、清水洋、小室田治、星野守
松井理和子、松本朋之、荒川真嗣、松山正彦、和泉絹子
大久保修、湯浅悦子、東出太、重本雅博、篠原真紀子
金子志津江、石井智美、中井理恵子
原勝徳、大森孝敏、間々田益男
京都アニメーション/高橋博行、北之原孝将、荒谷朋恵
アニメーションDo/米田光良
じゃんぐるじむ/鎌田祐輔、針金屋英郎、前田一雪、山口保則、茂木琢次
M.S.C/佐藤雅弘、小山勘助、関口可奈味、石井百合子

主題歌

受賞

本作は文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞を初め数多くの賞を受賞した。これらは、一連の『クレヨンしんちゃん』のシリーズにおいて初めての公式の受賞である。

VHS・DVD

実写映画化・スピンオフ

本作を原案とした時代劇作品『BALLAD 名もなき恋のうた』が、草彅剛新垣結衣武井証ら出演、山崎貴監督で製作され、2009年9月5日に公開<ref>「草彅&ガッキーで「しんちゃん」実写化」,スポーツニッポン,2008年10月7日</ref>し、原作となる『しんちゃん』の方でもそれに連動した企画が行われた。

BALLAD 名もなき恋のうた

Template:See

戦国しんちゃん

実写映画化記念としてアニメ『クレヨンしんちゃん』内で放映されたスピンオフ作品。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』および『BALLAD 名もなき恋のうた』に関連した話が4週連続で放送された。

伝説の軍扇をさがせだゾ

1562年、井尻又兵衛と春日の少年少女時代にカスカベタイムパトロール隊としてタイムスリップしてきたしんのすけ達が活躍するという内容。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』と同じキャストも起用されている。『漫画アクション』18号にコミカライズを掲載。

天下を取るゾ

野原城の殿様であるしんのすけが、城下の遊園地群雄割拠ランドにお忍びで遊びに行くという内容。

  • しんのすけ - 矢島晶子
    野原城の城主。父親はすでに隠居している。お忍びの際は、「遊び人のしんさん」を名乗っている。
  • 風間くん - 真柴摩利
    野原城の家老。
  • ネネちゃん - 林玉緒
  • マサオくん - 一龍斎貞友
  • ボーちゃん - 佐藤智恵
  • 井尻又兵衛由俊
    この作中では十代前半~半ばほどの容姿である。ジェットコースターが苦手で風間と意気投合する。
  • 春日廉
    又兵衛と同様の年齢の容姿でかかれている。姫ゆえの世間知らずな性格からか危険そうなものが大好きで、しんのすけと2人でジェットコースターに乗りたがる。

恋の戦国メモリーだゾ

現代を舞台に、井尻又兵衛由俊と春日廉の生まれ変わりのような2人を中心に描いた内容(そのため、いつも通りの設定のレギュラーメンバーの設定や名称は割愛する)。『BALLAD 名もなき恋のうた』のキャストが登場。途中所々で映画の実写シーンが「夢の内容」としてはさまれる構成がとられた。なお、新垣結衣は『フレフレ少女』の番宣「応援フレフレお尻もフレフレスペシャル!!」の百山桃子役以来の『しんちゃん』への出演となる。

  • 又郎 - 草彅剛
    常に竹刀を手に持っている大学生。最近綺麗なお姫様に仕えている夢を見るようになっていた。近所の店のカレーコロッケが大好きで、初対面のしんのすけや風間にそれを振舞うなど温厚で子供好きの性格だが、弱いものが危機に立たされているのを見た時に又兵衛を髣髴させるような勇ましい一面を見せた。
  • 廉 - 新垣結衣
    夢に出た侍に恋をし、その侍に似た又郎の自宅付近をこっそりストーキングしていた女子大生。引っ込み思案で又郎のこととなるといささか暴走気味になる性格だが、ゴミをポイ捨てした不良を見たときには廉姫を髣髴させるような毅然とした態度を取り、彼らを注意した。

のはらしんのすけ儀塾大学

のはらしんのすけ儀塾大学<ref>のはらしんのすけ儀塾大学</ref>では、「My BALLAD オラたちの歴史スポットじまん」と題し、戦国自慢や歴史自慢を募集した<ref>映画「BALLAD 名もなき恋のうた」 公開記念投稿キャンペーン のはらしんのすけ儀塾大学</ref>。

脚注

Template:脚注ヘルプ <references/>

Template:クレヨンしんちゃんes:Shin Chan el pequeño samurai it:Kureyon Shin-chan: Arashi o yobu: Appare! Sengoku dai kassen

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